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ゲーム攻略、読書感想文など。

ガンダム入門8 「機動戦士ガンダム その7」

2005年01月17日 11時39分48秒 | ガンダム入門
今回は登場人物の紹介をしたいと思います。初代ガンダムだけではなくその後のシリーズについても記載します。
まずは連邦側から。

【アムロ・レイ】
ガンダムの主人公。連邦軍技術大尉テム・レイの息子。サイド7をシャアらに襲撃された際にガンダムに乗り込んでザク2機を撃破したことにより、その後もガンダムのメインパイロットを務めることに。どちらかというと内向的な性格であり、しかも16歳の少年なので、軍隊のやり方に馴染めずブライトとの衝突が初めの頃は多かった。命令をきかなかったために独房に入れられたこともあったほど。
しかし、シャアやランバ・ラルなどの強敵と戦っていく中で戦いの厳しさを知り、ガンダムパイロットとしての自覚を持つとともに、ニュータイプとしての素質が覚醒していく。特にジャブローから宇宙に上がって以降のアムロはほとんど無敵に近い状態で(ガンダムの性能もあるが)、テキサスコロニーではシャアのゲルググをまったく寄せ付けなかった。同じニュータイプであるジオンのパイロット、ララァ・スンを自らの手で殺めてしまったが、逆襲のシャアを見るとたびたび夢でララァにうなされているようだ。
一年戦争終結後は大尉に昇進するものの、その能力を危険視した連邦政府により北米シャイアン基地で軟禁生活を強制されるはめになった。U.C.0087のグリプス戦役時は、地上に降りたカミーユらエゥーゴの面々と合流するものの、参戦にはおよび腰だったが、カツ・コバヤシらにはっぱをかけられ、再び戦場へ。以降、エゥーゴの支援組織カラバの一員として主に地上でティターンズと戦う。
ティターンズ滅亡後、新設されたロンド・ベル隊のMS部隊長に。第2次ネオ・ジオン抗争で宿敵シャアと戦い、最後は地球に落下する小惑星アクシズを乗機のνガンダムで押し返し、落下を回避するも以降の消息は不明となる。

【ブライト・ノア】
一年戦争時は士官学校を卒業して間もない中尉。WBのクルーの一人に過ぎなかったが、サイド7でシャアらの襲撃を受けた際にWBの艦長が負傷したため代理を務めることに。経験が浅いにも関わらず、たびたびシャアをはじめとするジオン軍をだしぬくなど、戦術家としては目を見張る活躍を見せた。
19歳という若さもあり部下の掌握には苦労したが、同僚ともいえるリュウ・ホセイの戦死後はWB隊の父的な存在としてクルーをまとめあげ、一年戦争を乗り切った。最後はア・バオア・クーに着艦したWBから脱出。WBはそこで撃沈する。
最激戦地ばかりを転戦したにも関わらず、アムロらの活躍もありほどんど死者を出さなかった。一年戦争終結後にミライと結婚。が、WB隊の活躍は広くしられ、民間人からも人気を博したものの、連絡船の艦長という閑職にまわされてしまう。
7年後のグリプス戦役ではティターンズとエゥーゴが戦闘を始めたコロニー、グリーン・ノアの難民を乗せて漂流していたところをアーガマに拾われ、そのまま成り行きで艦長をヘンケン・ベッケナーから譲られる。かつて敵として戦ったシャアや、エキセントリックで自制心に欠けるカミーユ、作戦にうるさく口出ししてくるウォン・リー、実力もないのに勝手に行動するカツ・コバヤシなど曲者ぞろいのクルーを率いてどの戦場でも常に数で劣っていたグリプス戦役を戦い、メイルシュトローム作戦を成功させたことで大勢を決する。
ティターンズの崩壊後に始まった第1次ネオ・ジオン抗争では、あらたにクルーとなったジュドー・アーシタら、シャングリラ出身のパイロットたちには最初こそ手を焼かされるものの、なかば開き直りともいえる態度で彼らの活躍を後押し。途中でビーチャ・オーレグに旗艦ネェル・アーガマの艦長を譲り、月からの後方支援にまわる。
その後、ロンド・ベル隊の艦隊司令および旗艦ラー・カイラムの艦長としてアムロとともに第2次ネオ・ジオン抗争を戦う。アクシズの地球落下を阻止するために核爆弾を使い、それでも防げないとなると、直接アクシズ内に乗り込み破壊工作を行う。
3年後。ラプラス戦争でも立場は同じだったが、配下のネェル・アーガマが参謀部の命令によりラプラスの箱を巡る陰謀に巻き込まれていたのを知らずにいた。しかし、ローナン・マーセナス議員の思惑によりラー・カイラムとブライト自身も陰謀に巻き込まれることに。ジオン勢のトリントン基地襲撃後、ユニコーン・ガンダムのパイロットであるバナージには、歴代ガンダムパイロットを指揮してきたブライトならではの重みのある助言を授ける。ビスト財団の思惑を破るためにルオ商会と連携し、ネオ・ジオンであるガランシェール部隊とつながりを持ちバナージを宇宙へあげる。そしてシャイアン基地に黒幕であるマーサ・ビスト・カーバインがいるという情報を得ると基地を制圧。コロニーレーザーの発射こそ防げなかったものの、マーサを逮捕する。
波乱万丈ながらも数々の戦いを艦長、艦隊司令として乗り切った歴戦の提督ではあるが、その人生は報われることが少なく、長男のハサウェイ・ノアはマフティー動乱の黒幕となってしまい、銃殺刑となる。

