サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

光へ導くエイトマン

2018-11-21 04:00:50 | 日記

ポニョ:今日は以前の記事を再掲しますね。

先ず「魂の目」という本を紹介してみたいと思っています。まず最初にその本に載っていた、おいらが気に入っている詩というか英知の言葉を紹介したいと思っています。


ヨシオ:やった。出ました。金子ミス夫の推薦詩集。

ポニョ:前から言ってるけど、そのミス夫はやめてくれる?いつも、ミスばっかりしているおいらの人生をもろに表しているから、心にグサっと来るやないか。

ヨシオ:それに、金子みすゞのファンに失礼やしな。

ポニョ:なんでやねん。では、その言葉を紹介します。

全てを諦め、ありのままに受け入れる。
そこに至るには強力な精神と深い深い知恵がいる。


ヨシオ:短いけどなんか、人生を歩む上でとても重要な事を言ってるな。全てを諦めるって、この世での執着心を無くすって事やろ。

ポニョ:これは観音経を深く学んだ人が、そのエッセンスを書かれたんや。

ヨシオ:どこの坊さんやねん。まさか、大阪駅の前で足を轢いた坊さんと違うやろな。

ポニョ:違うぜよ。ヒントをあげるから、当ててみ。その人は、漫画家やねん。お父さんが病気になり仕事を失ったために家が貧しくて、なんと中1でプロの漫画家になり、家族を養った天才漫画家や。

ヨシオ:天才漫画家ってまさか手塚治虫じゃないやろな。

ポニョ:違う違う。手塚治虫はそんなに貧しくはなかったやろ。名門北野高校を卒業して医者の道を歩んでいた漫画家やで。でも、その手塚治虫が連載していた鉄腕アトムを手塚治虫が病気の時に、連載を止めないように手塚に代わって代筆してた男。

ヨシオ:それはすごい。人の漫画を描けるってすごい話やで。それぞれ漫画には独特のスタイルがあるからな。しかも、読者に気付かれずにそんな事ができるって、よっぽどの天才やな。誰やろか?

ポニョ:おいらが通っていた千里山のグレース幼稚園がある吹田市出身や。

ヨシオ:ポニョの幼稚園がなんでそこで出てくるんや。ヒントになってないやないか。

ポニョ:そうかな?ええヒントやって思ったんやけどな。42歳で漫画家という人気商売に虚しさを感じて辞め、以降十年間にわたって人が生きることはどういうことか、ということを模索し仏教教典や聖書、論語、古事記などあらゆる教えを読みふけり、その意味を理解しようとした。そして、それらの教えを分かりやすく漫画にして出版すると、それらの本は瞬く間にベストセラーになったんや。最後のヒントは、胸に8が付いているヒーローや。

ヨシオ:分かった!エイトマンを描いた桑田次郎やろ。

ポニョ:当たり!ピンポーン!🎵光る海、光る大空、光る大地、行こう無限の地平線。走れエイトマン、弾よりも速く、叫べ胸を張れ、鋼鉄の胸を。エイト、エイト、エイト、エイト、エイト、エイトマン、エイトマ~ン🎵。

ヨシオ:でもいつまでアホヅラして歌ってるんや。ポニョは毎週見てたんやろ。あのね、ポニョくん。グレース幼稚園というわけの分からんヒントから、胸に8が付いているヒーローのヒントって、めちゃ大きなギャップがあるで。そんなヒントやったら誰でも分かるやないか。もうちょっとヒントに工夫をしろや。そのヒーローは数字に関係あります。とか渋谷の駅前にいる犬に関係あります。とか。いきなり眉間に8の字が付いているヒーローやなんて言ったら、誰でも分かるやないの。それは答えを言っているのと一緒や。

ポニョ:おいらは何でもストレートやから、そういう工夫が出来ないんぜよ。ところでその桑田さんは、今では人気漫画家から転身して名前も二郎に変えたんやけど、人気漫画家が突然収入が無くなったので、小屋に1人で住んで清貧な生活を送っておられるんや。

ヨシオ:ヨギのような人やな。二郎さんは確かに手塚治虫と並んで有名な漫画家やな。日本の二大漫画家って言われたもんな。二人とも大阪の第一学区出身やから地元の誇りや。俺が通っていた扇町中学のある大阪の第一学区は優秀やな。桑田次郎の月光仮面や、幻探偵なんかも子供心をときめかして読んだよな。確かこの人、お袋と年が変わらへんと思うで。

ポニョ:第一学区が優秀でも、そこに属している学生がみんな優秀とは限れへんやんか。特に、あんたが通っていた扇町中学なんかガラが悪いので有名やったで。隣にあった管南中学の学生がいつもいじめられてたって聞いたで。

ヨシオ:柄の悪い中学のすぐ隣に新しい中学を作るからそんなことになるんや。それに古い刑務所を改築したボロボロの中学の横に、ピカピカの校舎を建てたら、誰でもいじめに行きたくのは当たり前やろ。

ポニョ:そんな道理はあんたしか通れへんわ。二郎さんは、人気ヒーロー漫画家から、マンガで読む般若心経や宮本武蔵の五輪の書、論語などの難解な教えを身近なものに変えて漫画で表現しようとされたんや。

ヨシオ:自分がしっかり理解していないと、普通の人たちが分かる言葉に変えて、理解しやすく身近なものにするなんて難しいよな。全てを諦めて物事をありのままに受け入れるか。世俗的なものの追求はそこそこにした方がええって、以前の記事でも紹介したことがあるよな。

苦痛については諦めなさい。
すべては神があなたのために仕組んだことなのです。
苦痛を通じてあなたの利己心を無くすことが神の意図なのだ。p344サイババは世界の危機を救う

ポニョ:それと同時にいろんな災難や不幸な出来事が人生の中で降りかかって来ても、取り乱すことなくそれらを平静に受け入れなさいということやろな。

ヨシオ:それってババが言われている事と同じやんか。どっちかがパクったんやろな。

ポニョ:違うっちゅうに。観音経には、いろんな大事な教えが載っているんぜよ。仏陀が深く瞑想して得たお言葉は、元々は神さんから来たものやからババと一緒なのは当たり前やぜよ。

ヨシオ:そうか、俺はどっちかが著作権法に違反してるんかなと思った。

神ながらの生活をしようと心に決めたならば、世の人の手本となりなさい。
不安、恐怖、無知がそこから生まれる根本の原因を取り除きなさい。
その時はじめて真の人格は光を放ちます。
不安は、至高の神を信じることによって除去されます。
身に降りかかる一切の出来事は神のお計らいによって、自分にとって良かろう、と思われて為されたことであり、その御心は、必ず成就することをあなたは知るでしょう。
何事もあるがままに率直に受け取る心こそ、不安に対する最善の武装です。
それは弱い人間が、見せる諦めの態度でもなく、英雄のみに可能な勇敢さに満ちた受容です。
悲しみはエゴイズムから生まれます。
自分はこのような、悪い待遇を受けるべき人間ではない、あるいは自分を助け、分かってくれる人は誰もいない、などは、エゴイズムからこのような悲しみが生まれるのです。
エゴイズムが無くなれば、悲しみも消えてゆきます。
無知とは、自分自身を肉体と思い込むことです。SSSVol1chp4

ポニョ:あのね。とぼけないでくれますか。カルマについてもこんな風に説明されているぜよ。
「御釈迦様の教えの中に次のような言葉があります。過去の因を知ろうと欲すれば、現在の果を見よ。未来の果を知らんと欲すれば、現在の因を見よ。因とは原因の事で、果とは結果の事です。原因のない結果などというものはありません。結果のあるところには、何らかの原因があり、原因があれば何らかの結果を生みます。例えば今非常に辛い人生を送っている人がいるとします。
その人は、なぜこのように辛い思いで生きなきゃいけないかが分からないかもしれません。しかし、それにはそれなりの原因が必ずあるのです。その原因は過去の自分が作ったものです。過去の原因が現在の結果を生んでいるのです。従って、未来に現れてくる自分の運命は現在の自分が今、作っているのです。つまり、未来の果を知らんと欲すれば、現在の因を見よ。ということです。
カルマとは本人の生命の中から生まれた現象を生み出すエネルギーです。従って、良きにつけ悪しきにつけ現象となって現れるとともにそのエネルギーは消えて行きます。エネルギーが現象という姿に変わる訳です。従って、この世の一生の中で過去生からの悪いカルマが現れたとしても、それはその時だけのものです。つまり、この世の不幸や苦悩とは過去の悪いカルマが消えて行く姿なのです。それを消化してしまえばそれっきりのものなのです。」と説明されているんぜよ。

ヨシオ:うーん。「カルマとは本人の生命の中から生まれた現象を生み出すエネルギーです」か。上手く説明されているよな。ババは悪いカルマも良いカルマも自分が作り出している。苦しいことがあっても、それを神様からのプレゼントだと思って受け取りなさいと言っておられるな。

ポニョ:そこで、アインシュタインならず愛ンシタイン博士の漫画が出てきて、「これはエネルギーの法則となんら変わるものじゃないんだよ。宇宙の全てのものは存在の共通の法則性の中で成り立って動いているんじゃから」と説明しているんぜよ。

ヨシオ:こういう叡智の言葉がエイトマンの口から出て来るって、想像出来ないよな。エイトマンのイメージが壊れてきたな。

ポニョ:エイトマンの作者が言っているんであって、エイトマンは言ってないんでヤンス。とぼけ過ぎや。
そして、続けて「そうしたカルマの法則を知らないと、悪いカルマが消えて行く時の不幸や苦悩の中で悪あがきして、怒ったり愚痴ったり悲しんだり嫌な心を働かせてしまいます。そして嫌な心で行動する時、そこに新たな悪いカルマのエネルギーを作り出してしまうのです。そうなると悪いカルマの悪循環が始まり、運命はさらに、最悪の悲劇に向かって動き出すのです。」と言って上手くカルマの法則を説明されているぜよ。

ヨシオ:いやいや感心感心。エイトマンはすごいな。それで?

ポニョ:続けて「したがってこの世で、いかに辛い目に会おうとも、それさえも空の次元から見るならば、全てが霊の進化のためのものなのです。人が悪いカルマで苦しむのも、その苦しみを味わねば本当の意味の正しさに目覚められぬからです。どのような苦しみもそれが霊の進化にとって、どうしても必要なことゆえに、運命の中にそれが現れてくるのです。」と言っておられるぜよ。まだまだ英知の言葉はあるけど、今日はこの辺で一旦打ち切るぜよ。

ヨシオ:ええこと言っておられるやないの。今日は、エイトマンの話を聞けて本当に面白かったな。そうか、エイトマンは俺たちを光の世界に導こうとしていたんやな。今、初めてエイトマンの歌の歌詞に隠された秘密が解けたような気がする。

ポニョ:おいらも久々にエイトマンを見て興奮していた子供の頃の自分を思い出したぜよ。🎵光る海、光る大空、光る大地、行こう無限の地平線、走れエイトマ~ン……🎵

ヨシオ:もう分かったって。そろそろやめてくれるか。還暦を過ぎたジジイがええ年こいて、恥ずかしいわ。

あなた方は、なぜ私のダルシャンを得た後も苦悩を経験しなければならないのか?と思う者もあるだろう。
それは、いくつもの前世で積み上げたカルマを支払っているからなのだ。
~私のダルシャンを得た後、次の世で良い人生が待っている。
良い人生であれば間違いを犯すことはない。
そして、間違いを犯さなければ、再び生まれ変わることも無い。
これは単純明解な真理なのだ。P260ANDI