サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

それからのラーマ ❸

2015-12-06 00:00:48 | 日記

ポニョ:ラーマが凱旋した時の人々の反応を見てみると、すごい帰依の心が伝わって来るよな。なんかこうジーンとするものが胸から湧き上がって来るぜよ。

ヨシオ:ラーマの事をただの兄弟とか王子様だとかではなく、沢山の人々がラーマが神だと見抜いているってすごい眼力やな。こういう神聖なものを見抜き、それに帰依する心ってやはり前世からの功徳によってもたらせるものなんやろな。

ポニョ:そういう話を以前したよな。この生で培った神への愛だけが次の生に引き継いで行けるって。最高の投資物件って何ですか?という変なタイトルやったよな。でも人が生まれ変わった時にどれくらい神への帰依の心を持っているかは、神さんしか分からないねんやろな。

http://blog.goo.ne.jp/saiponics/e/0a9033171e994a66fe9d8a382c45999e

ヨシオ:変なタイトルってポニョが付けたんやないか。俺がババを知った頃、とても嬉しくて昔の友達や仕事仲間、親戚はもちろん、バスケの仲間達にもババの事を所構わず、誰にでも話し続けた事があったんや。その中の何人かは俺の話を聞いてサイの組織に顔を出し始め、インドのババのアシュラムに行ったり、日本に帰ってからも、バジャンやいろんな奉仕活動に熱心に取り組んだ人もいたし、サイの組織の役員になった人もいたんや。でもやがて、一人ひとりとババの組織から抜け出したり、ババの事を信じなくなったりし始めた時に、その人達の守護霊が俺に挨拶に来るんや。その守護霊は、その人と全く一緒の姿格好なんやけれど、その人を導いて来られた守護霊で、俺にこう言うんや。「貴方様のおかげで私が導いて来たXXXはババの方に少し歩み始めましたが、生来のカルマにより、また元に戻ろうとしています。私どもは霊格が下がったXXXの身体をこれ以上導くことが出来ませんので、また暫くの間天上に戻ります。今まで私どものXXXを助けて頂いて有難うございました。」

ポニョ:それって実際に守護霊が目の前に来て言うんか?それやったらちょっと怖いな。

ヨシオ:違う。夢に出て来るんや。しかも広いダルシャングランドの中で、ババがダルシャンを与えておられる最中に、俺に挨拶に来てくれるんや。俺はその人と並んで座っているんやけれど、その人の中から守護霊が突然抜け出して来てそのように言うんや。そして、ダルシャンを与えておられたババがその守護霊の前に来られて、パダナマスカ、御足に平伏する事を許されるんや。その後、その守護霊は天上界に旅立たれるんや。

ポニョ:ふーん。めちゃ面白いやないの。

ヨシオ:そうやろ。そしてそういう事があった後、決まったようにその人は菜食をやめて肉や魚を食べ始めたり、酒を飲み始めたり、ババの写真を片付けたり、もうバジャンに出なくなったり、以前の世俗にまみれた生活にだんだん戻って行くんやで。

ポニョ:残念やろな。陰で一生懸命働いておられた守護霊さんの気持ちになってしまうぜよ。でも、ババが世界中の空に現れたら、そういう人も大慌てで神さんの元に戻って来るんやろな。

ヨシオ:そうやろな。ババもそういうふうな事を言っておられるな。

将来、人々が沢山やって来るので私は車や飛行機を使って、一つのところから他の場所に移動するでしょう。
私は空を歩いて横切るでしょう。
そうです。
そういうことが起こるのです。
私を信じていなさい。
このプタパルティが、マドゥラになるのをあなたは見ることでしょう。
誰もそれらが起こるのを早めたり、遅らせたりすることは出来ません。
私はあなたを見捨てることは無いですし、あなた方も私から離れていくことなど出来ないのです。
例え、あなたが私への信仰を失ったとしても、あなたはそのことを悔いやんで大騒ぎしながら、またここへ戻ってくるでしょう。
私は、この身体にあと58年間とどまります。(2022年=97才)
このことはもうあなた方に約束しましたね。
あなた方の人生は私のこの地球における生と絡み合っているのです。
あなた方はこの偉大な特権を生かして行動するのです。SSSvol2p101

ポニョ:でもさっきの話に戻るけれど、そういうババの方へ導いて行く使命を持った守護霊達は、肉食をしたり酒を飲んだりする人を導くなんて難しいのかも知れないぜよ。

ヨシオ:そうなんやろうな。だからそんな時は、その守護霊より一段霊格が落ちる守護霊達にバトンタッチするんや。ある守護霊は俺にこう言ったんや。その守護霊さんが導いておられる人は、元々カイラス山まで行った苦行者だったんやけれど、途中で苦行をやめてしまい、今世で前世に信仰していたシヴァ神つまりババにに見まえる事が出来たんやけれど、またババの元を離れてしまうと言って嘆いておられたな。確かにその人と次にあった時には、もうババの写真を持ち歩いていなくて菜食もやめていたな。逆に、ババの教えを受け入れて菜食になったりして、生活を律して行くと、上の方の霊格の高い守護霊が導いてもらえるようになるんやけどな。