【ミライ・ヤシマ】
いいところのお嬢さんでスペースグライダーの操縦経験を買われてWBの操縦を受け持つ。WBのクルーの中では最も安定した人格で、WBの母的な役割を担った。何気に男関係はある意味派手で、最初カムラン・ブルームという婚約者がいたが、結局婚約破棄となり、その後スレッガー・ロウと恋仲になり、スレッガー戦死後はブライトとくっついた。一年戦争後は軍籍から離れたと思われる。

【セイラ・マス】
ジオン・ダイクンの遺児で本名はアルテイシア・ダイクン。身分を隠してWBのクルーとなったが本人は過去は完全に捨てて生きていってるようだ。艦の操縦だけでなくMSのパイロットとしても戦闘に参加している。
何度かシャアと遭遇し、そのたびにザビ家へ復讐するのをやめるよう説得するが聞き入れられなかった。一年戦争後は軍籍から離れたと思われ「Z」での登場シーンを見るとセレブのような生活を送っているようにも見える。小説版でアムロとの間に肉体関係があったのは何気に衝撃的。

【カイ・シ・デン】
WBに避難した後、MSのパイロットを志願し主にガンキャノンに搭乗。戦闘で活躍した印象はちょっと薄い。ベルファストでジオンのスパイであるミハルと出会ったことから、人間的に成長し、それまでの中途半端な性格が直った。一年戦争後はフリーのジャーナリストとなる。
グリプス戦役ではレコア・ロンドとともにジャブローに侵入するなど、多くのシリーズでブライトたちを情報面からバックアップする。

【ハヤト・コバヤシ】
アムロやフラウとは幼馴染のようだ。フラウに恋心を抱いており、アムロと彼女が仲良くしているのを嫉妬していた。戦闘では目立った戦果はないが、ガンタンクのパイロットとして、カイと共に最後まで生き抜いた。一年戦争後はフラウと結婚しカツらを養子に迎える。軍籍から離れてはいないのか、戦争博物館の館長となった。
グリプス戦役ではカミーユ、クワトロらを宇宙に帰還させるためにアウドムラの艦長として奔走。
第1次ネオ・ジオン抗争でも同じく地上において、ジュドーらを支援する。このころにはなかば伝説の人物のようにジュドーたちから見られていたが、ラカン・ダカランの搭乗するザクⅢの攻撃からZZガンダムの合体を助けるために盾となり戦死する。

【フラウ・ボゥ】
アムロの家の隣に住んでいた。サイド7にザクが襲撃してきた際に両親を亡くす。その後はWBのクルーとして主に負傷兵の看護や通信などを担当。世話焼きでカツらの面倒を見たりアムロのことをいつも心配していたりした。一年戦争後はハヤトと結婚。

【リュウ・ホセイ】
最初から軍人でWBでは主にガンタンクに乗り込んで戦った。階級は曹長。パイロットたちの兄貴分的な存在であったが、ランバ・ラル隊との戦闘で負傷、さらにランバ・ラル隊の残党たちとの戦いではコア・ファイターでの特攻をかけ戦死。その後2階級特進で中尉となった。

【スレッガー・ロウ】
リュウの補充要因としてWB隊に配属された腕利きのパイロット。飄々としているが人格は大人で、たちまちアムロたちの兄貴分的な立場に収まったナイスガイ。またカムランを拒むミライをひっぱたいたのがきっかけでミライから好意を寄せられた。しかしソロモン攻略戦ではビグ・ザムに特攻して戦死。

【ワッケイン】
ルナツー基地司令。階級は少佐。サイド7から脱出してきたWB隊にたいし冷たくあたる。シャア撃退後地球へ向かうよう指示。後に第13独立艦隊司令として再登場するもシャアの率いるザンジバルによって戦艦を撃沈され戦死。

【レビル】
連邦軍の名将。一年戦争開戦時は中将。ルウム戦役でジオンの捕虜となったが後に生還。階級は大将になる。一年戦争全体を通して連邦軍の指揮をとった。連邦軍が新しく開発した兵器を次々とWB隊に与え、実験させていた。また、ジオン側の思想であるニュータイプを信じており、WB隊にはかなり期待をしていたようだ。ソロモン陥落後にデギン公王と会見に臨もうとするがギレンの放ったソーラーレイによって死んでしまった。
のち、連邦軍の総旗艦として、彼の名を冠したドゴス・ギア級戦艦ゼネラル・レビルが建造される。

