強風から一夜明けた日曜日、少し風は残るが日差しは暖か。ロードバイクにミラーレスを携え出撃。青葉台から山一つ越えて読売ランド前へ。日本女子大をパスして府中街道で稲田堤へ。鶴川街道で多摩川を渡り直進。7km程走ればJR中央線に出る。右折して線路を辿り今日の目的地「三鷹跨線人道橋」に到着。昭和4年に設置されたこの跨線橋は老朽化から解体が決まりこの週末が最後の公開となった。この橋は作家・太宰治のお気に入りのロケーションだった。
橋を北側から南側から撮影し復路は三鷹通りを南下。神代植物公園、深大寺を抜けて武蔵境通りへ。右折して甲州街道で猫娘が暮す八幡神社でお参り。
つげ義春が通った中華料理「八幡」で炒飯セットの昼食。ご主人は腰痛が酷いらしく入店してすぐに「準備中」の札がかかる。ワシの他に3組ほどの客も食事が済み退店、最後の客となった。腰痛の話題でご主人と話し込む。ご主人は脊髄がずれて神経を圧迫しているとのご説明。いよいよ手術を迫られ悩んでいる、ネジ金具を埋め込んで歪みを矯正する手術は全身麻酔で4時間、2週間の入院らしい。つらくて今年の5月からは出前もやめた、いよいよ腰痛が悪化すれば店は畳むと仰る。昔は6人ほど店員を雇い3人は出前に出て、1日500食を捌いていたと聞かせてもらう。若い頃はバーベルをしていて筋肉隆々だったのに今ではやせてしまったと寂しい顔をされた。ご主人の御歳は75歳、働き者だ。自分もこの先、何歳まで働けるのか考えてしまう。
本日の走行距離 56.28km ロード積算 20,258km
跨線橋つながりのおまけ
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