海のさち

いつかは自分が焼いたお皿に、自分で釣った魚料理を盛り付けたいと夢みながら、趣味を増やすさちのブログ

ベンジャミン・バトン 数奇な人生

2009年02月12日 20時05分12秒 | 映画
楽しみにしていた『ベンジャミン・バトン』
水曜日のレディースDayを利用して行ってきました。

内容はこちら(映画館の作品情報から)
1918年、ニューオリンズ。黒人女性クイニーは置き去りにされた赤ん坊を拾った。ベンジャミンと名づけられた男の子は、すぐにクイニーが営む施設の老人たちの中に溶け込んだ。なぜなら彼は、80歳で生まれた、小さな老人の赤ん坊だったからだ。
“母親”クイニーの惜しみない愛情に包まれて、ベンジャミンは成長した。車椅子から立ち上がって歩き出し、しわが減り、髪は増えた。ベンジャミンは年を取るごとに若返っていく人間だった。
数奇な運命を生きた男、ベンジャミン・バトン。どれだけ深く心を通わせても、どれだけ深く愛しても、出会った人々と同じ歳月を共にすることはない。それでも、人生は素晴らしい―。これは、特別な人生を送った男の物語。



ベンジャミンが普通とは違う状態で生まれ、彼と関わるいろいろな人。
出会いがあり別れがあって、そしてまた再会。
彼の一生涯を2時間47分の駆け足で見せてくれる映画でした。

途中から「フォレスト・ガンプ」みたい・・・っと思っていたら、脚本はエリック・ロスさん。
やはり同じ人だったのですね
主人公の人生があり、そしてかかわる人の人生があります。
しかし彼は老人として生まれ子供になっていく、逆の時を歩みます。
逆の時を歩むからこそ出会い・別れ・再会が切なく感じました。

この映画は無く観られるかと思っていましたが、その切なさにでした。

エンドロールがもっと長くてもよいと思う映画でした


欲をいえば、ベンジャミンが老人でいる場面が長く、できれば若くなってからの場面が多いほうが嬉しいです
共演のケイト・ブランシェット。
彼女のすい込まれるような美しさ。
彼女の美しさはこの映画をさらに品のあるものにしているように思いました。



私が映画を観るのは趣味のひとつ。
どの視点からみるかはひとそれぞれ。
あまり熱くならず、作品のひとつとして楽しんでいます。
どのような映画なのかは、実際に観てみないとわかりません。
視野を広げるために、いろいろ楽しみたいと思います。