5月最終日。というより、明日から6月が始まる、と考える。過去に執着しないのだ、と言い切れればいいのだけれど、あわわ、もう6月かぁ、と実際は月日が多少うらめしくもある。それでも過去は取り戻せない。変えられない。だったら少しでも可能性のある明日に期待するのがいい。とつぶやたきながら、休み明け、ドトールでアイスティ飲みながらピースをくゆらせ、テーブルに文庫本。今夜の夜勤まではまだ自分の時間。今日は下の妹 . . . 本文を読む
昼過ぎに目覚め、3時頃から御岳渓流散歩道を歩く。軍畑側から石段を下り川に出たとき、鮮やかな赤いヤッケが目に映った。とっさに浮かんだ「想い出の赤いヤッケ」。60年代後半にヒットした高石友也の名曲だ。「白い雲と青い空と赤いヤッケとあの娘と」♪鮎の解禁は6月6日と立て札に書かれていたから、マスかヤマメを狙っているのだろうか。びゅっとしなる釣竿。木々の青葉。そして赤いヤッケ。「あの娘」はいないけれど、メロ . . . 本文を読む
夜勤のバイトが終わる時間は、早ければ朝の5時頃だから私鉄駅の始発で青梅に戻ることも多い。昨夜、というか今朝も早めの撤収になり、乗り換え駅の拝島に5時半頃到着、青梅線を待つ。週末だと御岳や奥多摩に向かう観光客の姿が多いが、平日の曇り空、下りの奥多摩行き車内はすいている。見回すと今日は車両に自分一人だけの貸しきり状態。これならのうのうと座席に寝転んでいられるな、とも思ったけれど行儀悪いし寝過ごしても困 . . . 本文を読む
玄関脇のミニ花壇に置いた鉢植えの「チェリーセージ」が花盛りだ。昨年はちょうど鉢のサイズくらいにひっそり咲いていたけれど、青梅の水が合ったのか日当たり土の具合がよかったのか、今年は春先からぽつぽつ蕾をつけて、今やこれこの通り。「鮮やかな真っ赤な花が印象的で、春から秋まで咲き続けている姿をよく見かけるこの花は、メキシコが原産の宿根草。茎がやや木化するため、正確には小低木といえます。名前のとおり、葉がサ . . . 本文を読む
打ち合わせで都内まで出かけた。夕方のミーティングまで少し時間があったから腹ごしらえを、と山手通りを渡って青梅街道沿いを歩きながら店をさがす。赤い牛丼チェーンの看板が目についた。「すき家」だ。うむ、たまには牛丼もいいかと自動ドアを店内に。今夜も夜勤仕事はあるから、夜明けまでもつように「牛丼大盛り・豚汁セット」を注文する。キャンペーン期間中はもっと安かったように思うけれど、セットは510円。こんなもの . . . 本文を読む
