ターボの薩摩ぶらり日記

歳時記を念頭において

寒釣

2006年01月17日 | 俳句雑考

溝に毛がはえたほどの小川で、男がひとり釣竿を垂れていた。
冬枯れの色の服を着ていた。
画像は15日、印西市草深で撮した。

   たもとほる寒鯉釣の一人かな     青 畝

川辺が釣人の往来で賑わっているような感じがしたが、よくみると、同一人物が行ったり来たりしているのだった、という句意に解釈した。
たしかに、釣れないとすぐに場所を変える釣人がすくなくない。