ティアドロップ トレーラー キャンパーの自作日記

Teardrop Trailer Camperの作製を設計から作業をずっと記録していきます。完成後はキャンプ記録です!!

トーイング速度

2015年03月31日 | 番外編
アメリカは各州で法律が違ってくるので州をまたいで出かける場合はそれぞれの州の法律に従う必要があります。何も牽引していない状態で走る場合は看板に提示されている法定速度に従えば良いのですが、牽引している場合は別の各州で定められているトーイング速度に従う必要があります。ですので例えば高速道路の法定速度が時速70マイルであってもトーイング速度がそれ以下であれば法定速度まで出せないと言う事にあります。

正直言って今まで気にしたことが無かったので、間違いなくスピード違反をしていたとおもいます。今後の為にも近隣の州のトーイング速度を調べてみます。


 州     トーイング速度(時速マイル)
テネシー.............65
ケンタッキー......65
ミズーリ..............65
イリノイ...............55
ミシガン..............65
インディアナ.......65
ジョージア...........65
アラバマ..............55
フロリダ...............65
バージニア.........55

こう比べてみると結構55マイルと言う州がありますね。このまま知らずに走っていたら間違いなくつかまっていたと思います。

Ram マウント

2015年03月30日 | Teardrop Camper
キャンプ以外でもアウトドアは色々と好きなのですが、中でもカヤックフィッシングは結構はまっています。(と言っても内陸のテネシー州ですのでなかなか海釣りには行けないのですけどね)
このカヤックフィッシングではカヤックに色々なものを艤装するときにRamと言う会社のマウントを使います。ボールジョイントを使って向きを変えたり取り外ししたりしやすくなっています。これらの物をキャンパーにも使えないか考えていたところ良い物に出会いました。

吸盤を使って表面に固定するマウントです。
タープを付けたり、将来的にはアンテナを付けたりするのにキャンパーの屋根や壁に固定できればいいのですが、あまり穴をあけたくありません。

吸盤だったらアルミに問題なく付くと思いますし、Ramのマウントなら丈夫だと思います。
先ずは屋根につけてタープの一角を固定するのに使おうと思います。

どれだけの荷重に耐えられるのかテストしてみましょうかね。

フェンダーの修復、其の二

2015年03月29日 | Teardrop Camper
この件はネットでも同じように報告していたのですが、そこで接触したのは外側ではなく側面ではないかと指摘がありました。考えていなかったことだったので慌てて確認したらドンピシャな指摘でした。助手席側のタイヤの側面に接触跡がありました。

これがタイヤの寿命に影響しないといいのですが…。

これで少し考えを変える必要があります。L字ブラケットは壁に取り付ける部分は出来るだけ短くしないといけません。


グラインダーで余分な部分を切り取ります。

この後角をとって滑らかにしています。

これは位置を決めてボルトの穴を開けた後です。


フェンダーと壁の間にゴムのウェルティングを挟んで取り付けました。
短くした事で前回の場合と比較すると力を加えた時に少し歪むような気がしますが、問題はないと思います。ダイヤモンドプレートとの境に取り付けたアルミのトリムも長い物に取り替えています。

古い穴は埋めないといけませんね。

フェンダーの修復

2015年03月28日 | Teardrop Camper
出張から戻り少し疲れていますが、近々予定しているキャンプに間に合わせるようにフェンダーの修復を始めます。
先ずはどうして壊れてしまったのかを考えます。
ポットホールにハマった衝撃でタイヤが持ち上がりフェンダーに接触したと考えられます。嫌ですが、この先にも同じようにポットホールにハマってしまうことはありうることだと思います。と言うかハマっても良いように、考慮する必要があります。
前回取り付けた時は、2x4を寝かせて隙間を作ったので、タイヤとフェンダーの隙間は1.5インチ(38mm)と言うことになります。今考えてみるとこれだけでも少ないかなと思える幅ですが、実はここに落とし穴がありました。フェンダーはL字ブラケットを使って壁に固定してのですが、ブラケットの厚みとナットの厚みを含めるのを忘れていました。汗 ブラケットとナットの厚みを測ってみるとなんと3/4"(19mm)もありました。つまり実際にはタイヤとブラケットの間には20mmいかしかなかったのです。これだとポットホールでなくてもちょっとした段差でも接触してしまう恐れがあります。

と言うわけで今までよりも少し高い位置に付け直すことにしました。今までの穴は埋めて何かでカバーしておきます。
先ずは試してみます。今回は2x4を立ててスペーサーにします。これだと3.5インチ(89mm)となりますので、タイヤとブラケットの間は2.75インチ(70mm)になります。これでだけあれば十分かなと。


古い穴と新しいブラケットの位置です。



こんな感じになります。


位置を上げたためフェンダーの幅もそれに合わせて少し広げました。
念のためためもう少し上げておい他方がいいかな?

