ゲーム・コミック・遊び雑談

TVゲームの話がメインですが、コミックやその他の遊びなど色々と。お気楽な話から業界への苦言まで。

ゲームシステムとは・・・(?)

2008年03月01日 11時30分31秒 | 家庭用
「リムランナーズ」がどうしてゲームとして駄目かと言えば、殆ど見ているだけのシーンが多い訳です。選択肢が時々現れるのと戦闘シーンの直感的な判断を要求するライブコマンド・システムが申し訳程度にあるだけです。

ライブコマンドの前でセーブして、ゲームオーバーになったり気に入らない結果だったりしたらロードする訳ですが、そうなると結局は見ているだけと大差があるとは思えません。

お約束のクリア後のギャラリーモードとか、途中選択肢によってのエンディングの変化とかあるのですが、だからどうしたといった感じです。ゲーム性というのは殆どありません。

しかしストーリー重視のゲームにおいて、RPGだったらどうなのか、シミュレーションRPGだったらどうなのか・・・?そういった要素があればゲームとしてはだいぶ違ってきますが、だからと言ってそういった方式を選ぶ事が必ずしも正しいのか?

この辺が最近沸々と湧いてきた疑問です。元々ゲームに飽いていた・・・・・・それが大きいのだと思いますが。

RPGなんかにすると、経験値を上げていって主人公が異様に強くなっていってしまう・・・時間の経過とか色んな要素を考えてストーリー展開と真面目に照らし合わせると矛盾の出てくる事が多いように思います。

S・RPGなんかだと実に簡単にクリア出来る物が殆どで、一応の戦闘シーンとはいえ単純作業にしか思えない代物ばかりのような気がします。

矛盾が悪いと断言出来るとは限りませんし遊び心とかもゲームには大事です。プレイヤーにどのような印象を与えるか、ストレスを与えるか・・・ストレスも適度なストレスもあれば嫌になるものもあり、その辺のバランスは非常に難しい事であり、目の肥えたユーザーを満足させるのは至難の業ではないでしょうか。

全く持って難しい話で、私自身もどんなゲームが面白くてやる気が出て納得出来るのか、よく分からないのです。

「リムランナーズ」はFCやPC-88時代とかだったら語り継がれる名作となってもおかしくないゲームだと思います。