そらまめ日記・猫と暮らす会(猫とクラス会)

静岡県浜松市を拠点に、人と猫とが上手に暮らせることを願い
共生をテーマに自分なりの言葉で日々を綴っています

桃花のこと

2016-02-29 08:56:49 | 病気&事故の話し/猫編
きれいな薄縞模様のミケ猫さんがわが家にいます


紙おむつをはいてうずくまっていたそうですから、どなたかが飼っていたと思われる子です
警察にも保健所にも届け出を出し、飼い主さんの現れるのを待っていました
落し物の扱いになりましたので、2週間は待たなければいけません
でも残念ながら探していないようなので
きちんとした手順を踏んで、うちに連れて帰ってきました


痩せ細ってしまった身体
か細い声でときおり泣きます


この子に残されている時間はわずかな気がします


それなら・・・ふかふかのあたたかいお布団、猫さん仕様の部屋で
終わりの時を迎えさせたいと思います





お名前を『桃花(ももか)』ちゃんと名づけました
縁あって会でお預かりしている黒白の猫さんに『菜の花(なのか)』ちゃんと名づけてくれた話しを聞いていました


素敵な名前にあやかって、季節の花の名前をつけました


元気だったころの桃花ちゃんは、きっとたいそう美しい子だったと思います
もちろん今も・・・愛らしい猫さんにかわりはありません


お雛祭りももうすぐです
いっしょにお祝いできたらいいね

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GALAXY ACTION CLUB 様からの寄付

2016-02-29 08:37:12 | 会からのお知らせ
GALAXY ACTION CLUB様より寄付金をいただきました


ヒーローショーなどで地域のみなさんにいろんな思いを伝えています


開催会場でグッズ販売をして、売り上げた金額から猫と暮らす会に寄付金を33,500円いただきました


恵まれない動物のために使ってほしい


グッズを購入してくれたファンの方たちも、そうすることを喜んでくれると書き添えられていました


ありがとうございます


できることに限りはありますが、猫たちのための活動に使わせていただきたいと思います


子どもたちに夢と希望を与えるヒーローたち


関わる方たちも心優しく強いヒーローたちです
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大人猫さんの魅力

2016-02-29 08:26:28 | そらまめのひとりごと
子猫の持つ独特のかわいらしさ
たまらない魅力がありますし、やはり小さなうちから飼いたいと思う人が多いのも事実です


でも、性格のわかった大人猫達にも本当に愛らしさがあります


今の時期は子猫はほとんどいませんから
大人猫たちにも目を向けてくださったら嬉しいです


猫って半年たてば繁殖できる大人猫認定されます
単純に子猫・大人猫で垣根を作らないようにしてもらえたら嬉しいです


ここのところ、少し大きめの猫たちでも
その魅力を理解して迎えてくださる方が増えてきています


こういう考え方のできる家族が、もっともっと増えてくださるといいのになぁって思います


どの子もほんとうに可愛いし、
どの子も最後までいっしょに暮らせる家族が現れるのを心待ちにしているんです

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ミーコちゃん・・・今ごろナオ君といっしょだね

2016-02-25 01:14:05 | 天に還った猫たち犬たち
GALAXY ACTION CLABのNさんから、愛猫ミーコちゃんの最期に際してのお便りをいただきました
ミーコちゃんは白血病のキャリアでしたが12歳まで生きることができました



エイズキャリア、白血病キャリアと聞いて安楽死したり保護をあきらめたり、どこかに捨てたり
よくよく付き合い方も調べたり理解もしないうちに無造作にほったらかす人たちがいます


理解さえすれば怖がることなどないということをみなさんにも知ってほしくて
ミーコちゃんをご紹介させていただきたいと思います




ミーコは昨年夏に亡くなった雄のナオだけを信頼していた雌猫でした
ナオが亡くなってからの3か月くらいの間は、朝から晩まで家の中をウロウロと
ナオを探す日々が続きました

