ひさしぶりに暖かくなった。
喫茶店では客が屋外のテーブルでコーヒーを飲んでいた。窓越しに店内をのぞいてみると、五分の入りだった。
画像はきのう日曜日の29日、印西市草深で撮した。
珈琲の苦味かぐはし寅彦忌 寥 々
歳時記によると、寺田寅彦の忌日は昭和10年12月31日。
Googleで「寺田寅彦」と「コーヒー」のキーワードで検索した結果「コーヒー哲学序説」という随筆が検出された。短かったで読んだ。
「コーヒー漫筆がついついコーヒー哲学序説のようなものになってしまった。これも今しがた飲んだ一杯のコーヒーの酔いの効果であるかもしれない」
と、結んであった。