Saitolab 「なにもせんほうがええ」

婚しては妻に従い ボケては猫に従う

シャインプルーフ

2010年09月30日 | 写真、カメラ
先日ニコンの28mmシフトレンズを手に入れた。シフト操作だけでは飽き足らずティルトも欲しくなる。折角のレトロフォーカスなので遊ばなくては。早速レンズのスライド可動部を分解し内部構造の調査。このレンズはシフトしたままマウント部が無限回転する構造なのだ。つまり「ライズ」「フォール」が出来ることになる。この回転機能を降ろしてしまい、そこにティルト機構を組み込めば上手くいきそうだ。加工ベースとして純正の接写リングPK-11を1個潰そうか。部品取り用にF時代のベローズも購入してみたが状態が良く勿体無くて加工や改造は諦めた。こういう作業は工作に着手するまでのラフスケッチや図面引きが楽しい。イメージトレーニングみたいなものか。
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2 コメント

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硬貨の表面仕上げとちゃうで… (雌山)
2010-10-01 15:39:12
私の手持ち機材での経験では、被写界深度を稼ぐ目的でレンズをチルトさせた場合、同時に相当シフトしないと、イメージサークルがいくらあっても足りないと思います。撮像面だけを傾けるのならイメージサークルはさほど必要としないのですが…シャインプルーフの原理をご存知の方には釈迦に説法でしたね…
レトロフォーカスで広角だと、イメージサークルは小さいのが普通でしょうが、そのレンズ、どれくらいなのでしょうかね…
偏心結像光学系 (研究員)
2010-10-01 23:14:23
イメージサークルですが実測でφ50ほどありました。救いは結像面がDXフォーマットということでしょうか。パースペクティブ効果はフルに発揮できませんが。本体のシフト機構は残しますので合わせ業なんていうのも少し考えたりしております。シフト方向を限定すれば小型化も出来そうです。あとは精度と強度と安定保持が課題です。全部かいオイ!

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