大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

0060 千代乃鶴鉋の台打ち

2018-11-23 20:40:20 | Weblog
この鉋は相当昔10年程度前に入手した物だ。 鉋刃単品で入手したと思う。 仮台に入れて保管していた。 刃は使われて短い。 全長は70ミリ弱だろう。 銘は瓢箪枠に千代乃鶴と有る。 千代鶴をもじって付けた名前だろうか。 大変な際物だ。 しかし研ぎ直して真面に試し削りした事も無い。 今回 無駄かも知れないが 新たに台を作り削れる状態にしようと思う。 刃は裏を研ぎすぎていて端の方が鋼が切れる寸前だ。 取敢えず台を打ち刃を挿入して様子を見ている所。 まだ完全には仕込んで無い。 刃はまだ下端まで出ていない。 暫く置いて 仕込みが終り試し削り出来たらまた報告しよう。 今回も樫の木の代用品材で台打ちした。 裏刃は無いのでこのまま一枚刃鉋で行く予定。 こうして鉋の台は徐々に新しい物に入れ替わって行く。 そうして昔購入した古鉋も再度 楽しめる事になる。 

台を調整して削って見た。 一応削れるが思った様に削れない。 研ぎが良くないのか、台の調整が悪いのか まあ両方だろうけれども難しい物だ。 刃も短いので 台に大部分が埋まり刃の出を調整し難い。 結局上手く削れて無いので 報告出来ない。(2018/11/25)

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