ヒッチボールマウント

2015年03月23日 | Teardrop Camper
今まで使っていたヒッチレボールマウントはアウトバックに合わせて用意したものですが、どうやらCX-7の方がヒッチレシーバーの位置が低いようです。同じものを使うとキャンパーが前のめりになるのでボールマウントを買い換えました。
これは今までの物。

そしてこちらが新しいもの。

二つ並べて比べてみるとこれだけボールの位置が高くなります。


たかがこれだけの様に見えますが、結構違いました。

重量測定、其の二

2015年03月23日 | Teardrop Camper
今週末はテストドライブも兼ねて少し走り、ついでに重量測定にも言ってきました。しかしそこで悲劇が起こりました・・・。

以前アウトバックの一度測定はしたのですが、当時はまだアルミをつける前でしたし、アウトバックの時とはヒッチボールの位置なども変わっているのでもう再測定です。

先ずはテストドライブですが、特別にブレるような事は無くマツダCX-7も問題なくキャンパーの重量を引っ張ってくれました。とは言ってもこの西テネシーは平坦で坂などが殆ど無いので、東テネシーなどの山が多い地域ではどうなるかちょっと分かりません。まぁ急がなければ大丈夫でしょうけど。
高速道路で時速70マイル(110キロ)ぐらいでも走りましたが、大丈夫でした。とりあえずここは一安心です。

さてバッドニュース第一(そうです複数あります)ですが、重量が思っていた以上に重かったのです。この測定するスケールは大型のトラックトレーラーを測定するものなので3つに分割されているのですが、車を一番先、キャンパーを二番目に置くようにして測定します。
一回目は車と連結したまま先ず測定します。
車の部分は3720パウンド、キャンパーの部分は1240バウンドでした。

もう一度計り直し、次はキャンパーを外します。
車の部分は3560バウンド、キャンパーの部分は1400パウンドでした。

キャンパーは空の状態で1200パウンドぐらいかなと思っていたので、予想以上に重かったのです。オーナーに似ていつの間にか体重が増えてしまっていたようです…。
トングウェイトは160パウンドですから以前アウトバックで計ったときからすれば20パウンド減った事になります。キャンパーの重量は増えてもトングウェイトが減っているのは有難いです。割合は11.4%ですのでさほど悪くはなさそうです。

トレーラーの車軸は2000パウンド用ですし、インスペクションで2900パウンドまでは可能と登録されているので法律的には問題はありません。しかしテネシー州を含め1500パウンドを超える場合はトレーラーブレーキが必要となります。これはどちらにしろ付けようとは思っていましたが、これで間違いなく必要になりました。

続いて第二のバッドニュースで今回の大きな悲劇です。
重量を測定したのは前回も使ったトラックストップのガススタなのですが、進入路に大きなポットホール(くぼみ)があり車もキャンパーもはまってしまいました。特に助手席側がひどかったように思います。ガススタの入り口でしたので、スピードは殆ど出していなかったのにもかかわらず、かなりの衝撃でした。その後は普通に引っ張れましたし、見た目では特別何も変化は無かったのでそのまま測定し、帰宅後もガレージに入れて置きました。

次の日に作業をしようとガレージに入って悲劇に気が付きました。
フェンダーを固定していたボルトが外れています。ポットホールにはまった際にタイヤが持ち上がりフェンダーに当たりフェンダーが外れてしまいました。
これだと見にくいかもしれませんが、後ろ側がひどく外れています。

これはフェンダーを外した後のボルトの穴です。




運転席側は助手席側に比べればましですが、同じように被害を被っています。
ボルトの穴はえぐられてしまっているので、穴を埋めなおし、ボルトで固定できるように修復する予定です。
今まで何度も作成中に失敗して作り直してはいるのですが、今回の修復に関してはショック度が断然違います。「完成後」に起こったっていうのもあるのですかね。
どちらにしろすることが増えました。涙

キャンパー用品、続々到着

2015年03月19日 | Teardrop Camper
昨晩は洗濯機を直さないといけなかった為、作業が出来ませんでした。
洗濯機は購入から3年程度なので、個人的にはまだ新しい方に分類できると思っていたのですが、残念な事に水が漏れてきていました。一昨日分解せずにイジれる部分を試したのですが変化が無く、仕方なく昨晩分解して水漏れの原因を確認しました。
勿論洗濯機は専門外なのでネットで色々調べます。本当にGoogleとYouTube無しでは何も出来なくなってしまいました。

