ターボの薩摩ぶらり日記

歳時記を念頭において

万両

2006年01月19日 | 俳句雑考

いまごろの赤い実に青木、南天、藪柑子、千両、万両などがあると、歳時記を読んで知っていた。
そのうちのどれからしい実が、冬ざれの庭を鮮やかに彩っていた。
帰宅して、写真つきの歳時記や植物図鑑で調べて、万両らしいと推定した。
画像は18日、印西市多々羅田で撮した。

   房なして万両まつ赤月日また    直 人

引用句が、画像の実が万両らしいと推定した根拠のひとつになった。
しぼりこんで、万両か千両のどちらだろうかと、迷っているうちに、千両の実には茎がほとんどないので、房状にはならないのではないかと考えた。