ターボの薩摩ぶらり日記

歳時記を念頭において

コーヒーは屋外で

2006年01月30日 | 俳句雑考

ひさしぶりに暖かくなった。
喫茶店では客が屋外のテーブルでコーヒーを飲んでいた。窓越しに店内をのぞいてみると、五分の入りだった。
画像はきのう日曜日の29日、印西市草深で撮した。

   珈琲の苦味かぐはし寅彦忌       寥 々

歳時記によると、寺田寅彦の忌日は昭和10年12月31日。
Googleで「寺田寅彦」と「コーヒー」のキーワードで検索した結果「コーヒー哲学序説」という随筆が検出された。短かったで読んだ。
「コーヒー漫筆がついついコーヒー哲学序説のようなものになってしまった。これも今しがた飲んだ一杯のコーヒーの酔いの効果であるかもしれない」
と、結んであった。