都内も大雪に見舞われた翌朝。駅前の凍りついた坂道をそろりそろりと歩き、職場へ。シフト表によると、今日は事務局に詰めて「フォトコン」（フォトコンテスト）の応募作品を整理する予定だったけれど、雪見客、カメラマンのお客さん用にしばらく閉じていた売店を開けることになったからと、その助っ人に呼ばれた。フォトコン事務にはすでに3日間対応して、正直、ちょっと飽きていたから二つ返事で引き受ける。空は真っ青に晴れ、 . . . 本文を読む
「時代に合わせて値下げしました」と書かれた案内が、大きな鏡の脇に貼りつけてあり、整髪料金はそれまでの1,850円から1,350円と500円値下げになっていた。これは助かるけれど、店内には以前ほどの活気がない。数えてみると理容師が二人、アシスタントの若いお兄さんが一人、と、ほぼ半数の人員リストラだ。「時代」というのは昨年秋、近くにオープンした「1,000円カットの店」のことだ、きっと。数ヶ月前に一度 . . . 本文を読む
仕事始めのシフト表には、園内の小さな売店の一人担当と記されていた。まだ人出も少ないから、初日は二つの売店だけを開けると説明を聞く。もう一つはベテランの女性が受け持つテラス付きの休憩所。ミーティングも簡単に終わり、釣り銭バッグと私物の弁当バッグをチャリに乗せて久しぶりの園内通路を、かみしめるようにゆっくり走る。セコムのアラームを解除し、シャッターを開け、まずはコーヒーサーバーのスイッチを入れる。お湯 . . . 本文を読む
せいぜい週に１、2回だったけれど、それでも定期的にフィットネスクラブに通って汗かいていたのは、もう6、7年も前のことだ。昨秋の終わり、朝から身体動かす仕事について、それはそれで楽しんでいたのだけれど、日を重ねるにつれてどうにも身体と気持ちが同調しない自覚があり、うーむ、これも経年劣化。身体がなまっているからだと気づく。そこで駅前のフィットネスクラブに入会申し込みしたのが年末。今日がその初日で、体力 . . . 本文を読む
まるでなにごともなかったかのように年が明け、天気もおだやかな正月を迎えました。ともあれ、少しずつ前に進むしかありません。幸多き1年でありますように。本年もよろしくお願いいたします♪ . . . 本文を読む