そして疲れ果てて休む場所は、いつもナオと一緒に寝ている場所でした


出会いは・・・
12年前、名古屋の高速道路の中央分離帯にうずくまっていたところを
当時大学生だった息子が保護し、浜松の実家に連れて来たことが始まりでした


いつもビクビクしていて、人に慣れるのも大変でした。
しかし、ナオだけには心を開き、そばに行きたくて行きたくてしかたない様子でした。


そんなミーコが体調を崩したのが2013年の春ごろでした
口の中に餌が入ると激痛で悲鳴をあげる時があったのです
最初は毎日ではありませんでしたが、次第に頻度は増していきました


口内炎と診断されましたが、母猫から受け継いだ白血病ウィルスがあるため
現段階ではこれといった治療薬がなく、できることは痛み止めの注射をすることでした


月日が経つにつれ、痛み止めの回数は増えていきました
2カ月に1度だった注射が・・・
昨年ナオが亡くなってからは、心の支えが無くなってしまったせいなのか2週間に1度になっていました


痛みが加速していました
痛みを怖がるせいでずいぶん食も細くなりました


ミルクとはちみつ、他の栄養分を足して白湯で溶かしシリンジで1日に2~3回
強制給仕をしていました
もちろんミーコは嫌がっていました


大きく体調を崩したのは今年の2月14日でした
病院を受診すると脱水とひどい貧血で、心音もかなり小さくなっていました
もって2~3日とのこと


覚悟はしていたものの、いきなりの発症に驚いてしまいました
苦しみを緩和するため点滴をうってもらって帰宅しました


ミーコは2月17日水曜日午前10時22分
他の猫たちが見守る中、静かに息を引き取りました
保護している猫たちが亡くなるたびに供養をお願いする施設に、ミーコも連れて行きました



ナオたちに引き合わせてもらえたと思います



これでまずい栄養ドリンクを飲まなくても済む
口の痛みが無くなる
何より・・・大好きなナオに逢って思う存分甘えられる


天命を守り通したミーコに

『ここまでよく頑張ったね
 ありがとう、そしてナオによろしくね』

と手を合わせました


気のせいなのはわかっていても、
ミーコが笑っているように見えました




身体が小さくても、人とは違っても・・・
この子たちも寂しさを感じ、痛みを感じ、怖れを抱きます
そして、人の言葉はしゃべれなくても、はかりごとなどできないほど純粋な心があるのです


病気と闘って、ナオ君を慕って生きたミーコちゃん



もうナオ君と2度と離れ離れになることのない場所にいるんでしょうね


また、どんな病気だろうと愛情を持って看取ったNさん
当たり前のことを当たり前にできない人が大勢います
キャリアを恐れない人がひとりでも増えてくれますように
想いのあふれた文章をありがとうございました




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南国フルーツ村

2016-02-25 01:03:55 | そらまめのひとりごと
忙しくて・・・ものぐさで・・・たいそうなことはできないわたし


にもかかわらず、なぜに猫たちが長生きしたり
病気の猫が復活するかというと


答えはひとつ


わが家はたいそうたいそうあたたかいんです
それは正直あったかいね~を通り越して、少し動くと暑いかもって程です


南国フルーツ育てられそうです


それから、トイレ周りはこまめに掃除機かけてます
それ以外、ほとんどあんまりやってないかな


あともうひとつありました
毎日必ず全員に声かけて、様子はチェックしてますね
元気かどうか
動きはどうか・・・
ご飯の食べ方とか、トイレに入ってるときは様子をチェックするい~い機会ですね
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クー君&ミーちゃん♪おめでとう

2016-02-22 09:12:09 | 家族ができました
クー君は空汰(くうた)君にミーちゃんは美音(みおん)ちゃんになりました


昨年の9月にFさんから近所の野良猫のことで相談を受けました
Fさんのお宅で増やしてしまったわけではありません
ご近所の、餌だけあげているお宅が繁殖させてしまった猫たちに心を痛めての相談でした


Fさんの家の庭先で見かける子だけでも避妊去勢手術をしたいという内容です
捕獲の仕方や手順がわからないということでしたので
さっそくうかがいました


現地調査をしてすぐに捕獲・手術をしました
残念ながらそのうちの1匹は出産をした後でしたから・・・となると子猫たちがどこかにいるわけです
時期を待って、またこの子猫たちも避妊去勢の手術をしてくださるということになっていました


