ゲーム・コミック・遊び雑談

TVゲームの話がメインですが、コミックやその他の遊びなど色々と。お気楽な話から業界への苦言まで。

レ・ミゼラブル 少女コゼット (アニメ)

2009年01月08日 18時09分32秒 | その他
ちょっと前にQMAで出て来た問題で「世界名作劇場の中で女の子が主人公の物」を答えるというので『一問多答』だったと思いますが、「レ・ミゼラブル」も入っててその後に「少女コゼット」が付いていたと思うのですが、うっかりして「レ・ミゼラブルって、たしか『ああ無情』だったよな・・・」とこれを抜かして答えてしまいました・・・

その「レ・ミゼラブル 少女コゼット」がケーブルTVのアニマックスで放送されててつい見てしまったんですが・・・何ともはや、広告のシーンだけで涙を誘われるような・・・

♪ 涙 ふいて ・・・

なんて、もの哀しい歌とともに幼い女の子が働かされたり、つき飛ばされたりしていて・・・思わず、「ああ無情」が繰り返されるのだな、と感慨に浸ってしまいました。

コゼットをあずかった宿屋の夫婦といいその子供といい、まあ絵に描いたような酷い嫌な奴らです。コゼットをあずかる時に母親のファンティーヌから半年分の食費を前金で払わせ、あずかったコゼットには愛情の欠片も無い酷い扱いをして、それが娘2人にも伝播して。

一体どうなるのかと思っていたら話はいきなり3年後に・・・一番大変な時期は過ぎてしまったんじゃないか、と思ったりしました。

末っ子のガヴローシュは両親からも姉達からも可愛がられず、しっかりと子守をしたコゼットと仲良くなって力強い味方となります。

ファンティーヌも3年間しっかり働き続けて、コゼットの次の誕生日までには迎えに行くと決心していました・・・

このままではハッピーエンドになってもおかしくない様相でしたが・・・まあ何か起こるんでしょうね。あまりにひど過ぎて残酷過ぎても駄目だし、あっさりと全てが上手くいっても物語にならない。

ジャン・ヴァルジャンはたった1つのパンを盗んだために19年もの監獄生活を・・・現代の飽食の時代を生きる日本の若者に是非見せてやりたい話です。