洗濯機の上、前、そして後ろのアクセスパネルを全部取り外して水の流れを辿って行くと、どうやら水は冷水の入水側の方のようです。冷水は入水後三本に分かれるのですが、三つあるソレノイドの一つから漏れてました。
もしも部品が壊れているようなら交換するしかないのですが、今手元に交換部品も無いので、とりあえず漏れてるソレノイドを分解してみました。見た感じ壊れているようには思えませんでしたが、もしかしたら中のゴムパッキンが古くなっているのかもしれません。

強くネジを締め直し元に戻してみたところ一応漏れは収まったようです。これで直ったのか、それともまた時間が経てば漏れてくるのかは分かりませんが、とりあえず様子を見ることにします。もしもまた漏れるようだったら部品の交換です。

関係ない話が長くなりましたが、作業できなかった分、用品が幾つか届きました。
キャンプ場でShore Power(外部電源)に繋げるコードとキャンパーの高さを調整する為のレベリングブロックです。

先ずはコードから。
当たり前ですが、かなりゴッツイコードです。


外部電源へ差し込む部分にはハンドルが付いており、真っ直ぐ引き抜きやすくなっています。また、ハンドルにLEDがついており、Reverse Polarity(極性反転)を知らせてくれるようになっています。


長さは30フィート(約9m)で十分かと思っていましたが、実際に手にとって見ると意外と長く無いように思えます。キャンプサイトによっては外部電源の位置が離れたところにあっるので、その場合はキャンパーの位置が限られてしまいそうです。

レベリングブロックはこの様な板が4枚。ちゃんと収納バッグもついていました。



もう少し幾つかオーダーしたものが届くはずです。

今夜は作業できるかな。


トレーラーのセキュリティー

2015年03月17日 | Teardrop Camper
Teardropのキャンパーはどれだけ盗難のリスクがあるのか分かりませんが、トレーラーという大きな枠で括った場合他のトレーラーにあるリスクがTeardropキャンパーにも当てはまる可能性はあると思います。と言っても他のトレーラー(ボート、ユーティリティー、既製品のキャンパー等)に比べれば盗んでも処分の仕方があまりにもレアすぎて難しいと言う事もあり、リスクは結構低いのではないかと思われます。他のオーナーの意見を聞いてみると、駐車場にいるだけで結構注目を集めるようです。これは盗難リスクと言う点ではプラスだと思います。

しかし出来る事はしておきたいので、一通り調べてみます。

傷を付けられる、落書きされるなどのイタズラ系ははっきり言って防ぎようは無いと思います。あまり人気の無さ過ぎるような場所に駐車しない程度しか方法は無いと思います。

一番の問題は盗難でしょう。何らかの形で持ち去られてしまうと言うことです。
家で保管している間はガレージの中なので、大丈夫でしょう。まぁどこに保管してあっても本気で盗みにくれば持っていかれてしまうでしょうが…

もしも盗難に会うとしたら牽引中に車から離れている場合ぐらいしか思いつきません。移動中、食事や買い物で車とキャンパーから離れる時が一番危険でしょう。
では実際にどのようにして盗まれるのか?
トレーラーと牽引車は勿論繋がっているわけですが、幾つかの部品が連なっています。

牽引車側から順番に、
① 牽引車にヒッチレシーバーが固定されています。これは外部からボルトで固定されています。


② ヒッチレシーバーに、ボールマウントが付いています。


③ ボールマウントに、ヒッチボールが付けられています。

④ トレーラーにカプラーが付いています。カプラーはボルトでトレーラーに固定されています。カプラーはヒッチボールに被さる様にして取り付けます。


⑤ これは通常のトレーラーとは違いますが、ウチのキャンパーは④のカプラーの部分が脱着式になっています。

これらの①~⑤の中で①、③、④はボルトで固定されていて、②、⑤、そしてカプラーとヒッチボールの結合部分は取り外しが出来る様になっています。通常は鍵がついたヒッチピンを穴に刺して固定しています。
ではこれら部品はどれだけ盗難に強いのかというと、結論から言えばどれも十分な時間があれば壊すか外すことが出来るといことです。
ボルトで止めてあるヒッチレシーバーやカプラーはボルトを外せば取ることができます。まぁヒッチレシーバーから外されることはまず無いでしょうが、カプラーは比較的楽に外せますね。
けど盗難目的の人達は基本的に手っ取り早く、少ない道具を使うでしょうからボルトを外すと言うより、鍵またはピンを壊すと言う事が主流のようです。

