そらまめ日記・猫と暮らす会(猫とクラス会)

静岡県浜松市を拠点に、人と猫とが上手に暮らせることを願い
共生をテーマに自分なりの言葉で日々を綴っています

FIPで治療中のひめちゃん

2022-09-29 04:56:21 | 病気&事故の話し/猫編
今年、猫と暮す会から譲渡したひめちゃん



FIPの確定診断を受けて高額のお薬を投薬しています。

わかっていたとはいうものの、かかる医療費に苦戦しているとのお話し。

悩んだ末、クラウドファンディングに挑戦することにしたそうです。



Twitterで日々のひめちゃんの様子をお知らせしているそうです。
@FIP0920

よかったらぜひ、応援してください。




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

交通事故の花ちゃんのこと

2022-09-25 06:03:11 | 天に還った猫たち犬たち
昨日、9月24日。

午前中に、交通事故で倒れている子猫がいるけれどと
わたしの知り合いのIさんに連絡が入りました。

土曜日で負傷猫の連絡を入れたとしても、
行政がいつものように対応できる日ではありません。
Iさんに、自分で病院に搬入した方がいいことを連絡しました。

事故があったのは、2018年にIさんを中心にTNRを頑張ってきた場所です。
総勢、23匹を手術しました。
それからしばらくは、繁殖の問題は減っていましたし
近隣からの苦情もなくなりました。

でも、捨てる人は毎年ちらほらといるようです。
そこの場所の近隣から、別の猫が流れ着いて定住したりもします。
餌のあげ方を意識してきちんと管理できないと
完全に減らすことは難しいのかもしれません。

隠れて餌やりする人、餌だけあげて片付けない人
猫好きを名乗る中に、猫を増やしてしまう人が大勢いるわけです。

さて、迎えに行ってすぐに近所の病院を受診してくれたのですが
眼球も飛び出してきていて、看取る以外ないと言われたそうです。

苦しんでいる子猫をなんとか助けたくて、いつも行く病院にも
連れて行ったようです。
でも・・・。
同じ診断だったとか。

看取るだけなら、自宅でその時を迎えさせてあげるつもりで
連れ帰ったと連絡をもらいました。

・・・が、夕方近くに何度も何度も
泣きながらIさんが電話やらメールやらをしてきます。
こんなに小さいのに、すぐに逝っちゃうと思ったのに
苦しそうに動いてて、生きようとしてるのかなんなのか・・・と。
安楽死ってした方がいいのかどうか、自分でわからない・・・と。

2軒の先生がね
助けられない、もう絶対的に難しいって言ってるなら
安楽死の選択もありだと思うよ。
苦しませるだけなのは、かえって残酷なときもあるからね。
助けるという中には、この先回復して元気にしてあげるということのほかに
今の苦しみから解放してあげるという意味もあるよ。
でも、最終的に自分で決めて先生にお願いしてね。

そんな風に伝えました。

それから2時間後の電話で、安楽死の選択をしたこと。
花ちゃんと名づけたこと。
きれいにしてもらって、今はとても安らかな顔に見えるということ。
泣きながらいろいろお話しを聞かせてもらいました。
今までの猫への関わり方とか、Iさん自身が家で看取ってきた子のこととか
取りとめもなくいろいろ・・・です。
聞いてるだけでしたが。

わずか660グラムの白ぶち(ぶちの部分は灰色で縞があったそうです)の
花ちゃんは、こうして天に還っていきました。

最後の最後に、花ちゃんのために朝から動いてくれたIさん。
そのIさんが苦しむ花ちゃんを楽にしてあげたいと思って選んだことなら
間違ってなんかいないよと伝えると、嗚咽で言葉が出なくなっていました。
Iさんもまた、苦しい胸中だったんだと思います。

できれば、元気なうちに連絡が入ってくれたらと残念でなりません。

それでも花ちゃんは最期のときを、こんなにも優しい人の傍で過ごせ
そして一生懸命考え、悩んでもらって救われたと思うのです。



花ちゃんの魂が、どうかどうか安らかでありますように。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

記録的大雨の被害

2022-09-25 05:18:22 | そらまめのひとりごと
一昨日の夜
かつてこれほど激しくスマホが緊急避難を告げるために
鳴り続けたことはありませんでした。

外は激しい雨・・・というか豪雨です。

わたしが暮らす場所は入っていませんでしたが
指定された中に入ってるみんなのことが心配でした。

リアルな動画も送られてきました。
またこれ以上降り続くとかなりまずいですと、
川の近くに住むみなさんは青くなっていました。
相当、怖い思いをしていたと思います。
雨のやむことをひたすら祈っていました。

翌日様子を聞いたら、室内で垂直避難しましたとか
稲刈り前の田んぼが・・・とか
捕獲予定だった猫の姿がどこにもないですとか
いろいろな情報が入ってきました。

昨日の夜、少し離れたご主人の実家が停電で断水で
水と食べ物を運びたいし、様子も見に行きたいと
あるスタッフさんから連絡が入りました。

床下浸水のようですが、高齢のお父様がおひとりで暮らしているそうです。
普段はともかく、こんなときはどれほど心細いことか。
また、飲料水の配給がないとか、どこかに取りに行くとかの
話しになれば、高齢者はそれだけですぐに困ってしまいます。

今日のバザーのリーダーさんですが
準備や品物の搬送や人手のことなど心配で連絡をくれたのです。
それは別の誰かに任せて、まずは被災したお父さんが最優先です。

バザーは規模を小さくすれば済む話ですし
他のメンバーさんがきっとがんばってくれますから。
ラインでもさっそく他のメンバーさんが
対応をいろいろ考えてくれていました。

