先日入手した鉋刃の二丁目です。 台から抜き取り刃単品で箱の中に転がって居ました。刃先を見ると二ミリ程 先端部分が欠けていました。 裏出しに失敗してクラックが入り研ぎの最中に欠けたのかも知れません。 刃先の研ぎ角を見ると かなり寝て居る様で、まだそれ程使ってない様に思われます。 先端部分で焼きが強く入った物でしょうか。 判りません。兎に角 このままでは使えないので 刃先の欠けた部分まで グラインダーで削り落としてから一旦裏押しして 刃先の状態を見て 裏出しを行いました。 まだ刃を付けない状態で裏出しした方が、割れる確率が低いと思うからです。 その後グラインダーで再度刃付けを行っています。相当にベタ裏でした。 そこで裏もすきとりしています。 刃幅 65ミリ 全長105ミリ程度でしょう。 地紋は矢羽模様が有り 菊堂の文字が有ります。 左下に何か有りますが読めません。 関西の物かなと思うんですが 良く判りません。 使える状態になったら 台を打って試し削りして見たいと思います。 8月が終わらないと 機械が使えないので暫く 後の事になると思います。
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