【マチルダ・アジャン】
連邦軍中尉。レビル将軍直属の補給部隊を率いて何度かWB隊に補給物資を運んできた。きりっとした美人でアムロも彼女に恋心を抱いた。しかし黒い三連星との戦いでは、乗艦のミデア輸送機でガンダムをかばって戦死。ちなみに彼女の婚約者のウッディ大尉はジャブロオーでマッドアングラー隊と戦って戦死。

【ティアンム】
連邦軍中将。ソロモン攻略戦の指揮をとる。ソーラーシステムを使用した攻略作戦は功を奏したが、自身はビグ・ザムの攻撃の前に乗艦を落とされ戦死。

とりあえずこんなところで。

ガンダム入門7 「機動戦士ガンダム その6」

2005年01月13日 17時09分18秒 | ガンダム入門
今回はジオンのMS・MA解説の続きです。

【MAX-03アッザム】
ジオン初の試作MA。ミノフスキークラフトを実験的に装備しており、短時間の空中浮遊が可能です。また、2連装メガ粒子砲を4門と電撃兵器アッザム・リーダーを装備しています。このアッザム・リーダーとは射出したカプセルからワイヤーが飛び出して敵を絡みとり、4000度の高熱で焼き尽くすというものです。オデッサでマ・クベが搭乗しました。

【MA-04Xザクレロ】
宇宙専用試作MA。高機動と強力な戦闘力をコンセプトに開発されましたが、機動力がなかったため途中で廃棄されることになりました。武装は拡散ビーム砲とミサイルランチャー、それに鎌状のクローを持っています。ジャブローから宇宙に上がったWBに対し、功をあせったジオンの兵士が独断で使用、ガンダムに撃破されました。

【MA-05ビグロ】
宇宙専用MA。単機での作戦行動を想定しているため機動力はMSの比ではありません。主な武装は大型メガ粒子砲とクローがあり、ガンダムをこのクロー捕らえました。おまけにその高加速によってアムロは失神してしまうというところまで追い詰めることができました。ただし最後はメガ粒子砲の発射口にビームライフルの直撃を受けて撃破されます。

【MAN-03ブラウ・ブロ】
ジオン初のニュータイプ専用MA。主な武装は有線サイコミュ式ビーム砲。文字通り、4基のビーム砲をサイコミュシステムによって操ることにより、オールレンジの攻撃が可能です。一度Gアーマーに破壊されましたが、その後シャリア・ブルがのることになり再調整しました。この時ララァが乗るエルメスはすでに戦果をあげていましたが、熟練パイロットであるシャリア・ブルが乗るブラウ・ブロの方にも大きな期待があったようです。しかしガンダムによって破壊されました。

【MA-08ビグ・ザム】
ジャブロー攻略用に開発されたジオンの要塞攻略用巨大MA。主な武装は大型メガ粒子砲と25門のメガ粒子砲。それに対空ミサイルを備えています。また、Iフィールドジェネレーターを装備しており、ビーム攻撃を無効化することもできます。上記のような装備のため、高さ59.6m、総重量1021.2tという巨体になり、稼働時間もかなり短い仕様となりました。また、操縦は通常3名で行いますが、1名での操縦も可能となっています。連邦のソロモン攻略戦に際して、要塞の破棄を決意したドズル・ザビが搭乗して連邦の艦隊を次々と撃ち落しましたが、スレッガーの特攻とガンダムの攻撃により撃破されました。

【MAN-08エルメス】
ニュータイプ専用MA。武装はメガ粒子砲2門を装備していますが、メインで使うのはビットと呼ばれる無人のメガ粒子砲発射機です。これはサイコミュシステムによりパイロットの脳波で一度に複数のビットを動かすことができるため、オールレンジの攻撃が可能となっています。さらにブラウ・ブロのサイコミュ兵器が有線式だったのに対し、こちらは無線での制御が可能となっています。ガンダムとの対戦では次々とビットを破壊され、最後はシャアの盾となって撃沈しました。

【MSN-02ジオング】
初のニュータイプ専用MA。両腕を有線サイコミュ式で遠隔操作することができ、その両腕の指先から飛ばすメガ粒子砲が主武装です。また頭部の口にあたる部分と体にも2箇所メガ粒子砲を備えています。シャアが一年戦争の最後、アムロとの決戦に乗ったMSで、この時は完成度は80%だったそうですが、脚部がないだけだったので、宇宙での戦闘には特に問題はなかったらしいです。ガンダムの頭部と片腕を破壊しましたが、自身もボディを破壊され、最後は相打ちとなって沈みました。

