サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

悟った魂

2017-04-28 16:00:50 | 日記
あなたが他人と思うその人の中に、あなたが最も愛する神の御姿を見なさい。
実を言うと、その人は「他人」などではありません。
その人は、神の生き写しであり、あなたも同じくそうなのです。
あなたは、ある「個人」を助けているのではありません。
あなたは、その人の内にいる「私」を愛しているのです。
私は、その人の姿をとって、あなたの目の前に立っているのです。
ですから、エゴが頭を出す隙間がどこにあるでしょうか?4/3/70

ポニョ:昨日、娘さんがジンベイザメを見に行くツアーに行ったって言ってたけれど、娘さんってどっちの娘さんなんや。確かあんたには二人の娘さんがいたよな。

ヨシオ:一人はもう結婚して片付いてメルボルンに住んでいるんや。

ポニョ:以前、結婚式の様子を記事にしたよな。確か公園を借り切って野外で結婚式をしたんや。あんたはそこで娘はオーラが見えるという結婚式には不向きなスピーチをしたって言ってたよな。

ヨシオ:そんな事もあったな。俺はその時に頭に浮かんで来る話をするから、自分でも何を話し出すか分からんのや。娘も他の子供達もヒヤヒヤしながら俺のスピーチを聞いていたって言ってたな。娘は「お父さんは何を話しても良いけれど、歌だけ歌わないでね。参列している人たちが全員いなくなるから」と釘を刺されたな。

ポニョ:娘さんはあんたの事をよく分かっているんやな。確かプロの作家をして生計を立てているって言ってたよな。

ヨシオ:そう。カラーサやジンベイザメと泳ぎに行ったのは次女の方や。以前、次女の話をシュタイナースクールを記事にした時に紹介したやろ。シュタイナースクールで、雑木林で蜘蛛が木と木の間に大きな巣を作るのを観察する授業があって、それを見て感激して家に帰って来たな。特に雨が降った後や、朝露に濡れた蜘蛛の巣が綺麗だって言ってた。それ以来、みんなで林の中に行った時に、俺が蜘蛛の巣を壊したら怒るんや。「蜘蛛さんはどれだけ努力してこの巣を作ったのか、お父さんは知らないんでしょう」と言って。

ポニョ:優しい娘さんやないの。おいらがオーストラリアに行って最初にお世話になった時は、まだ確か小学生でチャピチャピしてたな。このブログで次女さんのエピソードを紹介した事があるよな。次女さんはラーマヤーナの物語が大好きなんやけれど、まだ字を読めなかったので、お兄さんとお姉さんが読み終わった後にいつも兄弟からラーマヤーナの話を聞いていたんやろ。でもお兄さんとお姉さんは自分が読むのに必死で、丁寧に説明してくれなかったんや。それでとても悲しくなってサイババさんにラーマヤーナの事を知りたいと言って泣いて頼むと、その日の夜から毎晩のように、サイババさんが夢に現れて、ラーマヤーナの本を一章ずつ読んで下さったんやろ。それってすごいよな。神さんは子供の純粋な願いを叶えて下さるんやな。今では次女さんは確か歯科医になったと言ってたよな。

ヨシオ:大学の教授が卒業式で娘を見て、「あんたは歯学部の卒業生ですか?」と聞いて来たくらい、大学に行かずに卒業したんや。めちゃ要領が良いところは俺とそっくりやな。テストの時に友達が難しくて答えが分からないので、ちょっと答案用紙を見せて欲しいと頼んで来た事があったんや。たまたまその日のテストは娘には簡単やったので、早く答案を書き上げ、試験会場から出ても良い時間になるまでその場で寝てたんや。その間に友達が娘の答案をコピーしたんやけれど、一字一句変えずにそのままコピーしたので、カンニングした事がすぐにバレてしまい、二人ともめでたく落第してしまったんや。

