晴れ時々休み

雨でも晴れでも地球は回る。夏でも冬でも日は昇る。だから一歩ずつ時々休んで前向いて歩く♪

・引越しの準備

2008-04-22 | ●青梅山里暮らし
それにしてもよくぞこれほど、と思わず腕組みして天をあおぎ、胸の奥からため息を吐き出すくらいの不用品の山。手元に置いていたときには確かに必要なものだったはずだけれど、なるべく荷物を少なくしようと片付け始めると、どこからともなく姿をあらわす本、書類、ケーブルそしてゴミ。 週末の事務所移転をひかえて社内は雑然とし、なかなか落ち着いて机にむかえない。移転先へのネット回線引き込み調査の立会い、不動産業者と . . . 本文を読む
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・ノラや、ノラ

2008-04-15 | ●日暮しの猫
今日くらい暖かだとノラたちもずいぶんと楽だろうな、と朝の土手の散歩道。何をむさぼっているのかと見ると、土手の端、緑が濃くなった草むらにアジの開きが1枚置かれていた。一歩下がった後ろで身を乗りだしているクロは新参者だろうか。 ひるがえって自宅のゆず。目を見開いて興奮ぎみに見上げる顔は、どうだい獲物を捕まえたぜ、と得意げにタコ糸に結んだアルミのわっかをもてあそぶ。今一番気にいっている手製のオモチャだ . . . 本文を読む
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・墨色の風景

2008-04-11 | ●墨に遊ぶ・水墨画
水墨画のお稽古に通っている教室が、5月の連休後半からグループ展を開く。5月ならまだかなり時間がありそうなものだけれど、稽古は月に2回。このところ雑務に追われてしばらく顔を出せないでいたから、開催まで残りは来週土曜の1回だけになってしまった。 この日は教室で「作品」を額装する下準備の「裏打ち」作業をする予定だ。だからその前に出品作を仕上げておかなければならない。今週は合間をみて少しずつ描き進めてい . . . 本文を読む
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・再生の春

2008-04-09 | ●散歩進んで梅郷御岳
花ちらしの雨、というと風情あふれる春の雨を思うけれど、昨日の嵐はすさまじかった。こういう日に限って外出の用事がいくつか重なり、午後遅くに会社に戻ったときは、革靴は中まで雨水がしみており、靴下はまだら模様。ジーンズはすそから膝あたりまで水を吸い、べっとり貼りついている。 明けて9日は風もなく、桜のはなびらを散らした朝の散歩道を柔らかな陽射しがおおっていた。ほぼ花の落ちた木々の根元には早くも若芽が伸 . . . 本文を読む
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・花のあと

2008-04-02 | ●読書百変
ここ数日、日本国中でどれだけの数のサクラが撮影されたのだろう。などと、朝の散歩道でカメラを構える人々の横を通りながら、ふと思った。薄紅色の花の精気が銀塩フィルムやデジタルなメモリーに吸い込まれてしまい、国中の桜の花びらが透けてしまうような想像をしてみる。最近は、往復の車内でずっと藤沢周平ばかり読んでいる。新刊はないからどれも読み返した本ばかりだけれど、読むたびにサクラのようにため息をつく。物語の展 . . . 本文を読む
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