ティアドロップ トレーラー キャンパーの自作日記

Teardrop Trailer Camperの作製を設計から作業をずっと記録していきます。完成後はキャンプ記録です!!

カメラストラップ、其の二

2015年12月31日 | 番外編
あまり年末らしくない過ごし方ですが、少しカメラストラップの作業をしました。

いろいろなパーツを発注する前に、モックアップを作って大きさや動き、使い勝手を確認します。有り合わせのパーツを使っているので色は変です。最終的には全て黒のウェビングを使う予定です。
ちなみにデザインは市販の物を色々と参考にさせてもらってます。けど形は似てる物もありますが、使い方に関しては違うと思います。

まずストラップが伸ばした状態で、撮影時に使う状態です。自分で付けて写真を撮ろうと思ったのですが、自分を晒す勇気がありませんでした...

ストラップを縮め他状態はこのようになります。カメラは背中の方へ移動します。


実際にカメラを固定するリンクはこれを使います。これに関しては実物です。

ループになっているので、撮影時はストラップのどこへでもスライド出来るようにします。

脇下のストラップの細かい位置などはまだ改善の余地がありますが、取りあえず全体的な構想は固まったので、パーツを発注しようと思います。今のところ送料込みで$11ぐらいなので、十分予算内です。
いつも使うストアなのですぐ発送してくれると思われますが、時期的にもしかしたら時間がかかるかもしれません。
これらのパーツが無くてもできる作業はあるので、当面はそれらを進めておこうと思います。

カメラストラップ

2015年12月30日 | 番外編
キャンパーとは全く関係ないのですが、アウトドア関連で大きく括ると関わってくるのでここに書いておきます。

カメラはSonyのミラーレスを使っているのですが、コンパクトで使いやすくて結構気に入っています。まぁエントリー機種としては十分だと思います。
コンパクトである為、サイクリングなど出かける時にも付属のストラップを使って首から提げて持って出かけるのですが、このストラップだと少し使い勝手がよくありません。
自転車を漕ぐ時前屈みの姿勢になるのですが、カメラが前にたれてきてハンドルに当たりそうになってしまいます。その度背中のほうへ回すのですが、少し動くとまたすぐ前へ戻ってきてしまいます。バックやケースに入れて持ち運べばその様な問題は無いのでしょうが、取り出したりするのが面倒です。しかも現在長女のチャイルドシートがハンドルに付いているのであまり荷物を増やしたくありません。
そこでカメラストラップを自作する事を検討中です。

デザイン・作製の目標
・カメラ使用時には首かけのストラップの長さになり、サイクリング中はカメラを背中へ固定できる事。
・使用中の長さ調整は片手で出来る事。
・サイズをある程度調整出来る事。
・軽量でサイクリングの邪魔にならない事。
・総額$30程度で作れる事。

市販のものが$30~手に入りそうなので、あまり値段がかかってしまっても意味がありません。ただ安価なものだと上記の目標全てをカバー出来ていないと思われます。しかもあまりしょぼい物を買ってしまうと、カメラが外れたりすると怖いのでその辺りも考えないといけません。

そこで今回使うのがカンファレンスに出席した時にもらったバックパックのストラップを使おうと思います。

左肩からたすき掛けにして使うの予定ですが、ストラップの曲がりぐらいから判断して左肩用の部分前後ひっくり返してを使います。

早速肩ストラップを取り外してみます。



肩に当たる赤色の部分はメッシュになっていて意外と良さそうです。


バックパックに縫い付けらていた部分は少し長さを短くして、先を丸くしてエッジを作り直そうと思います。


ナイトライトと虫に関して

2015年12月29日 | Teardrop Camper
大人には必要ない物でも子供と一緒だと違っているものが幾つかあります。ナイトライトもそのうちの一つです。

夜のキャンプ場で照明を使うということは季節によっては皆さんご存知の通り虫が集まってきます。虫は鬱陶しいですし、蚊などに刺されると痒くなるし、何より最近は虫が病原菌のキャリアになっている場合があるので、アウトドアとはいえ出来る限り避けれるなら避けておきたいところです。ましてやわざわざ集めるなんて論外です。
そこで先ずは照明と虫に関して調べてみる事にしました。

先ず最初のなぜ虫は電気の光に寄ってくるのか。調べてみるとどうやら「寄ってくる」のではなく、結果的に「寄ってしまった」と言う事らしいです。すべては科学的に証明はされていないので、一番有力とされているものをまとめてみます。