みんなで助け合っていろんな場面を乗り切りたいですね。
そして被災されたみなさまが一日でも早く、
日常を取り戻せることを心から願っています。

当り前であることはとってもありがたいことです。
感謝して過ごすことを、忘れないようにしたいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

相談と言霊

2022-09-23 20:48:43 | そらまめのひとりごと
相談とは・・・・。

自身では判断が出来ないときや判断に迷うとき、
自分の意見・考えを聞いてもらいたいときや情報が欲しいときなどに、
意見や回答を参考にするためアドバイスをもらうこと。

ちょっと調べてみたらこんな感じで書いてあります。

猫のことで相談があります
とよく言われてアドバイスをしているのですが
みんながみんなとはもちろん言いませんが
何か勘違いをしている人がいらっしゃいます。

子猫を拾ってしまったとか、餌をあげて増やしてしまったとか
そういうことで相談すれば、すべてこちらで何とかしてくれるとか
なんとかならないならびっくり発言をしてみせるとか
そういうケースも非常に多いのです。

なんとかならないなら、殺すとか、処分するとか
保健所に連れて行くとか・・・
それって完全に脅しですよね。

もちろん殺せば動物愛護法のもと、犯罪行為にあたりますし
自身で保護したりがんばれないのなら、行政を頼って引き取りに
出すことも、選択肢のひとつだと思います。

まずは助けたい意思を明確にしてくださる方でないと
こちらも真摯に対応するのは難しいです。

その場その場の状況や感情で、こんなつもりじゃなかっただの
本当はこうしたかっただの・・・。
その場しのぎの言い方をする人もいます。

自分の発した言葉を、一番先に聞いているのは自分自身です。
ころころ言い分を変えることに、なんの抵抗もない人たちが多くて
うんざりしてしまいますが・・・。

ここはある意味人生修行をさせてもらってると切り替えて
スタッフさんもがんばっています。

最後の最後まで、その子たちのためにどうしてがんばってくれないのかと
悲しくなることもあります。

言霊のパワーをあなどることなかれ・・・と思うわけです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

満月とオリオン座

2022-09-13 06:17:24 | そらまめのひとりごと
義父の葬儀で栃木県にいましたが、戻ってきました。
穏やかな生活に・・・

な~んてわけないですね。
次から次からいろいろなことが待っています。
ひとつづつ、丁寧にこなしていこうと思います。
年度末まで、休む間もなしです。

年を重ねると、自分の用事だけではなく
周囲の出来事に合わせての用事が増えてきます。
それも含めて、自分のことなんでしょうけど。

子どもが生まれれば、合わせてお祝い事もあり
誰かが亡くなればそれに合わせての儀式も続きます。

ただ、そういう昔ながらの行事が決め事としてあるのって
そこで親族・知人・友人が顔を合わせる機会を作ってくれてるんでしょうね。
人って・・・誰かと必ず繋がってるものですから。

子どもの成長を喜び、故人を偲び
そういうことも大切だと改めて感じるわけです。

ダーリンの実家で数日過ごしましたが
秋の気配がいっぱいでした。

中秋の名月だよと満月を眺めた夜になんとオリオン座が。
冬の星座ですが・・・田舎で空気が澄んでいるせいですね。
ばっちり見えちゃったりして
不思議な気分でした。

本当はいつもそこに存在していて、ただ普段は見えてないだけのもの。
心の目もしっかりと開いておかないといけないってことかもしれません。

秋の子猫たちも続々と相談が来ています。
春生まれの子、夏生まれの子は良く育ちますが
秋以降に生まれた子は、無事に育たないことが多いです。

できることに限りがありますが、よりベターな方法を
いつも考えていたいと思っています。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

曖昧な記憶

2022-09-07 07:03:46 | そらまめのひとりごと
最後に交わした会話はどんなだったろう
最後にどんな風に笑ったっけ

人間の記憶なんて曖昧で、はっきりと思い出すことができません。

昨日、義父が入院先の病院で亡くなりました。

つい先日、娘の出産を喜んでくれて、長い間娘と電話していました。
誰と話してたの?の問いに
おじいちゃんだよって嬉しそうだった娘の表情から
きっと楽しい会話だったんだろうなぁって思います。

年老いてからの義父は足も悪く外に行くのを嫌がっていました。

義母と同じ病気、心筋梗塞、そして心不全。
わずか2週間の入院生活です。
コロナで面会も無理だと病院から言われていて
救急搬送されてから、誰にも見舞われることがなく
心細かったのではと思うと、やりきれないものがあります。

長患いする前に、もしかしたら周りに気を使う亡き義母が
迎えに来たのかもしれません。

不思議ですね。
亡くなったのは義父なのに、思い出すのは義母のことばかりです。
若かりし頃、いっしょに暮らしていたときの自分も
鮮やかに蘇ってきます。

な~んにも知らなくて、な~んにもできなくて
薄っぺらな自分を思い出し、少しため息です。

葬儀のため、しばらく浜松を離れます。
猫たちのことは信頼できるスタッフさんたちがいるので安心です。
新しい子の受け入れとか、新しい相談は受けられませんが
日常は滞りなく運ぶだろうと思います。

いろんな出来事が目まぐるしくやってきます。
そういう年齢になったということなんですね
そして、そういうことがやってくることは、実は実は
とても幸せなことで、多くの人と結びついていればこそなんだと
あらためて感じています。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする