困った珍客

今朝、いつものように5時前に起きて、妻も起きてきて

「家の前に変な車が止まってる・・・・」

上階から外を覗くと確かに私の車を邪魔するように一台。

男性の足が運転席に見えたんです。

「しばらくしたらどっかいくだろう・・・・・」

そう思い放置、しかし6時半ごろになっても。

我が家の前の道は狭く、道の真ん中でずっと止まっている。

怪しいので外へ見に行くことにして台所の刺身包丁を一度出したが

それは置いておいて見に行くと・・・・・

いかにもチンピラ風なパンチパーマの若者が爆睡。

一度家の中に入り、もう1時間だけ寝かせておくことに。

しかし出社の時間もあるので7時半過ぎにとうとう車のウィンドウを強くノック。

妻は家の中から見ています。私になにかあれば110番の体勢。

「車出したいんで、移動してください」

わかったとうなづいたんで横で待っていたんですが一向に出発せず。

よく見たらまた眠っています。

もう一度うながしてやっとエンジンをかけようとしました。

ところがキーを回すとワイパーの動きが遅く、あ～こりゃだめと。

ワイパーとライトをつけたままエンジン切って寝てたんですなあ。バッテリー上がり。

しかたがないので私の車からコード引っ張ってやってエンジンかけてやりました。

豪雨でこちらはびしょぬれです。相手は失礼にも車から出てきません。

やっとそのころになって正気に戻ったのか、若者恐縮しきり。

「すみません、ここどこですか？！」

どこですかって・・・・・あんた。

場所を教えてやり、どこへ行きたいのと聞いて、あっちに行きなさいと。

最後は車から出てきてペコペコしてましたけど自分のおかれてる状況が把握できてなかったんでしょうね。

とにかく犯罪の臭いがしなくて良かったです。クスリでもやってたらこりゃ問題ですから。

車のナンバーは控えさせていただきました（笑。