ティアドロップ トレーラー キャンパーの自作日記

Teardrop Trailer Camperの作製を設計から作業をずっと記録していきます。完成後はキャンプ記録です!!

トレーラーのセキュリティー

2015年03月17日 | Teardrop Camper
Teardropのキャンパーはどれだけ盗難のリスクがあるのか分かりませんが、トレーラーという大きな枠で括った場合他のトレーラーにあるリスクがTeardropキャンパーにも当てはまる可能性はあると思います。と言っても他のトレーラー(ボート、ユーティリティー、既製品のキャンパー等)に比べれば盗んでも処分の仕方があまりにもレアすぎて難しいと言う事もあり、リスクは結構低いのではないかと思われます。他のオーナーの意見を聞いてみると、駐車場にいるだけで結構注目を集めるようです。これは盗難リスクと言う点ではプラスだと思います。

しかし出来る事はしておきたいので、一通り調べてみます。

傷を付けられる、落書きされるなどのイタズラ系ははっきり言って防ぎようは無いと思います。あまり人気の無さ過ぎるような場所に駐車しない程度しか方法は無いと思います。

一番の問題は盗難でしょう。何らかの形で持ち去られてしまうと言うことです。
家で保管している間はガレージの中なので、大丈夫でしょう。まぁどこに保管してあっても本気で盗みにくれば持っていかれてしまうでしょうが…

もしも盗難に会うとしたら牽引中に車から離れている場合ぐらいしか思いつきません。移動中、食事や買い物で車とキャンパーから離れる時が一番危険でしょう。
では実際にどのようにして盗まれるのか?
トレーラーと牽引車は勿論繋がっているわけですが、幾つかの部品が連なっています。

牽引車側から順番に、
① 牽引車にヒッチレシーバーが固定されています。これは外部からボルトで固定されています。


② ヒッチレシーバーに、ボールマウントが付いています。


③ ボールマウントに、ヒッチボールが付けられています。

④ トレーラーにカプラーが付いています。カプラーはボルトでトレーラーに固定されています。カプラーはヒッチボールに被さる様にして取り付けます。


⑤ これは通常のトレーラーとは違いますが、ウチのキャンパーは④のカプラーの部分が脱着式になっています。

これらの①~⑤の中で①、③、④はボルトで固定されていて、②、⑤、そしてカプラーとヒッチボールの結合部分は取り外しが出来る様になっています。通常は鍵がついたヒッチピンを穴に刺して固定しています。
ではこれら部品はどれだけ盗難に強いのかというと、結論から言えばどれも十分な時間があれば壊すか外すことが出来るといことです。
ボルトで止めてあるヒッチレシーバーやカプラーはボルトを外せば取ることができます。まぁヒッチレシーバーから外されることはまず無いでしょうが、カプラーは比較的楽に外せますね。
けど盗難目的の人達は基本的に手っ取り早く、少ない道具を使うでしょうからボルトを外すと言うより、鍵またはピンを壊すと言う事が主流のようです。

YouTubeを見ると色々壊し方が出てきますが、パイプを使ってテコの原理でピンをへし折る方法はものの数秒で壊しているのもありました。
よくあるタイプのヒッチピンですが、鍵がかかる部分が細くなっています。こんな感じです。

強い力を加えるとこの細い部分が折れて抜けてしまうようです。残念ながら私の物も同じ様なタイプです。
細くなっている部分が無く、メーカーが言うには壊されにくいタイプの物もあるようですが、その気になれば切ってしまうことも出来るし、正直言ってキリがないとも思えてきます。

ではどうするのか?
これだけ書いておいてこんな結論だと怒られそうですが、鍵の付いたヒッチピンを使い(私の場合は二箇所)、カプラーに鍵をかけるだけです。特別なことはしません。
全てに鍵をかけることで、ちゃんと対策をしているぞという姿勢を示し、もっと他に楽に盗める物へ行ってもらうようにします。盗難のプロ相手だとはっきり言って勝ち目はないと思います。ですからプロに出くわしたらアンラッキーだったと諦め、もっと次元の低い行き当たりばったり的な犯行を防げればと思っています。

それとキャンプ場などで、車から外してキャンパーを置いて出かける場合は、トレーラーからカプラーの部分を抜いて持って出かけるつもりです。抜いた後にはヒッチピンを刺しておきます。多分これだけで諦めてもらえると思います。

後は当たり前的な事に気を付けるだけです。

まぁ今あるヒッチピンを買い換える事になったら、その時もっといいタイプの物を買うかもしれません。

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