・・・が、10月の終わりに
母猫が子猫4匹を連れて現れましたと連絡をもらったのです
風邪もひいていて具合も良くなさそうだというのです



それなら何とか捕まえて里親さんを探すようにしていきましょう
という運びになりました


外気温が急に下がり、子猫たちが生きのびていくには厳しい時期です



野良気質の強い母猫(9月に手術済み)と子猫
仕事や家事、子育てにに忙しいFさんでしたが、一生懸命がんばってくださいました


何とか1匹・・・次の1匹・・・と保護できたのですが
残念ながら2匹は亡骸となって見つかりました
元々は6匹だったということも近所の目撃情報でわかりました
早い段階で2匹は亡くなっていたんでしょう


保護した2匹も状態はあまり芳しくありません
風邪と下痢と・・・しかも全然なつかないままだんだん体も大きくなっていきました


でも、ここであきらめるわけにはいきません
可愛い写真を送っていただいて、参加できる譲渡会にもいらしていただきました



耳を寝かせておびえるミーちゃん
クー君はキャリーに入れることもできないということで参加不能です


どうしたものかと思っていたところ・・・
神様っているんですね
がんばっている人には奇跡が起きるんだと思いました


なんと・・・2匹とお見合いしたいという連絡をいただいたのです
写真うつりのいい子たちなので勘違いしてるかもしれません
見た目は可愛いですが実はかなりなビビリっ子でスリスリゴロゴロじゃありませんよ
手ごわいですよと何度も説明させてもらいましたが、平気だとの返信です


お見合いしたらお断りパターンかなと思いましたが
Fさん宅でのお見合い後、『ではよろしくお願いします』とな・・・(マジですか~


ステイの当日は、捕獲網でクー君を捕まえて獣医さんでしっかり爪切りをしてもらって希望者さんのお宅に行きました


Fさん宅とまったく同じ3段ケージを購入し、いろんなものを用意して待っていてくれました
まさに待ちわびるという表現がぴったりなほどでした
それでも、難しいかもと心配していたわたしでしたが
2日目に不安が消えて、この家族ならうまくいきそうだと思えたのです


里親さんのお宅にはチャレンジャーな妹さんがおりました
すでにケージから出して、猫じゃらしやひもで遊ばせたりしていました(猫の心をつかむのが上手なのです)



2匹の性格や好みなどはお姉さんが良く見てくれてました
毎晩毎晩、丁寧なラインを写真付きでいただきました
嬉しくて嬉しくて、可愛くて可愛くてしかたがないようでした



ビビリっ子2匹は・・・あっという間に普通の子猫がするような遊びをしたり
甘えたりできるようになってしまいました






もちろんクー君は、まだまだ好き勝手に触れるほどではありませんが
そのうち大丈夫になりそうです



Fさん宅も里親さんも・・・猫たちのことを真剣に考えてくれる気持ちの温かい方たちですから
こうやって良き縁結びになったんだろうと思うのです


長い間活動していますが、ときどきありえないような縁結びに遭遇することがあります
その瞬間に居合わせることができたことに、感謝の気持ちでいっぱいになることがあります



空汰君、美音ちゃんおめでとう
亡くなってしまった4匹の兄弟姉妹の分も、幸せになってね
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2月22日ニャンニャンニャンの日

2016-02-22 08:20:24 | そらまめのひとりごと
昨日は・・・参加猫ちゃん
どの子もこの子も大人気
需要と供給のバランスがあってない気もします


冬場は小さな子猫がいませんから、子猫若猫ともに大人気で問い合わせも殺到します


夏場、子猫たちの相談が増えて助けてあげたくても助けきれなくて泣けてきそうなときは
希望者さんの問い合わせも少なくて・・・
うまくいかないなって思います


それからそれから・・・
遠方からお越しいただいた里親希望者さん
遠方までステイに走ってくれるスタッフさん
みなさんに感謝です


そこらに放置されたらたちどころに死んでしまうような小さな猫たちですから
こうして見初めていただいたり、お届けに行ってくれたりする人の力で
その後の運命が天と地ほどに変わってしまいます