最後に、ジオンのMS・MAを型番で並べます。ちなみに派生型番(MS-06Aなど)はのぞき、単純にその番号に振られたメカ名を記します。また、アニメ「機動戦士ガンダム」で登場しないものも含んでいます。

MS-04 プロトタイプザク
MS-05 ザクⅠ
MS-06 ザクⅡ
MS-07 グフ
MS-08 イフリート
MS-09 ドム
MS-10 ドワッジ
MS-11 アクト・ザク
MS-12 ギガン
MS-13 ガッシャ
MS-14 ゲルググ
MS-15 ギャン
MS-17 ガルバルディ
MS-18 ケンプファー
MS-21 ドラッツェ

MA-04 ザクレロ
MA-05 ビグロ
MA-06 ヴァル・ヴァロ
MA-07 ブルゥカ
MA-08 ビグ・ザム

MSM-03 ゴッグ
MSM-04 アッガイ
MSM-07 ズゴック
MSM-08 ゾゴック
MSM-10 ゾッグ

MAM-07 グラブロ

MSN-02 ジオング

MAN-03 ブラウ・ブロ
MAN-08 エルメス

MAX-03 アッザム

今回はこれまで。次回の内容は…まだ考えてません

ガンダム入門6 「機動戦士ガンダム その5」

2005年01月13日 12時04分15秒 | ガンダム入門
ここからは一年戦争で活躍した主なMS・MAについて取り上げていきたいと思います。
そんなに詳細な解説ではないですのであしからず。

まずはジオン編から。

【MS-05ザク】
通称ザクⅠ、または旧ザク。
ジオンが最初に実戦配備したMS。主な武装はトマホークやマシンガン。一年戦争中期まで第一線で活躍しましたが、後にザクⅡが配備されるようになると次第に後方支援や訓練用が主でしか使われなくなりました。
初期の試作型であるMS-05Aと後期量産型のMS-05Bがあります。また、隊長機には頭にツノがついています。

【MS-06ザクⅡ】
一般的にザクというとこのザクⅡをさすのがもっぱらです。主な武装はトマホーク、マシンガン、バズーカなどです。一年戦争ではジオン・連邦を通じてもっとも多く生産されたMSであり、それゆえに連邦に接収された数も多くあります。
派生タイプも多く、宇宙専用のMS-06F、その後期タイプのMS-06FZ、MS-06F2、地上用に改修されたMS-06J、一年戦争初期に対核装甲されていたMS-06C(南極条約と同時に生産されなくなった)、下半身をマゼラ・アタックと合体させたザクタンク、水中用のザクマリーナ、サイコミュ試験用、などなど。ボディのいちパーツの換装から、ボディ全体まで様々に改造されたバージョンがあります。また、シャア専用ザクは通信機能の向上や出力が30%アップしたMS-06Sのことです。
ザクは後に活躍するグフやドムを差し置いて一年戦争における名機との呼び声が高いです。その理由はコストパフォーマンスの安さもさることながら、上で書いたような汎用性の高さにあるといえます。
また、連邦軍に接収されたザクは後のデラーズ紛争で使用されたり、ハイザックの開発に用いられたりしました。

【MS-07グフ】
”青い巨星”ことランバ・ラルが搭乗したことで名高いMS。主な武装はヒートロッド、ヒートソードと指に内臓されたマシンガン。
思ったより量産はされませんでしたが、ランバ・ラルの後にもたびたび登場します。
また、砂漠専用のデザートザクや重装型、グフカスタムなどのバリエーションも作られました。

【MS-09ドム】
”黒い三連星”が使ったことで有名なMS。主な武装はジャイアントバズ、ヒートソード(グフのものとは違う)、拡散粒子砲があります。
ホバーを足に装備しているため、水上での走行も可能で、グフまでは二本足で普通に歩いていたために犠牲となっていた機動性が、このドムでは大幅にアップしました。後に宇宙用のリック・ドムも開発されました。一年戦争の後もいくつかのバリエーションが開発されています。グフと同じく、一年戦争で生き延びた地球のジオン兵がよく用いています。

【MS-14Aゲルググ】
一年戦争末期において量産され、ソロモン、ア・バオア・クーで数多く出てきたMSです。ただしこの頃には人員不足から学徒動員がなされ、未経験のパイロットばかりが搭乗したため、せっかくの高性能もあまり発揮できなかったようです。主な武装はビームナギナタとビームライフルで、このゲルググのビームライフルを持ってようやくガンダムが持つビームライフルの性能に追いつきました。
ちなみにシャアが乗っていたのはYMS-14という試作タイプです。
このMSも後にいくつかのバリエーションが出ました。

【YMS-15ギャン】
ゲルググと次期主力MSの座を争い敗れてしまったため、試作機しか作られなかったMSです。主な武装はビームサーベルとシールドに内臓されたミサイル、それとハイドボンプという機雷です。
アニメではマ・クベが搭乗した1機のみ登場。格闘戦に特化させたためビームライフルを装備せず、そのため火力不足になったのがゲルググに敗れた要因です。

