クロミちゃん12歳・・・飼い猫です。
クロミちゃんは、お店を営んでいる猫と暮らす会のスタッフさんのところに
ふらふらっとやってきました。
なついていて、甘えてきて非常に可愛い黒猫です。
当然誰かの飼い猫が迷い込んだと考えて、【保護してます】に掲載。
2年前のことです。
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しばらくしてすぐ近所の方がうちの猫だと連絡してきました。
飼い主さんが判明したわけです。
無事に帰宅することができましたが、なんと2~3日で、
今度は首輪をつけてやってきたのです。
そしてそれから、毎日営業時間のほとんどを、
そこのお店で過ごすようになりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/c7/b7676b6999a909ef224cf75d0f4a012d.jpg)
看板猫と思われるほどです。
寒い日も、雨の日もドアの前で待っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/15/09a99ea890fb9bce5d60bd852ebcd326.jpg)
もうこうなると誰の猫かわからないほどで・・・。
彼女も、ちょっと~と眉をひそめながらも、
クロミちゃんをかわいがっていました。
夜は家に帰っているのかなと心配もしていました。
飼い主さんは、自由にふらふらしていることを猫の特性だから
仕方ないと解釈しているようだし、元々野良を保護したから
家によりつかないことも容認してしまっているとのこと。
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そんなクロミちゃんでしたが、約1か月半前から
姿を見せなくなっています。
人づてに自宅に戻っているのか聞いてもらったそうですが
帰ってないとわかったそうです。
きっとどこかで命を落としてしまったのかもしれないとか
事故や悪いものを口にしてしまったかもしれないとか。
12歳だと身体のどこか悪いところがあって、悪化したかもしれないと
悪いことばかり考えてしまいます。
とにかく外にいる猫は、終わりの時が見えません。
生きているのか死んでいるのか、誰かに保護されたのか
何もわからないままです。
残念なのはこの事態になっても、飼い主だと名乗っていた人が
心配して探したりしていないことです。
いなくなっても、帰ってこなくても仕方ない存在だと思われていたことが
切なくてたまりません。
今年の4月から浜松市の条例で、飼い猫は室内のみで飼うことが
言われています。
猫は自由に外で飼うという、古い悪しき風習が早く消えて
飼い主さんの常識が変わっていくことを願います。
性格のいいクロミちゃん
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/80/2d082af20af1fab1af016b7ccbf6c637.jpg)
もしかしてもしかしたら、どなたか連れて帰ってくれたりしてないかなと
淡い期待を抱いてしまいます。
万が一、大平台の杏林堂・治一郎付近で見かけた方がいたら
猫と暮らす会までご一報ください。