いろんな人間がいるわけですが
同じ生きていくなら、生かす方に関れる人間として生きていきたいものだと思います


さて、今日はニャンニャンニャンの日です
猫にとっても猫に関る人にとっても、運気のあがる縁起のいい日でありますように


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2月21日(日)子猫・若猫譲渡会in大日広告

2016-02-20 22:06:45 | 新しい飼い主さん探してます
今回は2カ月の子猫、4~5カ月くらいの若い猫たちがデビューします
めっちゃ可愛いですよ










浜松市および近郊で子猫の里親さん募集しています

子猫・若猫の譲る会を開催します。

すでに飼っている方で2匹目を考えている方、これから家族に迎えようとしている方。
希望者さん、お待ちしています。


ただし飼うためには条件がありますので、こちらとのお約束を守っていただける方にお譲りしています。
2月21日(日)


11:00~14:00

大日広告(株)

浜松市中区城北1-12-2



※勤労会館(Uホール筋向い)


保護猫一覧をご参照ください


ご希望の方はここをクリックしてください
  ↓ ↓ ↓



今回の場所は、猫を抱っこしたり遊ばせたりしながら、
じっくり様子をみて選んでいただけます


ぜひお越しください


また、猫と暮らす会ではご寄付の品もお願いしています




現在預かり猫たちをたくさん抱えています

子猫・老猫・病気の子・譲渡が難しいと思われる性格の子
猫砂(どんなタイプでも可)・子猫用大人猫用ドライフード・パウチ・腎臓食・ペット用ウエットティッシュ・チュール
の必要な子たちがたくさんいます
もしお手持ちで余っている物などありましたら分けていただけると大変大変助かります

 



猫と暮らす会
ゆうちょ銀行~ゆうちょ銀行
記号12300 番号14286051


銀行からお振込みいただく場合は、こちらの番号をご利用ください
ゆうちょ銀行
店番238 番号1428605

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インフルエンザ

2016-02-18 10:01:21 | 病気の話し/人間編
先週は、娘がインフルエンザに罹りました


A型だそうです


18日までは外出禁止


なるべく人と接触して、菌を拡散しないように・・・とのことでした


そして、昨日早退して受診したダーリンもやはりインフルエンザでした


こちらはB型だそうです


どちらも、発熱やのどの痛みを訴えています


職場でも、先週B型でお休みしてる若者がいましたっけ


逃げ場がない感じです


夕べは猫部屋で寝たわたしです


夜中に、猫たちがちょいちょいとわたしの顔に手を出して撫でて~攻撃をするんですよ


爪で引っかかれるのが嫌で目出し帽で寝てました


怪し過ぎる自分


朝ぼけ~っとしたまま洗面所の鏡に映った姿を見て、心底おったまげたわたしです


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TNRした方からお便りです

2016-02-17 00:11:51 | 不妊手術・TNR
一昨年7匹の手術のご相談を受け、無事に全頭手術を済ませることができましたが
その相談者Iさんから、近況報告をいただきました。


こんにちは
2014年の11月に7匹の猫の手術を相談させて頂いたIです

大変ご無沙汰しております
その節は大変お世話になりました

この約1年間はとても忙しく、なかなか近況報告もできずに申し訳ありませんでした

手術後、家に入れた5匹の猫達は、なんとか家の中の生活に慣れ
私と主人には触らせてくれるようにもなりました





若いのでとにかく元気でやんちゃで物を壊したりと手を焼くことも度々ありますが
外にいて事故や寒さをいつも心配している時よりは全然ましです





外にリリースした2匹も毎日ご飯を食べに来ています



またご報告させていただきます


実は、リリース組の1匹は出産後でした
どこかに子猫がいるんじゃないかと、また泣き声も聞えたので
Iさんといっしょに必死で探しました


子猫を見かけたら連絡してほしいと頼んであったのですが
春になって現れたのは1匹だけでした


その1匹も無事に手術を済ませてくれたので、繁殖をする子はもういません
その春生まれの1匹も毎日ご飯を食べに来てくれているそうです


はじめて相談をもらったときは、どうかなってしまうんじゃないかと思うほど
悩みぬいていました
どうしていいのか、近所のトラブルやいろんなことを抱え込んで苦しんでいたようです


