晴れ時々休み

雨でも晴れでも地球は回る。夏でも冬でも日は昇る。だから一歩ずつ時々休んで前向いて歩く♪

君が育てたサボテンは

2013-02-25 | ●花咲く乙女たちは
君、というのは苗屋さんだけれど、インフォメーションセンター前の広場で、恒例の花市場が開催された。一番寒さきびしい時期だから鉢数は少ないけれど、サボテンの小さな赤い花がひと目をひく。ほんの小さなできごとにはもう傷つかない僕だけれど、真上から見るとみごとな放射状のトゲつけたサボテンにはちくりと心刺す想い出も。この長い冬もじきに終わるのだ。春はもうそこまで。恋は終わるだろうか。 . . . 本文を読む
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君は目を見開いたまま

2013-02-22 | ●陽はまた昇る
昼下がりの公園。砂場のはずれ。静寂に包まれた片隅に、子どもが乗って遊ぶはずの遊具が2台。ひとつはパンダ。うつろな瞳で青空を見上げている。かなた上空には真っ白な飛行機雲が青空をふたつにわけている。パンダ。あおむけだからほかに取り付け場所がなかったのだろうけれど、ハンドルをくわえているようにも、ハンドルをほおに突き刺しているようにも見える。そのとなりはきっとコアラ。こちらはあぐら座り、両手でハンドルを . . . 本文を読む
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虫こぶ再び

2013-02-19 | ●花咲く乙女たちは
本来は休日なのだけれど、朝からの「防災救護訓練」のために出勤。各セクションから総勢40数名が参加した訓練は、マニュアルによる講義、座学に始まり園内に分散しての救護シミュレーションで終了。個人的にはすでに日赤の同様の研修を受けていたから、その確認に終始。ただし、トーキーの無線チャンネル切り替えのタイミングやら、備品の欠品などもあらわになり、さらに本部との連絡がとだえた場合の現場判断の是非など、当然な . . . 本文を読む
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どうもスイセン

2013-02-12 | ●花咲く乙女たちは
水仙2種。画面左の花全体が白いのが「ペーパーホワイト」種で右側の花の真ん中(副冠)が黄色いほうが「ニホンズイセン」。本当は水辺にひっそり咲く姿が好ましいのだけれど、例年よりも開花は1ヶ月ほど遅れて、園内の植栽地ではどちらも今が満開。ナルシストの語源というギリシャ神話の美少年「ナルキッソス」は、神々の陰謀で水面に映る自身に恋してしまい、やがてその姿が水仙になってしまった、というお話。だから水辺で下を . . . 本文を読む
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はみずはなみず

2013-02-11 | ●花咲く乙女たちは
この寒さで鼻水はでるわ、歯の根もあわずに歯水はでるし…、それはよだれ。ということではなくて「葉見ず花見ず」は彼岸花の異名。いつもの多摩川土手の散歩道に向かう坂道の途中、石垣の上でたっぷりを日を浴びて細長い葉を広げるのは彼岸花の葉っぱ。他の植物が枯れた真冬は、のびのびと葉を広げてお日さまをひとりじめするチャンス。葉の光合成で地下の球根のような鱗茎に栄養をたくわえておき、日差し強く、他の . . . 本文を読む
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