これは虫の「走光性」と言う習性の一つで、虫の場合「光」は主に紫外線に反応しているようです。紫外線は人間には見えない「色」ですが、虫には見えているようです。紫外線の周波は10nmから400nm程の範囲の光を指しています。
紫外線は太陽の光に含まれているため日中は太陽の光を反射している全ての物紫外線が含まれる事になります。ですので、日中は紫外線と言うより人間の吐く二酸化炭素なんかに寄って来るのでしょうね。

それでは太陽の沈んだ後の紫外線が限られた環境の中で何が起こっているのか?
虫は人間の文明が現れる前から本能的に飛んでいるわけで、人間の電気のない世界では夜の明かりと言えば月の光ということになります。虫はこの月の光を頼りに飛んでいると考えられているようです。真っ暗の中月の光だけを頼りに真っ直ぐ進む場合、月の光を同じ方向から浴びるように進めば月の光に対して平行移動できる事になります。厳密には月の光は放射状に放たれているわけですが、地球と月の距離を考えれば無視していい範囲でしょう。

しかし電灯にも紫外線は含まれていますのでそれらの光に対しても同じように本能が働きます。しかし電灯は月に比べると近い位置にあるため、放射状に放たれる光が飛んだ位置により変化してしまいます。よって虫は電灯の周りをくるくると回ってしまうのです。つまり虫たちは月の光を頼りに真っ直ぐ飛ぼうとしているのに、近くにある電灯に引き寄せられてしまい、その螺旋から抜け出せなくなっているようです。ですから結果的に「寄ってしまった」と言うわけです。

さて、虫の習性が分かったところで、どうすれば良いかという事ですが、答えは単純です。紫外線を出さない電灯を使えばいいと言う事です。
蛍光灯や白熱灯などには紫外線が含まれているようですが、LEDには通常あまり含まれていないようです。
ならばどのLEDでも良いのかと言うとそういうわけでもないようです。

虫は紫外線に強く反応しているようですが、それに近い色にもそれなりに反応してしまうようです。
先ほども出ました光の周波数ですが、
人間の見える範囲(可視光)。 400~800nm
虫の見える範囲。  300~650nm その中でも強く反応する範囲。 300~420nm

人間の見える範囲内でも、400~420nmでは強く反応しますし、~650nmでも反応すると言う事です。
可視光を色で分けると、
400nm辺りが紫色
450nm辺りが青色
500nm辺りが緑色
580nm辺りが黄色
600nm辺りが橙色
700nm辺りが赤色
となっています。

~650nmでも虫は反応するようなので、赤色以外は全てアウトと言う事になります。
実際に今ポーチライトに使っているLEDはクールホワイトですから青色の入った白色です。そして虫は寄ってきています。
ギャリーやキャビン内に使っているLEDはウォームホワイトですから黄色の入った白色です。これにも虫は寄ってきます。

ベストの色は赤色と言う事になります。ただ赤色の照明だと全てが赤色になってしまうのでその中での生活は若干辛いと思われます。けどまぁ、ナイトライトとしてキャビン内だけで使うなら大丈夫かな?

電灯の事でついでにもう二つ、色も大事ですが、熱も重要な点らしいです。蛍光灯や白熱灯だと対策が必要かもしれませんが、LEDは殆ど熱を発さないので、ここでは無視して大丈夫でしょう。
最後の要素は電気の強さです。ワット数が高ければそれだけ明るくなるわけですが、その分遠くにいる虫まで集めてきてしまう事になります。今回はキャンパーに関しての事ですから、出来るだけワット数を必要最低限に抑え、近場を照らす程度と考えればいいでしょう。その分節電にもなりますし、将来的にバッテリーを積んだときにはプラスとなります。

では実際にはどう作業するのか?
使おうと考えているのはこちらのライト。先日カー用品店で偶然見つけたものです。テープで貼り付けれるLEDライトなのですが、スイッチがあり、白→赤→両方→オフと言った感じで選べます。車用ですので12Vに直接繋いだらいけるはずです。




照明用の配電線は屋根を作る前に天井裏に埋め込んだので、すべての配線が隠れてきれいに収まっている分、後から追加することが難しいと言うか殆ど不可能です。まぁただ単に追加するだけなら出来ますが、配線を隠した状態で追加するのは無理でしょう。唯一簡単に取り付けれる場所が、フロントキャビネットの一番上の部分です。

