ターボの薩摩ぶらり日記

歳時記を念頭において

ひこばえ

2006年01月18日 | 俳句雑考

最近、伐られたらしい大木の株があった。
年輪が緻やかで、鋸屑がまだ残っていた。生きているように、しっかりと梅林の縁を支えていた。
事実、生きていて、春になると、ひこばえの芽が出そうに思えた。
画像はきょう、印西市松崎で撮した。

      年輪の渦うつくしくひこばゆる           一 鳴

栴檀であれば、ひこばえは双葉のはず。