休みの日はもちろん、次の仕事までまだ間があるときには昼寝が一番、と確信。網戸から風が通り抜けない日には扇風機を30分程度まわしておけば、すぐに寝つけるようになった。念のために目覚ましはかけるが、1時間から1時間半程度で目覚める。ただしその間にアスファルトの道のすみで干からびているミミズのようにに身体から水分が蒸発しているから、すぐに麦茶を補給する。薄い羽根布団をかけてあるソファベッドのせもたれは、 . . . 本文を読む
ホオズキ。漢字では「鬼灯」と書き、お盆の時期にはスーパーの花売り場でも目にする。死者の霊を導くための提灯に見立てて飾るのだ。自宅近くの愛宕神社の参道に続く道の脇で群生を見つけた。クローズアップで画面いっぱいにして覗くと、ホオズキの森。小さな精霊が葉陰から顔を出すような真昼の幻想。株分け以外にも種から育てられるらしい。季節の終わりにひとつ失敬して、庭のすみにそっとまいてみようかな。 . . . 本文を読む
梅雨がもどってきたかのような曇天。時おり小雨もまじる山道歩いて、久しぶりに「せせらぎの里美術館」へ。「JR青梅線の御嶽駅から多摩川沿いの遊歩道を歩いて20分ほどの、緑の濃い奥多摩の木々に囲まれた古民家作りの小さな美術館」と08年6月24日の記事「晴れた日にはせせらぎが」でも書いていた。平日にもかかわらず来場者が多いのは、先日NHKの日曜美術館で放映された「犬塚 勉の作品展」-稜線の風の如く-が開催 . . . 本文を読む
散歩道の草思堂通り。吉川英治記念館近くの山のすそに大きな大きな鉢がある。おそらくもとはドラム缶。最初は焚き火にでも使われていて、やがて放置され、年月をへて形はくずれ穴があき、くずれて中に枯葉が堆積し、鳥の糞から花の芽が育ち…といった歴史が刻まれたさび色の大きな鉢。ぐんぐん空に伸びた花はヤマトラノオだろうか。不明。彫刻の森美術館に置いても似合いそうな、鉄と土と花の歌。 . . . 本文を読む
いつもより早めに家賃を持参したから、というわけでもないだろうけれど、大家さんがなにやらいつにもましてご機嫌。「ねえ、ちょっと大きくなっちゃったんだけど、キュウリ食べる?」と縁側から顔を出す。塩つけてそのままかじってもいいし、ちょっと手間かけて、味噌マヨからしソースをあえてもいいし、スライスしてサラダにいれてもいいのだ、キュウリはお手軽で元気のでる夏野菜。育ちすぎちゃったけど、さっきとったばかりだか . . . 本文を読む