でも、わたしの言うアドバイスどおりに御夫妻でがんばってくれました
なつくかもしれないと思われる若い猫たちを家に入れて
どうしても難しそうな子をリリースしました


近所をうろつく猫の数が減れば、そしてその子たちが避妊去勢手術されているとわかれば
みなさんもさほど攻撃的になることはありません


いただいた仲のいい写真を拝見して、本当にがんばってくださったんだと嬉しくなりました
大好きな猫たちのことで悩む必要がなくなって良かったですね
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繫殖シーズン、そして妊娠警戒

2016-02-16 20:24:41 | 不妊手術・TNR
あったかくなったり寒くなったり
これじゃ体調ますます崩しそうです


そして、全国的にそこらじゅうでインフルエンザ蔓延してます
気をつけようもありません
手洗いうがい・・・これはしっかりやっておきましょう


さて、猫の世界も今は繫殖シーズン
夜になると、みなさんの近くでも例のあの独特の猫の鳴き声が聞えてきたりしていませんか


さらに、すでにお腹に入っているメス猫もい~っぱいです


とある相談が昨年ありましたが・・・
ご年配の御夫婦が、どうしてもどうしても避妊手術がかわいそうだという理由で
手術をこばんだせいで、夏に出産した子猫は大きくなり、今また妊娠中
爆発的に増える寸前です


手術をかわいそうだという方は、その後の猫たちの責任を取れるかというと
その多くは無責任でいい加減な人が多いです


他人の迷惑を省みないタイプ
先を考えないタイプの方が多いのです


そして、困り果てると他の誰かに丸投げします
丸投げされた方だって、本当に迷惑な話です
この辺りのことをきちんと考えていかないといけないのですが・・・


まずは、せめて手術をして増やさないようにしたいと考えられる方たちだけでも
がんばって避妊去勢をお願いしたいと思います


今日も、メス猫を捕獲して下さった方がいます
明日さっそく手術です
可愛い顔立ちですが、警戒心が強いです
この母猫だって、もっともっと早く子猫のうちに保護されていたら里親探しもできたはずなのです
子連れで、今回の相談者のお宅に流れ着きました



いっしょに来た子猫たちは自宅で飼ってくれていますが、次にもし生まれても
もう飼うことができません
飼える数にはやはりキャパがあるからです
だったらやはり、生ませない選択をするしかないのです


子猫は本当に愛くるしいですが、その全部を生涯飼い続けられないのであれば
今ここで避妊手術をすることは、正しい選択だと思います


生まれてからの相談ではなく、生ませたくないからという相談をしてもらえたら嬉しい限りです


ご相談の方はここをクリックしてください
  ↓ ↓ ↓





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猫が脱走しちゃったら

2016-02-15 23:30:42 | 探しています/保護しています
飼い猫が家から出てしまった(つまり脱走しちゃった)としたら・・・
あわてたって仕方ありません


まずは


普段室内のみで飼っている場合は
家を出た現場を見ていない場合は、本当に外に出てしまったのかを再確認してください
案外、何か怖いことがあって室内で息をひそめていることもあるからです


外だろうと思われる場合は
まず遠くに行くことはありません
自宅周辺で、気配を消してあたりをうかがっているのです


猫は自らの気配を消すことに関しては天才的です


いつも使用しているトイレの砂を、出て行ったと思われる窓やドアの下に
お茶碗のような容器にご飯を盛る様に入れて置いて下さい


自分の臭いで、ここが自宅、ここから戻れるんだとわからせる効果があるのと同時に
他の野良猫などに、この場所は他の猫の縄張りだとわからせるためです


家を出てしまってあたりを見回すとまったく知らない別世界です
たいがいは怖くて怖くて・・・
そのとき猫は自分の臭いがすれば、勇気を振り絞って戻ることを選択します


置き餌などすると、他の強い猫を呼び寄せることになるのでやめて下さい


それから、飼い主さんは出来る限り名前を呼んで歩いて下さい
ただし悲壮感バリバリの涙声では猫が怖がってしまうので、平常心でいつもどおりに呼んで下さい
このとき、聴覚にすぐれた猫は飼い主の声を確実に聞いています


