今日はこの刃物を入手した。 名前は不明だ。 バンカキと言う物が有るが 同様に刃を立てて 物を削り取る使い方の物らしい。 刃幅63ミリ 全長 143ミリ 厚み2.8ミリ程度だろう。 先端部分は内側に曲がっている。 刃先は直線では無く軽くラウンドしている。 これで センスの一番外側の太い骨を削る物だそうだ。 銘は丸に細川 国貞と有る。 国貞を渋木鉋製作所の物と思う。 珍しいので手に入れた。 感じからするとそれ程古い物では無いと思う。 それにまだ一度も使って無い様だ。 この凹みに中指と薬指を添えて軽くコリコリと竹を削る物だろうか。 使う所を見て無いので何とも言えない。 渋木さんの鉋は持って無いので 参考にこれを手に入れた。 まあ多分使う事は無いだろうと思う。 何処から出た物か知らないが、扇子を作る仕事をする所から 使われないストックが流れて来た物だろう。 この道具はもう二度と本来の目的で使われる事は無いと言う事だろう。 それでも使い方を想像しながら 眺めて楽しんでいる。
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