【MSM-03ゴッグ】
初めて実戦投入された水陸両用MS。ズングリした体型はおそらく水中で移動する際の抵抗を考慮したためだと思われます。主な武装は腹部のビーム砲(ジオンのMSでは初)、両手のクローがあります。マッドアングラー隊に配備され、ベルファスト基地に襲撃した際は主戦力となってガンダムを若干苦しめました。

【MSM-04アッガイ】
水陸両用MS。廃熱が少なく、ステレス性に優れているため隠密行動に重宝されます。主な武装は2種類のバルカンとロケット弾。それにクローがあります。また、ザクのパーツを流用して作られているため、ザクの操縦に慣れたパイロットが扱いやすい、ということとコストの低下、開発期間の短縮というメリットがあります。腕は伸縮自在です。

【MSM-07ズゴック】
ゴッグの後継機となる水陸両用MS。ゴッグの弱点だった陸上での戦闘力を大幅にアップさせ、対空装備も持ちます。また、背中のロケットブースターによって短時間ながら空を飛ぶこともできます。主な武装はアイアンクロー、メガ粒子砲、頭頂部のロケットランチャー。ジャブロー侵攻作戦で登場し、特にシャアが搭乗したカスタマイズ機はGMの腹部をクローで貫くという離れ業を見せました。ただしズゴックの本来の戦闘はメガ粒子砲による射撃です。

【MSM-10ゾック】
水陸両用MS。ジオンのMSの中でもトップクラスの装甲の厚さを誇ります。また、武装は頭部に1門、前後に4門づつのメガ粒子砲を持つため、全重量が200tを超えています。陸上での移動手段はホバーのみで、脚部はあるものの、可動はしません。また、前後対象という全ガンダムシリーズの中でも類を見ない形状です。3機が試作用として開発され、そのうち1機がマッドアングラー隊に配備されましたが、ジャブローで破壊されました。

【MAM-07グラブロ】
水中用MA。潜水艦並の遠距離航行が可能でMSの曳航もできます。主な武装は対艦・対空ブーメラン型ミサイルとクロー、それと魚雷があります。マッドアングラー隊に配備され、水中戦でガンダムの片足を破壊しますが、ビームサーベルで破壊されました。

とりあえずここまで。

ガンダム入門5 「機動戦士ガンダム その4」

2005年01月11日 14時13分50秒 | ガンダム入門
今回は一年戦争の後編について書きます。

【ジャブローへ】
オデッサでの作戦を大成功におさめたWB隊はベルファストにある連邦軍基地にたどりつきます。このベルファストはヨーロッパにおける連邦軍最大の軍事拠点ですが、シャア率いる水中部隊マッド・アングラー隊の襲撃を受けます。ここで初めてジオンの水陸両用MSが登場しました。シャアは以前のガルマ戦死の件で更迭されていましたが、キシリア・ザビ少将によって引き上げられ、おまけに階級も大佐に昇進していました。

このベルファストで補給を受けたWB隊は次に大西洋を渡って、連邦軍の総司令部が置かれている南米ジャブローに向かいます。このジャブローは、ジオン側では正確な位置を把握しておらず、そのために攻めあぐねていました。ところが、前にも書いた通り、ここは地下の巨大空洞を利用した軍事施設のため、進入するためには専用の出口からとなるのですが、その進入口をWB隊の後をつけたシャアによってついに発見されてしまいました。ちなみにジャブローは架空の地名です。

そしてジャブロー基地内部にマッド・アングラー隊が侵入し、連邦軍との戦闘に入るのですが、実はこの基地には連邦の量産型MS、RGM-79GM(ジム)がずらりと格納されており、それらが初実戦を迎えることになります。このGMはガンダムの量産タイプというコンセプトなのですが、性能についてははるかに下回っているといってよく、シャアの搭乗しているMSM-07ズゴック(ただしシャア専用のカスタマイズ機)らに次々と倒されます。

結局この戦いもアムロの活躍によってどうにか撃退しました。しかし、秘密裏に開発していたGM(WB隊の面々もその存在は知らなかった)がジオンに露見してしまったのは取り返しがつきません。

【ソロモン攻略】
WB隊はジャブローに寄港した際、第13独立艦隊所属の独立戦隊として、ようやく連邦軍へ正式に編入されました。といっても戦艦は相変わらず強襲揚陸艦ホワイトベースのみで、アムロたち不正規のパイロットが任官したものの、若干のパイロットの補充があったこと以外は何も変わりませんでした。

