ティアドロップ トレーラー キャンパーの自作日記

Teardrop Trailer Camperの作製を設計から作業をずっと記録していきます。完成後はキャンプ記録です!!

トングボックス、其の一

2014年01月30日 | Teardrop Camper
今日はトングボックスの作業が中心でした。
その前にトングボックスとは、トレーラーのトング(トレーラーの前の部分でヒッチレシーバーまでの辺り)に置かれる収納ボックスの事です。普通は道具を入れたり、キャンパーだったらバッテリー何かを入れたりするそうです。色々とデザイン中はトングボックスにバッテリーを入れて電源関連をこの辺に集めようかとも思いましたが、あまり前の方に重量を持って来たくなったので諦めました。
最終的にはトングボックスをキャンパーと一体化し、エアコンを入れてしまおうと思っています。ただ家庭用の窓に取り付けるタイプの物なのでエアコンの後ろの部分は外に出しておく必要があります。ですのでトングボックスの上の部分のはギャリーのハッチのように開けれるようにしようと思います。

形と大きさのですが色々と考える必要があります。
1) トレーラージャッキを寝かす時に当たらない事。
2) エアコンを収納できる事。
3) エアコンの下に収納する部分を設ける事。
4) キャンパー全体とバランスが取れている事。

上記のことを踏まえて型紙を作ります。

写真から分かるように、右下の部分がジャッキに干渉してしまいます。ジャッキが掛からない寸法を測り形をスケッチして行きます。

最初は作業の簡易化のためそこの部分を直角にしようと思いましたが、幅が狭くなってしまうのと、形があまり気に入りませんでした。そこで少しアールを付けることに。コンパスを用意するのが面倒だったので、家の中から様々の大きさの円形のものを持ってきて試してみます。幾つか試し、大皿がちょうどいいと判断しました。

今のところ気に入っている形はこんな感じです。

写っている定規の右端がエアコンの一番出っぱている部分で、テープが貼ってあるところが上の角です。
全体的に上の部分が少し大きいように思えますが、仕方ないでしょう。

追記
上でも書きましたが、あまりここを大きくして重量を前に持って来る事は避けたいと思っています。重くなるとそれだけ車に負担がかかりますので。
大きくなれば間違いなくそれだけの物を収納してしまうでしょうし、単純にトングボックスも重くなってしまいます。
どの様に変更するかをスケッチしてみました。

上の部分を削ろうと思います。ここら辺はハッチとなって持ち上げるように開けるので、その面から考えても小さい方が良さそうです。
黄色の線はエアコンです。

1/8インチ Baltic Birch

2014年01月30日 | Teardrop Camper
どうやらオーダーしてくれた業者のところへ届いたそうです。今保管されている場所は家からそんなに遠くではないのですが、仕事帰りに寄るにはちょっと遅くなってしまい、朝出るときにはまだ開いていません。プラスただの合板なので車のルーフキャリアーに積んで持って帰ってくるつもりでしたが、それを伝えるとなんと届けてくれる事に。最終的には決まっていませんが、明日の朝にでも配達してくれるようです。

これで今週末の作業が決まりました。笑
フロントキャビネットの背面板を貼り、天井の作業もやってしまいたいですね。
天井と屋根のフレームが出来たら配線の作業を先にやってしまう必要があります。勿論その前にどの様な電気器機を使うかを決めてオーダーしないといけないのですけどね。

忙しくなりそうです。ワクワク

Baltic Birch合板について興味深い話を見つけました。
Baltic Birch合板は元はロシア製がメインだったようで、Russian Birchと呼ばれていたようです。(最近は中国製のものも出回っているようですが、やっぱりこちらは品質に問題があるらしいです)しかしこれらがアメリカに輸入されだした頃アメリカはソビエトとの冷戦の影響で名前に「Russia」と入っているとなかなか売れず、「Baltic」と変えて売り出したそうです。Balticでも十分ロシアを連想してしまいそうですが、大丈夫だったのでしょうね。
ですので、今でもBaltic Birch合板とRussian Birch合板が混合されて使われているようです。
ちなみにBaltic Birch合板は一番大きい一枚板は5フィート×5フィートでアメリカで通常出回っている4フィート×8フィートのサイズとは異なっています。これは当初ロシアで使われていた切断プレスの最大の物が5フィートまでしか切断できなかった名残のようです。

色々なものには歴史があり、理由がある訳ですけど、わかってくると面白いですよね。

ハッチ作成、其の七

2014年01月28日 | Teardrop Camper
今夜も少しだけ作業しました。しかもかなり寒い中の作業です。

摂氏マイナス10度です…。ガレージの中なので風が無いのが唯一の救いですね。上着は5枚着込んでBuffで顔をほぼ全面覆って完全防御です。笑

まずは簡単なところから、壁にスペーサーとなる、1/4インチ厚の合板をテープで止めます。

両端のリブには1/2インチ厚のBaltic Birch合板のリブをもう一枚づつ付けるので、その代わりとなる1/2インチ合板の切れっ端を間に挟みリブをクランプで固定します。同じ事を両側でやります。

