晴れ時々休み

雨でも晴れでも地球は回る。夏でも冬でも日は昇る。だから一歩ずつ時々休んで前向いて歩く♪

夜空の向こう

2010-07-31 | ●青梅山里暮らし
今年の1月なかばまで、ほぼ1年、青梅のラーメン屋でバイトしていた。その店のブログを閉鎖することになった。「諸般の事情により、しばらく店を休業する。再開は春頃の予定」と最後の記事を書いてから季節はめぐりすでに夏の盛り。このままこっそりブログを削除してしまうわけにもいかないから、7月いっぱいで閉鎖します、と予告文を書いた。店じたいも再開のめどが立たず、遠からず閉鎖することが決まっている。青梅に越してま . . . 本文を読む
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風の回廊

2010-07-27 | ●青梅山里暮らし
部屋の温度計はついに38度を記録。冷房もおいつかないし、ずっとこもっていても奇跡が起きるわけでもない。動物園の白熊はもっとへばっているに違いない、と思い立って久しぶりに御岳渓谷遊歩道を散歩。風がよどみ、路面の照り返しが顔を焼く青梅街道、軍畑(いくさばた)駅の近くから山道をくだり、渓流に。白濁し増水した流れはそれでも涼を運び微風が頬をなでる。さらに上流に進むとお気に入りの小道。ひそかに風の回廊と名づ . . . 本文を読む
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囲碁よろしく

2010-07-26 | ●青梅山里暮らし
かなり暇な時間を過ごしているし、あざ笑うかのように酷暑が続くから、正気を保つために囲碁を再開した。東京八重洲口のビル内の「日本棋院八重洲センター」でリーグ戦を戦い、初段免除をいただいたのははるか昔。長いこと実戦の機会もなく、それでも新聞の囲碁欄とたまに日曜の囲碁対局を見ている。白と黒の石だけで盤上をめぐる「手段」は、集中すればそれこそ仙人の時間を過ごせる。静かに燃える「烏鷺」(うろ:白いサギと黒い . . . 本文を読む
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ざるうどんの天ぷら

2010-07-20 | ●今日の朝昼夜ご飯
これでもか、と温度計は35度、いやほとんど36度を示し鼻息が荒い。こりゃあ昼は冷やしうどんだ。流しの天板に置いたかごの中に昨年の残りのうどんの束を見つけて決めた。とうに賞味期限は切れているけれど乾物だからどうということもない。でも麺つゆは切れているし野菜もないから、久しぶりに近くのスーパーまで買出しに。さっと野菜の天ぷらでも作ろうかとも思ったけれど、湯をわかしただけでむっと熱がこもるくらいだから、 . . . 本文を読む
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まろ、と呼ばれた日

2010-07-19 | ●青梅山里暮らし
梅雨明けが宣言された翌日の朝は、絵に描いたような夏空が広がった。この暑さでは気の毒にも思えたけれど、近所の神社に家族が集まりお宮参りの儀。祈祷のあと、では最後にお印を、と神主はほほ笑み指先で「めろん」の額に小さな丸印をふたつつける。うぷ。麿(まろ)だ。お公家だ。と覗き込んだ母親も笑う。生まれて間もない子どもを災いから守るためのまじない、魔よけらしい。とぼけた寝顔に妙に似合う。顔かたちから「めろん」 . . . 本文を読む
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