WB隊はマッド・アングラー隊を撃退した後、12/2に宇宙へ向かうことになります。ただしWB隊は囮の部隊であり、この後に本命のティアンム中将率いる連邦軍第2連合艦隊が宇宙に出ます。この艦隊は先のビンソン計画によって再編成された艦隊です。
ここから連邦軍の大反抗戦が始まります。そしてその最初の段階として宇宙要塞ソロモンの攻略にとりかかります。

WB隊はテキサスコロニー(サイド5に所属)でマ・クベ、シャアとの戦闘後、ワッケイン少佐率いる連邦軍第3艦隊に合流し、ソロモンへ向かいますが、このテキサスコロニーのエピソードは劇場版では削られており、TV版ではここで戦死したはずのマ・クベも後で登場するので、このあたりの公式設定は曖昧です。

連邦軍はソロモン攻略にあたり、ソーラーシステムという、太陽光を利用した大規模なレーザー(というか太陽光を巨大ミラー壁で反射させるもの)を作り、ソロモン第6ゲートに向けて照射。同時に艦隊戦およびMS戦を展開します。12/24に行われたこの戦いでは連邦軍のRGM-79GMとモビルアーマー・RB-79ボールが初参戦し、ジオン側もMS-R09リック・ドムやYMS-14ゲルググといったMSを投入しますが、特に目立ったのは基地司令のドズル・ザビ中将自らが搭乗したMA-08ビグ・ザムでしょう。このビグ・ザムはIフィールドというビーム攻撃を無効化する装備をしており、攻撃面でもすさまじい威力を誇る大規模なメガ粒子砲を多数装備しているという桁違いな武装を持つMAでした。そしてその攻撃によってソロモン攻略戦の総司令ティアンム中将の乗艦タイタンを撃沈しています。

ガンダムはソロモン内部に侵入し戦闘、またWB隊のスレッガー・ロウ中尉の特攻とガンダムの奮戦によりビグ・ザムも撃破できました。ドズル・ザビ中将もビグ・ザムの甲板からマシンガンでガンダムを狙うなどの執念を見せましたが戦死します。ただしドズルの娘・ミネバはこの時に脱出、後にネオ・ジオンの総帥として登場することになります。
ソロモンでの戦いが終結した後、レビル大将はソロモンを訪れ、この要塞の名前もコンペイトウに変更されました。

【ニュータイプ】
ソロモンを占領した連邦軍はそこを最前線の基地とします。そしてここから宇宙要塞ア・バオア・クーの攻略に乗り出すことになるのですが、このソロモンに駐留している連邦軍が正体不明の敵から攻撃を受けます。連邦軍はこの敵をソロモンの亡霊と呼び恐怖しますが、この正体こそジオンが実戦投入した二人のニュータイプでした。
ひとりはニュータイプ研究所フラナガン機関の秘蔵っ子であるララァ・スン少尉、もうひとりはギレン・ザビにより木星船団から抜擢され、キシリアの下に送られたシャリア・ブル大尉です。
しかし、実戦投入といっても、ジオンのニュータイプ研究自体はまだ途上であり、ニュータイプの能力についても未知な部分が大半、という状態でした。したがって、シャリア・ブルやララァの実戦投入はニュータイプ専用MAに乗ってのなかばデータ収集を主目的とした試験的要素が強いものでもありました。
このニュータイプ専用MAの特徴はサイコミュ・システムの搭載があげられます。これはパイロットの脳波によってすべての操縦を行うもので、特に攻撃に関してはビットと呼ばれる小型のビーム発射装置を縦横無尽に操り、オールレンジでの攻撃を可能にするものです。ビットによる攻撃は通常のパイロットには予測困難なもので、実際、ララァはMSN-08エルメス1機で1日に戦艦4隻を沈めるという快挙を成し遂げます。

しかしこれらもニュータイプとして覚醒していたアムロの敵ではなく、MSN-03ブラウ・ブロに乗ったシャリア・ブルはあえなく戦死、ララァはアムロとシャアの戦いにおいて、シャアをかばって戦死してしまいます。このララァの死はアムロとシャアの間に決定的なわだかまりとなって後々まで尾を引きます。

一方、アムロのニュータイプ能力はというと、12機のリック・ドムをわずか3分で撃破してしまうなど、もはや通常のパイロットでは太刀打ちできないほどの実力を備えさせます。しかしそれにより、ガンダムの性能がアムロの反射神経にはついていけず、オーバーヒートしてしまいました。そこでマグネット・コーティングという改修がガンダムに施されます。これは駆動系を電磁で制御するもので、これによりガンダムの反応速度が若干上昇しました。
NT研究については大きくジオンに水をあけられた連邦軍ですが、北米オーガスタ基地で秘密裏に建造されたNT専用MSガンダムNT-1(通称アレックス)もサイド6で試験を実施するところまでこぎつけていますが、これはジオンのサイクロプス部隊の襲撃によりついにアムロの手に渡ることはありませんでした(OVA「ポケットの中の戦争」で描かれるストーリー)。