聞いてもすぐには反応ないかもしれませんが、必ずどこかで聞いていて
自分の存在を知らせるタイミングを計っていますから、根気よく呼んで歩いて下さい


保健所や交番に迷子になった旨の連絡も入れておいてください


ご近所さんには、写真入りで携帯番号など載せたものをお渡しし
目撃情報を仰いでください


1週間、微動だにせず立てこもる猫も多いですから
あわてることなくこういったことからスタートさせてみてほしいです
猫は1週間飲まず食わずでも死にません


そのあとは、A4サイズのチラシを作成しお店や近所にお願いして貼ってもらってください
犬の散歩している方や、その道をよく歩いてる通学通勤の方たちに配るのも有効です
A5サイズでポスティングするのもいいと思います


地元のボランティア団体で行方不明情報を載せてくれるところがありますから
そういうところにも依頼しておくといいと思います
状況に応じて、捕獲器などを貸してもらえるかもしれません


そして、数日過ぎても見当たらない場合、最悪の事態も考えて
連絡ゴミ受付センターにも確認作業はしないといけないですね


********************************************************************


実は今日、里親さんから連絡があり
譲渡した猫さんが家から脱走してしまったそうで・・・・


ちょっとのアドバイスの後、すぐに見つかりましたが
どんなに普段、きちんと飼っていても、何が起きるかはわかりませんね


落ち着いて、やるべきことをやるしかにのですが
参考になればいいと思って、いちおう記載しておきます
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お茶丸君☆またね

2016-02-15 11:22:52 | 天に還った猫たち犬たち
やっとわが家にたどり着いたお茶丸君でしたが
残念ですが力尽きてしまいました


2月13日土曜日・・・逝ってしまいました


寝ているのかと思うほど、穏やかな表情でした
まだ息があるのではと、何度も確認してしまいました


苦しそうではなかったことに救われました


おしっこなどをずっと垂れ流していたので(両方の目が見えないのでそうするしかなかったのですが)
身体に匂いがついていましたから、きれいにきれいに何度も洗いました


歯もまだそんなに汚れてはいませんでした
まだ若い雄猫のお茶丸君
どこでどうやって生きてきて、なぜ目が見えなくなったんでしょう


でもこれでようやく、見えない恐怖から解放されました


外は冬の雨
お茶丸君の涙かもしれません



翌日、お花でいっぱいにしてお見送りです
ふだん現実的で、死んだら無になると考えているようなダーリンの口から出た意外な言葉


『向こうの世界ではまた目が見えるようになって、元気に走り回ってるのかな』


わずかの期間とはいえ不安と戦いながらがんばっていたお茶丸君の姿から
できることなら見えるようになってほしいと願わずにはいられなかったんでしょう


わたしも同じです
お茶丸君が自由に駆け回れることを、そんな世界があることを
祈りたいと思います


抱き上げるとしがみついてきたお茶丸君のこと、忘れないよ
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お茶丸君がやって来た

2016-02-13 04:47:39 | 病気&事故の話し/猫編
お茶丸君がわが家に来たのは2月8日の月曜日


大きなオスのチャトラ猫です
体重は、4.1キロあります


きっと、元気だったころはもっと大きな大きな猫だったんだと思われます


お茶丸君は、実は両方の目が見えません
光はかろうじて感じているのかもしれませんが、物を目で追うことはできません


両方の耳の先端をV字にカットしてるのは、去勢手術が済んだ証です


1月20日に、『追っても動かず、雨も降ってくる中じっとうずくまっている猫がいて困っている』
という相談が浜松市動物愛護教育センターに入りました
負傷している猫に該当するということで、浜松市が動いてくれて病院に搬送されました
本来は治療が済めば、両方の耳がV字カットされているので元の場所にリリースするのが手順です


