どうも事態が進展しない。よし、気分をかえて、と青梅線で奥多摩まで出かけた。案内所で「氷川（奥多摩）周辺の観光ガイドマップ」をもらい、足ならしと氷川渓谷散策ルートを目指す。その前に昼飯を、と青梅街道で見つけたコンビニの看板に、ほこらしげに、ちょっとかしいで「コンビニ終点」の文字。東京都コンビニ最西端、北緯何度で東経が、とデータも記されている。デイリーヤマザキ奥多摩店だ。この先は山梨甲州市までざっと5 . . . 本文を読む
御岳まで散歩して、川の近くのベンチでひといきいれる。陽は暖かく風もない。バッグから取り出したスペンサーシリーズ34作目の「ドリームガール」を開く。昨夜読み終えた「スクール・デイズ」の訳者あとがきに、前作までの訳者・菊池光さんの跡を継いだ、と書かれていた。まだまだパーカーは意欲的で、すでに次回作（ドリームガール）が発表された、とも。家に戻り、前回よりももっと丁寧に履歴書を書いていたら、ラジオ報道。今 . . . 本文を読む
数日前、ほんの小さな囲み記事でパーカーの訃報を知った。「ロバート・Ｂ・パーカーさん（77歳・米作家）19日のAP通信などによると、米マサチューセッツ州ケンブリッジの自宅で18日死去。死因は不明」といった簡単な内容だ。73年に私立探偵・スペンサーが主人公の「ゴッドウルフの行方」でデビュー。76年刊行された「約束の地」で米国推理作家クラブ最優秀長編賞を受賞。個人的にはやはり「初秋」「レイチェル・ウォレ . . . 本文を読む
友、遠方より来る。実際は、高校の後輩が遊びに来た。手土産に、とYEBIS（エビス）500mlの6本パックを持参。ありがと、と頬がゆるむ。お返しに、秘蔵の冷凍牛スジを一袋持たせる。「非常勤職員の不採用の通知について」というぎょうぎょうしい見出しの「不採用通知」を受け取ったばかりだけれど、気が晴れる♪明日の面接用の履歴書をかきあげる。風もなくおだやかな午後。 . . . 本文を読む
手持ちぶさたの午後。ひまなら遊ばないか、とおとぼけ顔の「くり」がテーブルに飛び乗る。読みかけの新聞の上に座り込み、悪魔のような大口であくびする。相手してもらえないので尻尾で人の顔をはたいて後ろを向く。ならば、とささっとスケッチ。後ろ向きなら簡単だ。と筆を走らせていると、それと察してテーブルから飛び降り、今度はのそのそとストーブにはい上がって腹ばいに。太りすぎたものだから足も腰も肉にかくれてよく見え . . . 本文を読む