リブが固定できたら、数箇所でリブの間隔を調べます。全て数ミリ前後の誤差しかなかったので、合格です。

後はハッチの敷居の部分の横梁を作って終了です。

ハッチ作成、其の六

2014年01月28日 | Teardrop Camper
ハッチの敷居と上部のヒンジが付く部分は強度と形を整えるためハッチ幅となります。敷居の方は色々悩みましたが、この様な形にしようと思います。
赤色はポプラーの1x2を組み合わせたもので、青色は1/2インチ厚の合板です。
リブの下の部分は両端のリブ以外は切ってしまいます。
矢印で記している部分はリブのカーブに合せて切ります。

また、リブとリブの間を支える横梁を固定するために2x4でガセットを使う予定です。

今夜は寒いですが、これっ位の作業なら出来るかな?

必要なもの、
(1) 1x2x10’ Poplar (半分に切断)
(2) 2x4x8’ Pine

ポーチライト

2014年01月28日 | Teardrop Camper
ドアの上横の部分の外側にポーチライトを付ける予定をしていますが、これがなかなか見つかりません。
電球は勿論LEDがいいのですが、LEDになると急に数倍の値段になってしまいます。
また、ライトは斜め下向きに照らすタイプの物を探しています。普通は真横に向かって照らしてしまっているので、これだと光が無駄ですし、近所迷惑になってしまう可能性も考えられます。

トップの写真と同じようなLEDのライトがありますが、写真や映像で判断すると若干光度が足りないような気がしますし、なんせ値段が$40近くします。試し買いをするにはちょっと高すぎます。

それで見つけたのがトップの写真の形で電球は普通の白熱灯のものです。値段は$8程度。これをLEDに改造しようかと思います。うえのプラスチックの部分が脱着式になっているので、電球を外しLEDの基盤を無理やり押し込むことが出来るのではないかと思います。
まぁ出来なかったとしても$8なら諦められますしね。こんなプロジェクトを用意しておけば寒い夜に作業することが出来ます。

ちなみに銀色になっているカバーの部分はスプレー缶でクロム色に塗ってしまおうかと考えています。他のライトのクロムに合せたいですしね。

ライト関連を購入準備

2014年01月27日 | Teardrop Camper
週末はとても天気が良く暖かかったのですが、今日からいやがらせのように寒くなってきました。最高気温でも氷点下で、風が強いので体感温度はかなり低い温度だったはずです。今夜から明日朝にかけてさらに寒くなり、華氏で一桁台というから、摂氏ではマイナス10度以下でしょう…。
そんな訳で夜は作業が出来ませんでした。その分次の工程などを考えたり、準備したりします。

壁の装着が終わり、ハッチの作業が始まっていますので、すこしづつ電気関連のことを準備しないといけません。実際の配などはまだ先でも、どのようなライトをどこに付けるかなどは決めてしまう必要があります。
一番安い物で揃えてしまうのも一つの手ですが、長い間使う訳だし、一度付けたらやり直したくはないので、そこそこデザイン的にもこだわってみようかと思います。

まずはトレーラー関係です。
後ろにランニング/ブレーキ/ターンシグナルライトが必要です。値段を気にせずに出来るのなら左右二つづつ円形ライトを付けたいのですが、ここは控えようと思います。全く普通でも面白くないので、Optronics GLOLight のLED楕円形の物を考えています。

周りの赤い部分がテールランプで、真ん中の白い部分がブレーキとターンの時に赤く光ります。
これがいいとは思うのですが、これと似た別のタイプにはクロムのリングがあるのですが、このタイプに使えるかどうか確認中です。使えなかったら、別のタイプも検討する必要があるかも。

次はサイドマーカーですが、各サイド赤とオレンジ一つづつ計4個使います。

これを考えています。それぞれ、赤かオレンジに光ります。

ライト関係ではこの他に、ポーチライト、車内のドームライト、ハッチの頭上ライト、必要に応じては、ストリップライトを使って車内の隅っこの方を照らすなんてことが必要かもしれません。

この他オーダーをまとめると送料がただになるので、ドアのヒンジやルーフベントも一緒に買おうかと思います。



ライトによっては裏に支えを用意する必要があるので、早めにオーダーしてしまおうかと思います。

壁を装着!!

