晴れ時々休み

雨でも晴れでも地球は回る。夏でも冬でも日は昇る。だから一歩ずつ時々休んで前向いて歩く♪

ガラスの森

2009-10-28 | ●青梅山里暮らし
やむをえない用事で久しぶりに新宿まで。駅のホームへ降り、改札を抜けるまでの混雑がうっとうしい。西口通路から地表に出ると、中央公園が目の前に迫る。小西六写真工業(コニカ)の工場敷地と淀橋浄水場の跡地に作られた公園は「新東京百景」にも選ばれた。近くの会社に通っていた頃は、公園のベンチで昼飯を食べたこともあるし、「ナイヤガラの滝」「白糸の滝」を何度か撮影したこともある。にしても、公園を見下ろす都庁のビル . . . 本文を読む
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ヤマモミジの丘

2009-10-26 | ●散歩進んで梅郷御岳
朝からの強い雨は午後もやまず、風にあおられた小枝が黒く濡れた小道を埋めていく。パズルのように奇妙に並んだ枝の間に、紅葉した桜の葉が張りついている。頭上の桜から目を転じると、神社の山の中腹にヤマモミジ。葉の先が色づいてきた。雨に煙る奥の山から、社殿を包むように白い霧が下りてくる。「難を転じる」からと玄関脇に植えられる南天は、立ち姿が好きでたまにスケッチする。散歩道の草思堂通りでも紅葉した南天が数株、 . . . 本文を読む
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夜空を仰いで

2009-10-23 | ●青梅山里暮らし
夕暮れの吉野街道を御岳に向かって散歩。歩道は整備されているけれど、何しろ道路幅が狭いから、すれ違うダンプは歩道ぎりぎりまで車体を寄せて走り抜ける。風が巻き起こり、杉の梢が揺れ、身体も左右にゆすられる。川沿いの遊歩道に下りるまで、特に夕暮れは気が抜けない散歩道だ。昨夜は薄く雲が広がり、星の光が少ししか届かなかった青梅の山里。でも前日は絶好の流れ星の夜。見続けて三日目だったから、何かと学習した。まず、 . . . 本文を読む
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稜線の風の如く

2009-10-21 | ●墨に遊ぶ・水墨画
40歳を前に遭難死した画家・犬塚勉の制作ノート、「稜線の風の如く」には「風景ではなく自然を描く」「自由でのびのびした自然な暮らしの中から作品が生まれる。自然があれば何もいらない」と書かれていた。晴天の午後、窓から山並みを眺めていたら、それらの文章を思いだして御岳に向かう。遊歩道の散歩道で、前から気になっていた「気になる木」を四方から眺める。逆光が目に痛いけれど、ここかな、と位置を決めておおまかに鉛 . . . 本文を読む
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星の降る夜は

2009-10-20 | ●青梅山里暮らし
11時過ぎ、仕事帰りの裏道で夜空を見上げると、満天の星がまたたいている。そうだ流星群、と見当つけて東に目を転じて星座を見つけた。4つの明るい星を線で結ぶとゆがんだ台形。中ほどに3つの星が直線でつながる。オリオン座だ。今夜からオリオン座流星群の星降るショーが見られると聞いていた。いつも一服する愛宕神社に立ち寄る。遠く街灯の明かりを受けて、なんとか足元が見えるけれど、それでも明るすぎる。よし、と手すり . . . 本文を読む
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