【星一号作戦】
ソロモンを失ったジオンはア・バオア・クーとグラナダを結ぶ線を最終防衛ラインとしました。ここを破られればジオン本国は丸裸となるわけです。そこで、ソーラー・レイ・システムを急遽作り、連邦軍艦隊の一挙殲滅を狙います。このソーラー・レイは連邦がソロモン攻略で使用したソーラーシステムの強化版みたなものです。

ところがここにきて予期せぬことが起こりました。12/30、レビル大将の乗るフェーベが、デギン公王の乗るグレート・デギンから通信を受け取ります。和平交渉のためです。ギレンのやり方が、すでにジオン建国の頃の志を失っており、さらにこれからもギレンの指揮下で数多くのジオン兵が犠牲になることに我慢ができなかったデギン公王の単独行動です。
この頃のデギン公王の立場は、実権をすでにギレンに握られており、公国のシンボル的立場でしかありませんでしたが、いちかばちかでギレンには内緒で連邦と和平交渉を行おうとしたのでした。

しかし無情にもソーラー・レイはグレート・デギンをフェーベもろとも焼き尽くしました。連邦軍艦隊も30%にあたる戦艦を一度に失ってしまいます。幸いにもソーラー・レイ自体は一度しか使用に耐えられないため、この一発で終わりなのですが、それでも連邦軍にとっては総司令部と戦力の中枢をいきなり失ってしまったのですから大損害になります。
一方のギレンは、すでに父であるデギン公王を必要としておらず、おそらく存在を知った上でソーラー・レイ発射を命じたと思われます。

しかし連邦軍は作戦を続行。12/31にア・バオア・クーに残った戦力をすべて注ぎ込みます。この苛烈な戦いの中で、シャアはアムロに対抗するために未完成のニュータイプ専用MS・MSN-02ジオングに搭乗します。このジオングはビーム砲を内蔵した両腕を切り離して、サイコミュシステムによって自由に操縦することができ、エルメスと同じくオールレンジ攻撃が可能なMSです。
この戦いの中でニュータイプとして覚醒したシャアでしたが、ガンダムとの戦いは互角。最終的に自動操縦同士で相討ちとなります。そして要塞内部では生身の戦いまで繰り広げました。
一方、WBも要塞内に侵入したものの、激しい攻撃の前に前進も後退もできない状態に陥っていました。

これに少し先立つ頃、司令室ではキシリア少将がギレン総帥を、父親殺しの罪で銃殺します。そしてキシリアが代わって指揮をとりますが、戦況不利とみるや脱出を図りました。
しかし脱出時にシャアに狙撃され戦艦もろとも死亡します。

WBはついに撃沈。WBのクルーたちは連邦軍優勢の情報をキャッチするや脱出し、最後は要塞外の宙域で、大破したガンダムのコア・ファイターで同じく脱出してきたアムロと合流します。アニメはここで終了します。

翌U.C.0080 1/1、グラナダにおいてジオンと連邦との間に終戦協定が締結され、ジオン公国は滅亡しました。ただし、ア・バオア・クーを脱出したジオン兵たちの一部はデラーズ・フリートやアクシズなどの残党勢力として結集し、密かにジオン再興の時期をうかがうことになります。シャアもジオン残党の拠点の一つ、アクシズに合流します。

これで一年戦争の解説は終了となります。

ガンダム入門4 「機動戦士ガンダムその3」

2005年01月07日 17時14分55秒 | ガンダム入門
今回は一年戦争の中編を。時間的にはU.C.0079 の9月からとなりますが、実はガンダムのアニメはこの時間から始まります。

【ガンダム始動】
アニメの第一話「ガンダム大地に立つ」はU.C.0079 9/18となります。じゃぁそれまでの話はなんだったのかというと、すべて設定資料や、後に制作された外伝等で明かされた話です。本当に芸が細かいというか、あたかも本当の歴史のように細かく出来事が作られているのはガンダムならではの芸当かもしれません。このようにアニメの過去にあたる歴史をきちんと作る手法は後のガンダムシリーズをはじめ、多くのアニメにも受け継がれていきます。

さて、サイド7の1バンチにおいて、完成したRX78-2ガンダムおよびRX-77ガンキャノンの最終テストが行われる予定でした。そしてすでにジャブローで完成されていた強襲揚陸艦ホワイトベース(以下WB)も入港していました。いよいよV作戦開始の時がきたのです。

ところがこれを宇宙攻撃軍のシャア・アズナブル少佐が察知、ザクⅡ3機でもってサイド7内に侵入し、奇襲をかけます。突如のザクの侵入にサイド7の住民はわれ先にとWBへ逃げ込みますが、その中でアムロ・レイという15歳の少年がガンダムのマニュアルを持って、ガンダムに乗り込みます。この時ガンダムは3機あったのですが、2機はザクによって破壊され、残りの1機にアムロは乗り込みました。なぜアムロがガンダムのマニュアルを持っていたかというと、彼の父テム・レイ技術大尉がガンダムの開発者だったからです。
さっそくガンダムを動かし、実戦へ。人類史上初のMS同士の戦いが始まりました。このガンダムの性能がいままでのMSの常識をはるかに凌駕するほどで、ザク2機があっという間に撃破され、シャアは撤退しました。

