そよかぜから-映画

見てきた映画の記録です
ネタばれあるかも、気をつけて

memo

2009年02月11日 | 人間/社会派ドラマ

2008年 日本 106分
■2009.2.1 DVD
■監督 佐藤二朗
■出演
   韓英恵(本橋繭子)  佐藤二朗(本橋純平)
   宅間孝行(本橋洋平)  岡田義徳(会社員)
   池内博之(文房具店店員)
   白石美帆(女性カウンセラー)  
   高岡早紀(本橋道子)

  《story》

「闘わないよ、ただ生きてくから」

高校生の本橋繭子は、突然メモをしなければおさまらないパニックに陥る。強迫性障害だ。テストをしているときも、その衝動を抑えることができず、裏に取り止めもないことを書き殴る。鞄には文具店で買った大量の紙。ときどきカウンセラーところに通う。ある日、繭子が目覚めると、部屋に見知らぬ男。意味不明の言葉を連発しながらも、自分は叔父だという。音信不通だった父の弟で、叔父もまた強迫生障害だった。繭子は叔父純平の部屋に通ううち、気持ちの落ち着きを感じる。カウンセラーの「闘わないでいいんだよ」という言葉が残る。突然失踪する純平。繭子は、乗り越えていけるのか。

 強迫生障害

それは大なり小なりある。小さなこだわりから抜けきれないことが、最近は多い。一歩踏み出せば何でもないことが気になって仕方ない。スト-ブを切ったか、電源を切ったかなど、外出先から電話をかけることもある。気になったら落ちtかない。「切ったよな」という自分を信じられない。病気だと思うこともある。
しかし、この映画のような症例ってあるのだろうか。少しおちゃらけた感じの雰囲気なので、実際にはないことを強調して演出しているように見える。メモをしなければパニックになってしまう病気って本当にあるのだろうか。あるのなら、もう少し真面目に扱った方がいいのではないかと思った。出てくる人物みんなおかしな人に見えてしまった。先生、繭子の父母・・・・病気のことを正面から語るのはカウンセラーの先生だけ。何だか別な世界の話のようだった。

 公式サイト「memo メモ」

 歌をうたうことになり、毎日のように曲を聞いている。曲のおおまかな雰囲気はわかったが、歌詞は覚えられないし、音程はめちゃくちゃ。ひとつくらい取り柄があってもよさそうなものだけど、歌も楽器もだめ。もちろん踊りもダンスもだめ。昔、ディスコが流行った時代に酔わなければ踊れなかった。この歌、いい歌なんだけど自分のものにできない。くやしいね。中学校のときかな。歌のテストで、自分が歌っているときみんなが笑った。あの時から、自分は音痴なんだと気づいた。それまでは自分でわかっていなかったんだから鈍いよね。カラオケ嫌い。合唱いや。でも、歌を歌わなければならなくなった。できないこと、苦手なことが多いから、いつも憂鬱がつきまとう。ならば、何もしない日々をくればいいのか。何ができるのか。何もしなくていいよと言われたら、きっとだらだらとずっと過ごしていくのだろうな。


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