YouTubeを見ると色々壊し方が出てきますが、パイプを使ってテコの原理でピンをへし折る方法はものの数秒で壊しているのもありました。
よくあるタイプのヒッチピンですが、鍵がかかる部分が細くなっています。こんな感じです。

強い力を加えるとこの細い部分が折れて抜けてしまうようです。残念ながら私の物も同じ様なタイプです。
細くなっている部分が無く、メーカーが言うには壊されにくいタイプの物もあるようですが、その気になれば切ってしまうことも出来るし、正直言ってキリがないとも思えてきます。

ではどうするのか?
これだけ書いておいてこんな結論だと怒られそうですが、鍵の付いたヒッチピンを使い(私の場合は二箇所)、カプラーに鍵をかけるだけです。特別なことはしません。
全てに鍵をかけることで、ちゃんと対策をしているぞという姿勢を示し、もっと他に楽に盗める物へ行ってもらうようにします。盗難のプロ相手だとはっきり言って勝ち目はないと思います。ですからプロに出くわしたらアンラッキーだったと諦め、もっと次元の低い行き当たりばったり的な犯行を防げればと思っています。

それとキャンプ場などで、車から外してキャンパーを置いて出かける場合は、トレーラーからカプラーの部分を抜いて持って出かけるつもりです。抜いた後にはヒッチピンを刺しておきます。多分これだけで諦めてもらえると思います。

後は当たり前的な事に気を付けるだけです。

まぁ今あるヒッチピンを買い換える事になったら、その時もっといいタイプの物を買うかもしれません。

ギャリーハッチのラッチ

2015年03月16日 | Teardrop Camper
トングボックスに付けたドローラッチと同じ物を使うのですが、取り付け方がちょっと違います。ずっと前に考えていた時はまだハッチを作っていない時だったので、ハッチを実際に出来上がったらその通りにはいきませんでした。現時点ではラッチ本体を壁に取り付け、ラッチの鍵の方はハッチの横に付けようと思ってます。で、横に付けようと思ったらアルミのアングルで鍵を取り付けれる部品を作る必要があります。

最初に作ったのは薄めのアングルで鍵が付けれるだけのものを作ったのですが、ここで問題発覚。
ハッチの隙間が均等ではなく、敷居に近づくにつれて広がっていて、最後はガスケットが届かなくなっています。
これが一番下の敷居に近いところ。


その少し上は大丈夫そうです。


隙間は1/8インチのアルミがあればどうにかなるぐらいです。


ここで考えた方法が、鍵を付ける金具を大きめに作り、その上にガスケットを貼ったら隙間が埋まると思います。まずは1/8インチのアングルを4インチの長さに切ります。鍵を付ける部分を残し切り取ってしまいます。今世の中はCNCや3Dプリンターを使っていますが、うちでは全てがマニュアルです。電動道具は使いますが、最終的にはヤスリで削っていきます。




形が出来てきたらハッチのカーブに合わせて曲げます。もちろん使うのはシャーピー油性ペンとトーチです。



まだちゃんと合わさっていませんが、こんな感じになります。鍵を付ける部分は鍵に合わせてもう少し最終的には短くします。



助手席側の方も切り出した時点で力尽きました。続きはまた明日です。

バンクベッドのマットレス

2015年03月15日 | Teardrop Camper
なんとかミシン作業が終わりました。やっぱり木工作業の方が良いですね。

最後に残っていた物はバンクベッドのマットレスです。しかしこれが一番複雑でした。
ベッドそのものが折り畳み式になっているので、マットレスも合わせて折り畳み式にしました。構想としては半分にして手前のベッドのセクションに固定してしまうつもりです。ただどのように固定するかはまだ思考中で決定していません。固定してなくても使えるので、使いながら考えます。

この写真は途中経過です。


出来上がったマットレスを敷いた状態です。


半分にして手前に重ねた状態です。

こにまま固定してあったらベッドと一緒に仕舞うことが出来ます。

余談です。今日は天気が良くって思ったのですが、やっぱりキャンパーは寒さよりも暑さ対策の方が重要です。別に暑くはない、「春のように暖かいね~」と思えるようは日でも家族4人でキャビン内に入ればかなり暑くなってくると思います。冷房もそうですが、ドアを開けるなどの風通しが重要です。しかしここで問題になって来るのが虫です。まだ季節的に虫を気にする必要がないのでドアは開けっ放しで、
風を取り入れれば良いのですが、もっと暑い夏は開けっ放しは虫という視点で考えると致命的です。なんかネットを用意しないといけないですね。
どうやら近い将来またミシンを使わないといけないようです。