日経新聞の文化欄に連載されていた「子どもが好きな名画・十選」を楽しく読んでいた。10回連載の最終回が先ごろ終わり、切り抜いていた記事を並べたのだけれど、4回目と8回目が抜けている。うーむ、気になるけれど新聞はすでに片付けてしまったし、ままよ手元の記事だけを確認。
筆者の「結城昌子」さんの名は寡聞にして知らなかったのだけれど、ムサ美出身のグラフィックデザイナー・絵本作家で「実践するアートディレクタ . . . 本文を読む
ここしばらくは毎朝6時半に起床することに決めている。時間になると目覚ましを止めて大きく伸びをしてから起き上がり、まずは珈琲サーバの準備して、といった手順で1日は始まるのだけれど、春が近いと感じているのだろうかこのところニャン玉2匹の目覚めが早く、5時半から遅くとも6時には寝床のふすまをガリガリひっかく。朝飯の催促だ。
ったく、と前にも「グチ」をこぼしたような気が、と確認したら今月13日に「とぼけ . . . 本文を読む
いつもの多摩川散歩に出かけて橋を渡り、川の向こうの土手に出る。あ、何か違う。土手の斜面の枯れ草にわずかに緑の影が、まぶしたように点在するけれど、別に今日にはじまったことではないし、桜の蕾もまだ身をこごめてかたいままだし、と目を空に転じてわかった、これはもう春の空。
春一番が呼び戻したのか、ときおり冷たい風が川面を渡り、ぶるっと首をすくめるのだが、身を切るような寒さはもう残っていない。真冬の幕をさ . . . 本文を読む
電車を止めるほどの時ならぬ突風が吹き荒れた午後、国立コートギャラリーで開かれている「第28回日野高OB展」のオープニングパーティが始まった。例年は小林先生の講評、乾杯、で始まるのだけれど、今回はその前に少し時間をもらって、昨年秋に亡くなった同級生の金太の遺作の説明をし、昨日書き上げた「OB展会規約」の承認を強制してから宴会に突入。
出展者の案内はがき攻勢が奏功し、復活した清志郎人気の再燃もあ . . . 本文を読む
日が落ちてもコートがいらない陽気。雪の中のぶるっとふるえるくらいの寒気も好きだけれど、やはり温かいと心のこわばりも溶けるようで、ほっと息がつける。
年末から事務所内にとりこんで、ときおり水を遣っていただけなのに、加湿器の隣が気に入ったのだろうか、2年越しの赤いミニシクラメンが蕾をつけて、ひっそり咲いた。
これは吉兆。と思えばいとしさもひとしお。せつなさはモノローグ、胸の中の週末なのだった。謎は . . . 本文を読む