晴れ時々休み

雨でも晴れでも地球は回る。夏でも冬でも日は昇る。だから一歩ずつ時々休んで前向いて歩く♪

・敷きつめてイチョウ

2008-11-25 | ●墨に遊ぶ・水墨画
見事なイチョウがあると聞き、休日の朝、JR五日市駅まで電車に揺られた。駅から徒歩で20数分。山道を登りきると、かやぶきの山門の奥に2本のイチョウ。裏手にはカヤの古木もそびえる「広徳寺」だ。イチョウ、一度に全景を写すにはよほど引かないと画面に入らない巨木だ。 黄金色の葉におおわれた地表には杉苔がはえ、ふわふわと柔らかい。見上げると幹の中ほどから「乳」もさがっている、乳イチョウだ。うーむ、とうなりな . . . 本文を読む
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・寒い朝

2008-11-20 | ●散歩進んで梅郷御岳
北風吹きぬく…ほどではなかったけれど、寒い朝。目覚めがよかったから多摩川散歩に、この秋初めて手袋して出かけた。思ったほどでもないかなと油断していたら向こう岸に渡る橋まで来たら、耳が痛い。そうだった、冬の河原は耳あてが必需品だったのだ、とようやく思い出す。 ブルージーンの上着は風こそ通さないものの、首まわりが冷える。そうだった冬の河原はマフラーが必需品だった、ともうひとつ思い出し、首をすくめて土手 . . . 本文を読む
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・柿で一杯

2008-11-18 | ●青梅山里暮らし
この秋は、たわわに実った柿の木をほうぼうで目にする。当たり年だろうか、バアさんの家の柿も豊作だからとおすそ分けをもらう。市販品ほど姿かたちはよくないし、種も入っているけれど、これが甘くてうまい。もう少しシャキシャキした歯ごたえがあればいいのだけれど、文句も言えない。 そうだ、この甘い果汁はチェイサーとしていけるんじゃないだろうかと、と夜中。ナイトキャップのウイスキーのロックをちびちびなめながら、 . . . 本文を読む
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・展覧会の絵

2008-11-17 | ●青梅山里暮らし
日曜日の夕方、国分寺駅近くの「司画廊」で開かれていた展覧会に出かけた。OB展の主役、小林先生が主催する絵画グループ「晴水会」の年に一度のイベントだし、来年1月末に開催されるOB展の打合せも兼ねての顔出しだ。 さほど大きくはない会場だけれど、立地もいいし、休みの日だし、近くを通りかかったからと訪れるお客さんも多い。水彩も油絵もけれんみのない正直な描きかたの作品は、肩もこらずにすっと目に届く。 . . . 本文を読む
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・駅前のノラの秋

2008-11-16 | ●日暮しの猫
駅の階段を下りると、焼き鳥屋の赤いちょうちんが客を呼び込んでいる。夜の10時前くらいまでならいつもその店の前に数匹のノラが姿を見せる。見た目はまだ生後数ヶ月くらいの尻尾の短い茶白もいる。 河原のノラと違ってあまり人おじしない。駅から降りた人の足元にすり寄ったりはしないけれど、足音を聞いても逃げ出すわけではない。焼き鳥ちょうちんの赤い光に守られているかのように、じっとうずくまっている。 . . . 本文を読む
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