立川の昭和記念公園。ボート乗り場をめぐってから散策路をゆっくり歩く。何度か描いたことのある大きなケヤキ。その奥の左手にススキの穂がぼーっと光っている。暗い林を背景に存在感。薄曇りの午後。風がやんだ。 . . . 本文を読む
高尾山。薬王院に続く道。石垣で保護された小山の斜面に、複雑に絡み合った木々の根っこが、血管のように広がっている。本来は地下に根をおろして水分、ミネラルを吸上げて、葉っぱの光合成で木は栄養をとっているのだけれど、表土がけずられてむき出しの根っこ。それでも着実に少しずつ根っこが伸びる。 . . . 本文を読む
晴天の昭和記念公園。ボート乗り場もにぎわっている。へえ、と遠目に眺めながら池の端を歩くと、そこにも黄色いボートがぷかぷか浮かんでいた。20代前半とおぼしき3人が、それぞれマスクをし、スマホに見入っている。ボートなのにぃ、とつぶやきながらハーブ園に向かう。 . . . 本文を読む
薬王院へ続くメインコースの1号路の帰り。「琵琶滝」に至る下りの2号路では、木々の根っこ道と格闘しながら汗をかく。でも根っこに落ちる木もれ日のしましまと、木陰の風が気持いい午後。残りの麦茶を飲む。 . . . 本文を読む