そよかぜから-映画

見てきた映画の記録です
ネタばれあるかも、気をつけて

バガー・ヴァンスの伝説

2009年06月13日 | 人間/社会派ドラマ

2000年 アメリカ 125分
■原題「THE LEGEND OF BAGGER VANCE」
■2009.5.9 BS2
■監督 ロバート・レッドフォード
■出演
   ウィル・スミス(バガー・ヴァンス)
   マット・デイモン(ラナルフ・ジュナ)
   シャーリーズ・セロン(アデール)

 《story》

「彼は帰ってくる。
   愛と人生をとり戻すために。」


1928年10才のハーディにとって、若きアマチュアゴルファーヴァンスはあこがれを越えた尊敬の人物だった。ジュナは、16才でアマチュア優勝を成し遂げ、飛距離を計るために20分間も中断したとこともある、町の英雄だった。ジュナは、富豪の娘アデールの心も奪った。しかし、ジュナは、第一次世界大戦に出兵、戦場で衝撃を受け、帰還後はゴルフも捨て隠遁生活を送っていた。アデールの父親は、リゾート地としてゴルフ場を開発するが、不況のため多額の借金を残し自殺。アデールは、ゴルフ場の売却を断り、人気ゴルファー、ボビー・ジョーンズとウォルター・ヘーゲンの対戦を開催してコースの宣伝をすることを思いつく。そして、かつての町の英雄ジュナに声がかかる。酒浸りのジュナの心を動かしたのは、どこからかやってきたヴァンスだった。彼は、5ドルの報酬でジュナのキャディを申し出た。そして試合の当日。かつての力が出せないジュナを町の人々は冷たい目で見る。しかし、2日目ジュナは一気に盛り返す。自信をつかんだジュナだったが、3日目、自信過剰になり大きなミス。ジュナは、優勝できるのか。

 ヴァンスってだれ?

落ちぶれた自分を救うもう一人の自分。そんな気がした。自分の心に火を灯し、大きく燃え栄えさせ、ときには諫めてくれる。押したり引いたりしてくれる力。それがヴァンスのような気がした。それができる人物こそ英雄なんだと思う。そして、その力は、決して軽く手に入るものではなく、努力によるもの。何もしない人間に、力はわかない。
ゴルフは嫌いだ。あまり関心がない。でも、映画の中のゴルフは楽しい。やってみたい気持ちになる。
アクション映画でない二人、ウィル・スミスとマット・デイモンはよかった。大きな動きではなく、ちょっとした言葉、表情に気持ちを表現できる。それが本来の映画の素晴らしさでもある。

 公式サイト「バガー・ヴァンスの伝説」

 してもらうことだけが、うれしいことになってはいけないのだけど。肩が凝って、首筋まで痛くなって、頭痛まで起こることがよくある。薬を飲んで、塗り薬を塗って、自分で肩をたたいて。でも、誰かが肩をもんでくれたとき、そこに効果があってもなくても、うれしくなって気持ちよくなる。ありがたいことだ。


最新の画像もっと見る