ポニョ:そうそう。突然人相が変わったり、話し方が穏やかになったりして、この人は霊格が上がったな、と分かる人もいるよな。でもあんたは他人の守護霊とも一緒になって働けるって本当に魑魅魍魎の世界に住んでいるんやな。それって面白い。

ヨシオ:実は他の人の為に何か良い事を出来る人は、誰でもその人の守護霊と一緒に働いているんやけれど、人はその事に気付いてないだけなんや。

ポニョ:そう言えば、あんたも組長みたいに柄が悪かったのに今では聖者の真似事を始めているもんな。

ヨシオ:あのな真似事は無いやろ。でも面白いよな。人間って。姿かたちは一緒なんやけれど、霊格によって中身が違うって。そういう意味でラーマの時代にアヨーディアに住み、ラーマと一緒に生きていた人々はとても良いカルマを持っていて、霊格が高かったんやろな。

ポニョ:でも今の時代も神の力を全て備えたプーナアヴァターが、サイババの姿でやって来ているから、条件は余り変わらないぜよ。

ヨシオ:今、ポニョが言ったプーナアヴァターとは、神の化身でも神の力を部分的に備えた化身、例えばイエスや仏陀と、全ての力を備えたプーナアヴァターの二種類があって、ラーマ、クリシュナ、そしてサイババがプーナアヴァターと言われているんやったな。

ポニョ:特に、サティアサイババはシヴァ神とそのお妃様であるパールヴァティ女神様が一緒に入っておられるから、史上最高の最大の力を持っておられる化身なんやって言ってたよな。それが任期半ばにして、はいさようなら、またプレマサイの時に会いましょうって言うわけがないよな。

ヨシオ:ラーマもクリシュナもそのプーナアヴァターの名に恥ないような、大きな仕事をされてこの世を去られている。サティアサイババさんも、確かに無料の病院や学校をいくつも建てられたり、デカン高原の村々に無料で水を供給されたけれど、世界を見たら分かるけれど、まだまだポニョの友達のグロ襟達が悪さをしているし、世界がどんどん悪くなって行っている。

ポニョ:あのね、あの人達はおいらの友達じゃないって前から言ってるでヤンス。以前からこのブログを通じて発信しているけれど、一度世界が落ちないと人々は神の方に向かって顔を向けないから、その時をババは待っておられるんやぜよ。だから最近の世界情勢やいろんな自然の人間社会に対する地震や火山噴火による反逆が増加している事は、ババの再降臨が近付いているサインやぜよ。

ヨシオ:そうでした。何が起こっても全ては良い事なのですね。ハイ良く出来ましたポニョ君。という訳で、そろそろ皆さんお待たせのラーマの物語を始めますね。前置きが長過ぎたので、余りスペースが無くなって来ましたが今日は凱旋の日の続きからです。

ヴェーダを唱える僧侶達が、伝統的な方法で「勝利が百年続きますように!繁栄が百年続きますように!」と大きな声で大空に向かって唱えてラーマ達を祝福しました。バラタとサトルグナが何度も畏敬の念に包まれてラーマの御足に平伏しました。ラーマはその行為を嬉しく思い、彼らを何度も立ち上がらせようとしましたが、バラタ達はラーマの蓮華の御足を掴んだまま立ち上がることが出来ませんでした。ラーマとラクシュマナは彼らを立ち上がらすために、二人で力を合わせなければならないほどでした。四人の兄弟達はお互いを熱烈な愛情で受け入れ、それぞれの顔を見て喜びと安堵の涙を流しました。今、彼ら兄弟達の心が満たされて喜びに満ち溢れた時、彼らの内なる生来の稀なる美しさが更にその輝きを増しました。その輝きは、彼らの肉体的な美しさ自体が持っているものが現れているように見えました。別れ別れだった辛く悲しかった時は過ぎ去り、一緒にこれからは暮らせる喜びで溢れていました。彼らは、まるで至福の大海の底深くにいるようでした。

スグリヴァ、ナラ、ニーラ、アンガダ、ハヌマーンや他の者たちは、このお祝いの日の為に自らの体を綺麗に飾り立てました。市民たちもラーマを付き添って来た者たちを見て喜びました。
彼らはバラタが辿ってきた耐乏生活を評価し絶賛しました。人々はバラタの比類なき美徳を褒め称えました。ラーマはこの国の人々の信仰心と帰依の心を賞賛しました。ラーマは 彼の兄弟やグル達に猿達やヴィビシャナを紹介しました。ラーマが猿達やヴィビシャナを女王達の近くに連れて行って「彼らが私の母親達です。」と言って紹介した時に猿達は全て女王達に平伏し、こう言いました。「おお、なんと私たちは幸運なんでしょうか。我々は神様御自身を産み落とされた御母堂達に見まえる事が出来るとは。あなた様にこうして崇拝を捧げさせて頂く事が本当に価値がある行為だと思います。どうか私どもに慈悲深い祝福をお与え下さい。」


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