神社の裏手でテントを張り店を出す業者のテントの中で少し雨宿りしていた。 酷い雨だ。 こんなに降るとは想定してなかった。 見ると黒い棒の様な物が 箱の中に転がっていた。 鴨居挽き鋸だった。 桐と思われる棒を粗く削って 鋸の柄の部分を差し込んだ物だ。 扱いが悪かったのか 差込口側の先端部が裂けて無い。 道具箱の中をかき回したが出てこなかった。 店の主人が 安くするよと言ってくれたので、買って来た。 300円だった。 持ち帰って 適当な材を切って貼り付けて 上手く丸くした。 これでわからないだろう。 鋸刃は 厚く丈夫なつくりだ。 中屋助左衛門と読んで見たが、或いは誤読の可能性も有る。 これが助左衛門だとすると、会津の物となるが、この業者は福島から来たと言ったからそうかも知れない。 使う予定は全く無いが、飾っても何となく様になるように思う。 この反り加減が 中々良いと思う。
太刀を手に入れた気分だ。
太刀を手に入れた気分だ。
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