月末の週は雑務も増えてあわただしく、毎月のことだけれどなかなかゆっくりした時間がとれない。それでも通勤車内で「博士の愛した数式」(小川洋子・著 新潮文庫)を読了。面白かった♪ 小川洋子さんの著作を読むのも初めてだし、50万部のベストセラーだったことも、先ごろ映画が公開され、テレビでも放映されたことさえ先日聞いたばかり。
下の妹が、文庫を手に入れたからと貸してくれたのだ。うむ、数学かぁ、と躊躇しながらも読み始めたら一気に最後までむさぼった。寺尾聡が主演と聞き、博士の風貌、イメージがふくらんだ。たぶんとてもいいキャスティングだったと思う。
江夏の28番にこめられた数字の秘密。80分だけの記憶…。そうかぁ、そんな展開ができるのだ、数字、数式で、と意外性が楽しく、素数、完全数など、ふだん考えたこともない数字の不思議に引き込まれる。写真は今朝のベランダの鉢植えの紫陽花。この規則性、順番、ガクの形、成長など、自然界の不思議にも目が向く雨の夜。
原作は読んでないけど。
ぜひ映像もお勧めです。
寺尾聡もさりながら深津絵里がよかったです。
まだ若い女優さんですよね。って調べたら73年
生まれというから34歳。そっか、小学生の子ども
がいてもおかしくないんだ。
ハルや踊る大捜査線にも出演、ふむふむ。なかな
か素敵ですね
されてたんですね。何度か囲碁大局したことがなつ
かしいです。当時はこっちのほうがちょっと分が
よかったんだけど、ふふふ。
グラディエーターのラッセル・クロウですね。これは
予告編しか見てないのですが、真理探究の数学者
という点では一緒かなと思います。すごい人がいる
ものです
"A Beautiful Mind"、本を読んだら映画とはちょっと違ってました(特にノーベル賞受賞時のスピーチ)が、いい映画だと思います。