でも・・・この子の場合はリリースしても生きる望みはありません


センターの職員さんたちは、がんばってお世話をしてくれていました
もうだめかもという時を、強制給仕したり、点滴したり・・・
なんせ自力でご飯をうまく食べられないし、失明の原因は脳炎の疑いもありました




ただ、浜松市動物愛護教育センターは、シェルターでもなく、
いつまでも負傷した子の治療を継続し続ける場所でもないため
この子の今後を考えてあげなければいけません




この子が倒れていた保護場所を確認したところ、さかのぼること丸2年前
相談を受けて猫と暮らす会が避妊去勢の手術をした場所に近いのです
そこの12匹の猫たちのうちの1匹ではないかと・・・


特定できたわけではありませんでしたが、縁を感じていたのに間違いはありません
何ができるわけではありませんが、わが家で看取れたらと連れて帰らせてもらいました


そしてお茶丸君を連れ帰り・・・ひととおりの血液検査や眼底検査などしました
視神経の麻痺と思われるようですが、それがいったいどういう理由で麻痺したのかは
もっと詳しい検査でないとわからないということでした


身体の向きも、腕のつき方も少し歪んでいました



両目を失明していても、点滴や投薬や、a/d缶の強制給仕で細々とでも暮らせるならと
お世話をしていました



必要量をうまく食べることができない分、朝夕補液しました
声をかけてから触ると安心していました






それまで元気に暮らしていた子が、いきなり失明したら
それだけで大きなストレスです
会員さんのところには、ほんの小さなときから目の見えない子がいますが
見えない生活が当たり前になっている今は、それなりの生活を送れているようです


ある日突然、大人猫が失明したら・・・想像しただけでどれほど怖くて不安だったろうと思うのです
どのくらいの間、そうなっていたのかはわかりませんが
この子を襲った闇の世界は、生きる気力も削いでしまったのかもしれません



昨晩から、いきなり体調が思わしくありません
持ち上げていた頭を起こすことができなくなっています



さっきから、高栄養のパウダーを溶かして少しずつ口に流し入れています
この子の大きな体を支えるほどの栄養は、やはり口からしっかり接種しないといけないのですが
飲み込むこともうまくできなくなっています



小さく浅く息をしています



楽しく陽気に暮らして行こうと思っていました
お茶丸君と名付けて呼んでいました
何とか元気を取り戻してくれないものかと思います


手を握ると、握り返してくれます
性格の良い可愛い子です


野良猫でも必死で頑張って生きてきたのに、その眼を奪うなんて
神様もなんと酷なことをするのかと言いたくなりますが
外で生きるということはこういうことなのです


お茶丸君の姿を見て、こういう子を増やしてはいけないと感じてくれる人がいて下さることを願います


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がんばれ!ぶんちゃん

2016-02-13 04:23:27 | 病気&事故の話し/猫編
ぎずもちゃんの様子を見に行ったとき診察室でぶんちゃんにばったり



ぶんちゃんは2009年の4月にすいかさんのお宅の猫になりましたが
それまでは毎晩、某場所にお世話に行っていたわたしです



ご近所の方にも可愛がられていたぶんちゃんでした
2007年8月29日に兄妹で捨てられました



現在たぶん11~12歳ぐらいじゃないかと思います


そのぶんちゃんが、原因はまだ特定できていないんですが
顔からところどころ出血していて、元気も食欲もないそうです


原因がはっきりしないのが飼い主にとってはとっても不安
ぎずもちゃんの貧血原因がわからないから、ぶんちゃんのことを思うすいかさんの気持ち
よ~くわかります


いつもの愛らしい表情とは違うぶんちゃん



早く治るといいですね
愛猫が元気ないと、テンション下がりまくりです


犬も猫も(もちろん人間もですが)、はっきりしない病気や
対処法が見つかってない病気がまだまだたくさんあります
医学の発展と進歩
優秀な先生方、お願いします~って祈っちゃいます



ぶんちゃん、お大事にね









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