ポニョ:それって娘さんの責任じゃないやんか。きちんと先生に説明すれば、娘さんだけでも落第しなくてすんだかもしれないズラ。

ヨシオ:娘の責任でもあるやろ。何れにしてもあいつはそういう事を一切気にしないんや。まだその友達と付き合っているようやな。あっさりしてるんや。それで一年だけ留年して卒業したな。その後、地元の歯科医院に就職し、もう六、七年くらいそこで働いているかな。出来るだけ痛みを感じさせない歯科医療を目指していて、子供の扱いが上手いので、子供の患者がやって来るんや。だからいつも予約でいっぱいや。それで銀行に結構お金が貯まったので、俺に「こんなにたくさんのお金をどうしよう」と聞いて来たので、俺はポニョの受け売りで、「ゴールドを買えば良いで。もうすぐしたら十倍ぐらい値段が上がるらしいで」と言ったんやけれど、「将来ゴールドの値段が何倍上がって儲けても、その儲けた金は自分が努力して得た金ではないのでカルマの法則によってあぶく銭になる。それよりもっと人の役に立つことにお金を使いたいな」と言って、知り合いの人が株で失敗して、自宅以外の財産を全て無くし、クレジットカード会社から高い金利で金を借りて生活して大変苦労しているから、その借金を全て肩代わりして人助けを始めたんや。姉が弁護士をしているから法的な面で相談に乗ってもらい、その人の自宅を人に貸して家賃収入で返済をする計画を立てて、数年間かけてお金を返済してもらうと言ってたな。俺が「そういう事はなかなか普通の人が出来ることではない。娘よ、良くやった」と言って褒めると、「その知り合いの人の中におられるサイババさんが嬉しかったら、私も嬉しい」と言ってたな。

ポニョ:おいらも少し借金があるんやけれど、ちょっと肩代わりしてくれないかな。

ヨシオ:なんでやねん。そんな義理は無いやろ。あいつは昔から、余計な事は一切話さないし、無口なのでちょっと取っつきにくいんや。と言うのも人の心が読めるので、言葉に出して伝えたくないんや。でも心はめちゃ優しくて愛をいっぱい持っているんや。さっきも言ったように、人付き合いや生き物をとても大切にするから、食べ物も乳製品は酪農家が牛たちをひどく扱っているのをサポートしているから食べたくないと言ってビーガンになってるし、植物油と表示されているパーム油はオラウンターンの住処を破壊していると言って一切摂らないし、とにかく何事をやるのにも最後まで諦めないし徹底してやるんや。俺が飛行機を作っている時もいつも手伝ってくれて、俺の仕事をよく観察してるんや。それで俺が次にどの工具が要るのかを知っていて、さっと目の前にその工具を出して来るんやで。

ポニョ:多分頭が切れるんやろな。ボーっとしていないんや。

ヨシオ:休暇の度にエコツアーに行き、名も無い発展途上国の村々に寝泊まりしながら一ヶ月間くらいかけてトレッキングをしたりしてるな。アンデス山脈のインカの村々が好きやと言ってたな。とにかく自然が大好きなんや。俺は、次女はいつも人助けしかしないし、罪を作るのを恐れて間違った行為をしないし、どんな大変な状況でもパニックになったり、落ち込んだり、ネガティヴにならないので、この人生でもう神さんと融合出来る魂やなと思っているんや。本人は結婚するつもりもないし、結婚して子供を作って育てるようなカルマを持っていないし、二、三才の子供の頃からサイババさんのダルシャンにも出て、サイババさんと一緒に写真を撮っているし、二、三日食事を抜いても平気な顔をしているんやで。ポニョと全然違うやろ。めちゃ繊細で傷つきやすいから、次女と話す時は冗談でも、悪い冗談を言えないのでいつも考えてから話さなくてはいけないんや。まるでヨギと話しているみたいやで。全然何にも執着してないし。いつも人や生き物に愛を与える事しか興味が無いんや。奉仕で救急隊員もやってるし。この前、シヴァラトリの時に、「お父さん今日はシヴァラトリだからバジャンをいつもより長くやろうよ。」と言ったので、バジャンを始めたところ、次女が部屋から出て来ないんや。それでどうしたのかなと思って部屋をそっと覗くと、自分でお祈りをしていたな。時間があればサイババさんの講話を読んでいるし、俺のブログを英語に翻訳してくれたし。あいつはもうほとんど悟った魂なんや。多分、結構俺たちが思うよりも早くサイババさんからお呼びがかかるかもしれないな、と嫁さんとこの前も話していたんや。それはそれでええし。それは次女とサイババさんの問題やから。

ポニョ:そうか。次女さんはこの世でもうあまり支払うべきカルマを持っていないんやろな。多分次女さんは悟った魂なんやぜよ。

悟った魂の持ち主が、どうして現象世界に生まれるのでしょうか?
現代の人々は現象世界の基盤にある真理を理解することが大切です。
それらの悟った人々は人間として生まれる必要は無いのですが、教えと行為によって地上の人々の罪を清める為に、世に生まれることを選んだのです。14/10/94








最新の画像もっと見る