2014年01月26日 | Teardrop Camper
昨日から微調整を続けてきましたが、ついにとうとう壁を接着しました。一人でも作業できるように練習し、壁にボンドを付けたら、もう後戻りはなしです。結構この作業が怖かったのですが、終わってみれば特別な問題もなくスムーズなものでした。色々とシュミレーションし、考え抜いたからだと思いたいですね。
両サイドとも無事に終わったら、床に溜まった木屑を掃き、家族をよんで記念撮影です。トップは助手席側のドアからの角度。

これは前から見た感じです。出来上がってしまったら、この角度から内部は見れなくなってしまいますね。

これだけでも充分作業したような気がしますが、天気がいいのと、調子がいい時はそのまま続けたいので、他の作業もします。

ギャリーキッチンとキャビンを遮る板を少し加工し、仮止めしました。今はまだ写っているパイプクランプで押さえてあるだけです。高さはだいぶ前に切ってあったのですが、ぴったりでした。

これは助手席側。

こっちは運転席側です。
どちらも見事に天井の板がハマるはずの溝と高さがあっています。

最後の作業はフロントキャビネットの組み立て始めました。

下からポケットネジで止め、中の二つはポケットネジ止めする見えてしまうので、ダボで止めます。
今夜やってしまおうと思ってましたが、ネジを買いに行っていたら夕食の時間になって、タイムオーバー。

ハッチ作成、其の五

2014年01月26日 | Teardrop Camper
今週もだいぶ寒い日が続き、夜の作業が進みませんでしたいた。週末になり少し気温が高くなったのと、作業したくてムズムズしてくるので、厚着をして作業しました。

最初はハッチのリブの形を全てルーターで揃えます。難しくはない作業ですが、時間がかかります。しかも凄い量の木屑が出るので、吸い込まないように対策する必要があります。忘れてしまったら、間違い無くアレルギーで一日は使い物にならなくなります。

出来あがった物がトップの写真です。
向かって左側がハッチの下の方です。最終的にはここは切り落としてしまうと思います。

その他の作業は、壁の位置を微調整し、ギャリーキャビネットの位置を微調整し、ギャリーキャビネット合板の切り口が見えている部分にエッジングを貼りました。
これでギャリーキャビネットを床に固定してしまう準備ができました。初めは固定してしまう前に奥まった部分などのニス塗りをしてしまう必要があると思っていましたが、シュミレーションしたら大丈夫そうなので、先に固定します。

アルミ製スキン、其の四

2014年01月24日 | Teardrop Camper
現時点では、屋根に0.060のアルマイト、60インチ幅を使い、壁には0.040のアルマイト、48インチを使おうと考えています。壁の下部の足りない部分はダイアモンドプレートをアクセントに使うつもりです。
金額的には、

(1)60×120 アルマイト・・・ $150
(3)48×96 アルマイト・・・ $390(各$130)
(2)24×96 ダイアモンドプレート・・・ $130(各$40+送料$40)
継ぎ目用トリム・・・ $50、$75
梱包代・・・ $50

合計・・・ $770、$795

トリムの値段はまだ調べていないので予想です。
ちなみにこのデザインの場合、フェンダーもダイアモンドプレートの物にしようと思います。

昨晩、デザインのコンセプトを家族にプレゼンしたところ、「いいんじゃな~い?」と、力強い承諾を頂きました。笑

追記。
継ぎ目用のトリム(これ専門の物ではないのですが、使えそうな物)の値段を調べました。
長さは12フィートで、約$10。しかしこのままの長さだと送料が$100を超えるそうです。UPSなどで送ってもらうには最長で8フィートまで切ってしまう必要があります。1オーダーにつきカット代として$15かかるそうです。
送料は約$30。多分3本いると思うのですが、その場合は、$30+$15+$30、ですので$75前後トリムに必要となりそうです。

ハッチ作成、其の三

2014年01月22日 | Teardrop Camper
今夜は朝から仕事後キャンパーの作業するからと宣言して、仕事も5時には片付けて急いで帰ってきました。
仕事とキャンパーとどっちが大事なの?と聞かれたら、キャンパーと答えてしまいそうな今日この頃です。笑

今夜はまず週末に切り出していたリブの部品を少し薄くする事から始めました。今までは一番細くなっている部分で約2インチを維持していましたが、カウンターに干渉しそうなのと、あまり厚くする必要がないと判断し変更しました。ほんの少しですが軽量化にもなりますし。アルミシートを調べていて発覚したことですが、多分アルミシートだけで100ポンド程の重量になりそうです。ここまで来るとアルミシートではなく、アルミ板ですね。

一本出来上がったのでそれを元に残りの5本をなぞってジグソーで切り出します。これはそれほど正確である必要はなく、次の行程でルーターとフラッシュトリムビットで同じ形に切り出します。