晴れ時々休み

雨でも晴れでも地球は回る。夏でも冬でも日は昇る。だから一歩ずつ時々休んで前向いて歩く♪

・雨がしとしと日曜日

2007-09-30 | ●日暮しの猫
あまり冷えるものだから、ようやく夏物と秋冬物の入れ替えをして、長袖シャツをはおって傘さして、雨の多摩川散歩道に。2匹の猫もそれぞれに膝に飛び乗ってくるようになったから、ははあ、人肌の温かさを求めているのだな。まああったかいのはお互い様だからと喉をなでる。 ごろごろごろ、と自分が居心地がいい場所にいると喉鳴らすのは「くり」だ。姿が見えないなと探すと天井近くの棚の上だったり、これこのように、と洗濯機 . . . 本文を読む
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・彼岸花をにらむ

2007-09-29 | ●墨に遊ぶ・水墨画
土曜の午後。先週に続いて今月2回目の水墨画のお稽古に行った。今週は会館の「鍵当番」だからいつもより少し早めに家を出る。にしても涼しさを通り越して肌寒い。自然はアナログだからきっちりと計ったようには動かないのだ。自然だものなあ、と本館の鍵をあけたら中はずいぶんと暖かい。畳敷きの広間は他の稽古ごとや地域の会合に使われるから広く、昨日のぬくもりが少し残っているようだ。部屋の真ん中に6人分の長机を並べる。 . . . 本文を読む
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・やってくれちゃった

2007-09-27 | ●日暮しの猫
曇っていて見えなかったけれど、十六夜(いざよい)の月が空にかかっている頃、早めに帰宅したから、どれ酒のつまみでも作ろうと、まずテーブルを片付けた。愛用のビールグラスを置いて、缶ビール(のようなもの)を冷蔵庫から取り出して台所で調理を始めた瞬間。 カシャーン、と妙にすんだガラスの割れる音。いつの間にどこから来たのか2匹が食卓に飛び乗り、やってくれちゃったのだ。コラーっと大声で怒鳴ってしまった。びっ . . . 本文を読む
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・月がとっても丸いから

2007-09-26 | ●日暮しの猫
早出して片付けたい仕事があったから、今朝は5時に早起き。珈琲を飲んでからゆっくり散歩して戻っても、さすがに汗をかかない。いつもより2時間ほど早く出社してもう一度珈琲をいれる。酒も珈琲もうまい季節になってきた。 昨夜の十五夜お月さんは実にできがよかったから、いつになくニャン玉2匹がおとなしくしていた。いつも夜は紙切れを見つけてはガシガシとかじったり、ヒモをくわえて走り回っているのに、月の光を浴びて . . . 本文を読む
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・9月の夜の都会の空

2007-09-25 | ●読書百変
十五夜。会社のベランダから西新宿方面の夜空をあおぐと満月。うまい具合に雲を引き連れての中秋の名月だ。 高層ビルの上空に浮かぶ月を見ると思い出すのが「六月の夜の都会の空」。学生時代に読んだ稲垣足穂の、どの本だったかに、内容はほとんど覚えていないけれど、この言葉だけは多感な、まだ柔らかだった心になんだかずきっと突き刺さって、破片がいつまでもとれずに残っていた。 坂口安吾の「桜の森の満開の下」と同じ . . . 本文を読む
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