もしかすると寝る時にはまぶしすぎる為、リフレクターを作る必要があるかもしれません。

配線はトングボックスのエアコンの横にあるまだ作業が終わっていないパネル裏からのスペースに引っ張ってくることが出来れば、ここにはUSBチャージャーの電源があるのでここからナイトライトの電源も取れると思います。


やることばかりが増えていきますが、必要な事ですので時間を見つけて作業しようと思います。

スチール材の切断方法

2015年12月28日 | 番外編
このキャンパー作成も中古の溶接機を同僚から買ったところからはじめた訳ですが、期待していた程溶接する機会がありません。

実際に溶接が必要なプロジェクトが無いと言う事もあるのですが、それ以前に色々と面倒な事があるのも原因の一つではないかと思います。
その面倒な事の一つに、スチール材の切断行程があります。
プロの工場であれば、プラズマカッターだっり、帯鋸盤だったり、最低でもチョップソーがあったりで、切断作業は大して問題では無いと思います。しかしガレージの半分しかないので金工作業用に専門の道具を用意するスペースも予算もありません。
今はアングルグラインダーにカットオフブレードを付けて切断しているのですが、火花が飛び散り今までズボンを二本燃やしています。

この様な状態だったので中古の帯鋸買ってホルダーを作ろうかなんて考えていたのですが、意外と良さそうなものを見つけました。
グラインダーを固定してチョップソーの様に使えるホルダーです。
しかも値段が$25程度です。逆に安すぎて心配になってしまうぐらいです。ネットでのレビューから判断すればホビー用に使うのであればかなり良さそうです。角度も0~90度まで固定できるので今までの手で持って切る方法に比べればかなり正確に切る事が出来るはずです。

このホルダーはシンプルなので自作しようと思えば出来ますが、流石に$25では出来ません。
次に控えている流し台の作製では溶接作業があるのでそれまでにあればかなり便利だと思います。

ホルダーとは別にエプロンか何かも用意したほうがいいかもしれませんね。





マットレス、悲劇

2015年12月20日 | Teardrop Camper
今まで放置していた分、溜まっていたネタを吐き出していきます。

最初はタイトルにもあるようにマットレスに非常に悲しい事が起こりました。
よく考えてみれば起こって当たり前なんですけどね・・・

前回のキャンプから帰ってきたら今までの汚れを掃除しようとあちこちをきれいにしていました。ビーチに行ったと言う事もあり、砂が入ってきていたりとかで、マットレスも洗濯する事にしました。
そうです、がんばって作ったマットレスのカバーが縮んでしまいました。多少は縮むだろうなと思っていたので乾燥機は使わなかったのですが、見事に縮みました。トップの写真からも分かるように、20cmぐらいは小さくなってしまっています。ここまで縮んでしまうと、どうがんばっても使えるとは思えません。残念ながら作り直しです。涙

自分で言うのもなんですけど、正直改善点が見つからないぐらい上手く作れて思っていた通りに機能していたものだったので、さすがにテンションが下がりました。
全く同じ布が手に入るか分かりませんが、この休暇中に作れればいいなと思っています。もちろんもう少し布に縮み具合に関して調べてみようと思います。
まぁ作る前に一度布を洗ってしまえばいいのですけどね。念のため、数回洗った方がいいのかな?


ガレージの大掃除

2015年12月20日 | 番外編
仕事が忙しくなった事と、キャンパーが奥に片付けられてしまっている事もあり、全く何も出来ず放置されています。
しかし、残っている有給を使うように指示されたので、クリスマスまで連休となりました。流石にこれだけ時間があったら放置プレイを続ける訳にもいかず、先ずは年末の大掃除をします。キャンパーを作り始めてから初めてですので、3年ぶりぐらいです。汗

妻の車は連休中外に出させてもらい、徹底的に埃を落としていきます。
キャンパーを奥から引っ張り出し、ガレージの奥から順に掃除します。ごちゃごちゃ溜まったいらない物も思い切って捨てていきます。驚くほど色々な物が出てきます。

ガレージドアの脇にダストコレクターがあるのですが、これも作業始めてから一度も空にしていません。恐る恐る蓋を開けてみると案の定一杯でした。こんなのでは吸いも悪かった事でしょう…。


ゴミ袋二つ分です。
その他にもゴミが段ボールで一つと、その他諸々。
これだけやってもガレージ半分だけです。続きは明日ですが、また更に色々と出てくる事でしょう。