そよかぜから-映画

見てきた映画の記録です
ネタばれあるかも、気をつけて

心霊写真

2008年02月15日 | ホラー

2004年 タイ 97分
■原題「SHUTTER」
■2008.2.10 wowow
■監督
   パークプム・ウォンプム   
   バンジョン・ピサヤタナクーン
■出演
   アナンダ・エヴァリンハム(タン)
   ナッターウィーラヌット・トーンミー(ジェーン)
   アチタ・シカマナ(ネート)

 《story》

「知ってる? あれが写ったら死ぬらしいよ」

カメラマンのタンと恋人のジェーンは、大学時代の友人の結婚式に出かける。その帰り道に飛び出した女を車で轢いてしまう。動かない女を、二人はそのまま放置して逃げる。その後、タンが撮った写真に不思議な光が入る。また、女の顔のようなものが写る。二人の周りで奇妙なことが起こる。病院を調べたが、事故で女が担ぎ込まれたところはなかった。そんなとき結婚して幸せであるはずの友人が、「あの写真は何だ」と顔色を変えてやってきた。飛び出した友人を追って、友人の部屋に入ったとき、光の入った写真があった。そして、窓から飛び降りる友人。さらにタンの友人が次々に飛び降り自殺をしていった。その謎は、ジェーンがタンの部屋で見つけた写真にあった。大学時代にタンが付き合っていた彼女を友人達がレイプしている写真だった。彼女は自宅で自殺していた。その写真を撮ったタンが、最後に残った一人。彼女の霊を撮ろうとインスタントカメラを向けるタン。しかし、何も写らない。カメラを投げ飛ばし、写った自分の肩に・・・。

 幽霊信じる?
そんなものいるわけない。いたら今頃周りは幽霊だらけ。天国や地獄も超満員だ。なんて言っていたけど、一番の恐がり。暗いところはできるだけ早く通り過ぎたいし、幽霊なんか見たくないとよそ見しないで下を見ている臆病者。本当はめいっぱい信じているのかもしれない。自分の肩の上にもだれか乗っているかもしれないとびくびくしている。だれかに恨まれていて、いつも悪いことが起こると思っている。頭が痛い、肩が凝る・・・ああどんな霊に取り憑かれているのだろうと不安になる。守護霊はいるのか。どん底に落ちないだけ守られているのかもしれない。なんてね。
でも、悔しい思いというのは相手やだれかに伝えたいもの。だれが考えても、それは悔しいだろうなっていう思いなら霊となって出てきてもいいかも。、妬みや憎しみなんかも伝えようとするから悪霊となる。写真はよく撮るけど、心霊写真はまだ撮ったことがない。それは幸せなことかもしれない。