【WB隊】
サイド7での戦闘によりWBの指揮官をはじめ、クルーを多数失ってしまったWB隊は若干19歳のブライト・ノアを臨時の艦長として最寄の連邦軍基地であり、宇宙で唯一の連邦軍拠点であるルナツーに向かいます。このルナツーというのは大きな隕石をくりぬいて作られた基地で、地球と月の引力が引き合うラングランジュ・ポイント上に存在します。
WB隊の面子はガンダムを動かしたアムロを初め、お金持ちのお嬢さんのミライ・ヤシマ、ジオン・ダイクンの遺児という身分を隠しているセイラ・マス(シャアの妹)、アムロの幼馴染のフラウ・ボウ、ハヤト・コバヤシ、よくわからないカイ・シデンなどの面々が乗っていました。さらにサイド7から逃げ出したい民間人も大勢乗ってしまっているという大変な状態でした。

ルナツーについた直後、シャアの追撃を受けたWB隊はそれをどうにか撃退、ルナツーで連邦軍にWBなどの兵器を渡そうとしますが、基地司令のワッケイン大佐から地球へ行くよう指示されてしまいます。で、地球上の連邦軍の拠点にピンポイントで降下できればよかったのですが、そこでもシャアの追撃を受けてしまいました。
地球への降下は地面に対して垂直に降りると大気圏で空気との摩擦によって燃えてしまいます。そこである程度角度をつけて落下速度を落として降下しなければなりません。さらにピンポイントである地点に降下するとなると、綿密な計算がなければならないのですが、シャアの追撃のせいで完全に降下角度が狂ってしまいました。おまけにガンダムはWBに入りそこない、生身で降下することになってしまいました。

結果的にジオン勢力のど真ん中の北米に落下してしまったものの、ガンダムは無傷(ザクは燃え尽きた)で、あらためてガンダムの性能の優秀さが立証されました。

【地球】
北米ニューヤークにはデギン・ザビ公王の末子ガルマ・ザビがいました。ガルマに接触したシャアはWB隊の情報を与え、戦果をあげるよう唆します。このシャアとガルマは士官学校の同期で友人でもあるのですが、シャアにとってザビ家は父の仇。対してガルマは一言で言うとおぼっちゃんなため、シャアの企みが見抜けるわけがなく、ニューヤーク市の市長の娘と婚約したりしています。

このガルマ率いる機動部隊との戦いの前にWB隊は正式に連邦軍の一員として認められ補給も受けます。そしてガルマ隊と交戦しながら北上を続けたWB隊はニューヤークでの戦いでシャアの罠にはめられたガルマを戦死させるという大金星をあげました。これがシャアのザビ家に対する復讐だったのはいうまでもありませんが、シャア自身もガルマを守れなかったことを問責されてしばらくは前線から退きます。

この後WBは太平洋を渡りアジア大陸を西へ横断。ジオン最大の鉱物採掘基地である黒海沿岸のオデッサの壊滅作戦の参加に向かいます。

ところが、中央アジアで”青い巨星”ことランバ・ラル率いるMS部隊に補足されます。このランバ・ラルは新型MSのMS-07グフにのりガンダムを苦しめ、WB内が占拠される事態にまで陥ったり、ガンダムの装甲を深く傷つけたりと大善戦したのですが、ザビ家内の権力闘争のあおりでろくな補給を受けられなかったこと、セイラとランバ・ラルが顔見知りだったことなどが影響し、ランバ・ラル隊は撃破されました。

この後、WB隊はマチルダ・アジャン率いる補給部隊から、補給物資とガンダムの換装パーツGアーマーを受け取った直後、かつてルウム戦役でレビルを捕虜にした黒い三連星の襲撃を受けます。この黒い三連星も新型MSであるMS-09ドムに乗っていました。しかし、マチルダを犠牲にしながらも黒い三連星を撃破します。

そしてオデッサ作戦に参加。連邦軍はこの戦いに地球上の戦力の3分の1を投入しました。
11/7から11/9までの3日間がオデッサでの戦いにあたります。物量作戦とアムロの活躍もあり戦いは連邦軍の一方的な勝利に終わりました。そしてオデッサ基地の司令官マ・クベ大佐は宇宙に退却し、これによりアジアからヨーロッパにおけるジオン勢力は急速に衰退していくことになりました。残ったジオン戦力は主にアフリカでこの後数年にわたってゲリラ戦を展開することになります。

今回はここまで。