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銀英伝人物評19<ハンス・エドアルド・ベルゲングリューン>

2004年08月12日 18時29分57秒 | 銀英伝人物評
キルヒアイスがカストロプ動乱の鎮圧に向かうときにその幕僚として登場。キルヒアイスを信用しておらず酒を飲んでくだをまいているところを見つかるが、特に咎められないですむ。その後はたいして活躍はないが、キルヒアイスの死の原因がオーベルシュタインにあると信じており、激しく憎む。
キルヒアイスの死後、ロイエンタールの下につき、彼の腹心的な存在となる。上官に対して堂々と諫言をする性格をロイエンタールは必要と思っていたし、彼の能力・忠誠心に対して少しも疑問を抱いていなかったように見える。

見た目はヒゲがモジャモジャで、いかにも粗野で攻撃的な士官という印象だが、ロイエンタールの下では参謀以外の何者でもなかった。

ロイエンタールが新領土総督になったとき、査閲部長に就任。新領土軍の軍政に関して権限をもつ。その後ロイエンタールがルビンスキーらの陰謀により謀反に追い込まれた際、ロイエンタールから去就をたずねられたベルゲングリューンは、彼を連れてラインハルトのもとへ誤解を解きにいくと発言した。例え疑いが何度でもそのたびに誤解を解けばいい、というベルゲングリューンの主張はかっこいい。

ロイエンタールが死んだ後、ラインハルトを痛烈に批判し、殉死をする。作品内で殉死をした人間というのはこの男だけではないだろうか。

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