ティアドロップ トレーラー キャンパーの自作日記

Teardrop Trailer Camperの作製を設計から作業をずっと記録していきます。完成後はキャンプ記録です!!

ハッチの敷居、其の二

2014年10月30日 | Teardrop Camper
今夜は作業開始時間が遅くなってしまい、またルーターを使ってのアルミのトリミングが出来ませんでした。音が結構うるさいので、家族とご近所さんへの迷惑をかけないようにします。
金曜日は帰宅後すぐ作業する許可をもらってますので、トリミングできると思います。

トリミングが出来なくてもする作業は山ほどあり、正直かなりの重圧となっていますが、出来る事を少しずつするしかありません。
ハッチの敷居の続きです。ギャリー床のエッジングをします。
ここで使うアルミのアングルは1"×1"の物で、壁の下に付ける幅木となるアルミアングルは1/2"×3/4"なので、二つが交わる角は45度にはなりません。確か54度と36度だったと思います。マイターソーで36度を切るのは簡単なのですが、54度は少し複雑でした。マイターソーは0から50度(両側)切れるのですが、54度を切るには45度の板を当ててアングル材を45度に置き、9度で切る必要があります。はっきり言ってこれはあまりお勧め出来る方法ではありません。手がブレードにかなり近くなってしまいます。しかもマイターソーでアルミを切るのはただでさえかなり神経をすり減らしながらの作業なのに、ブレードに近くなると言う事は出来る限り避けるべきです。もう無いといいのですけどね。
けどそのおかげで角はきれいに合わさったと思います。ネジで固定し終わったところです。


壁のエッジングも調整しました。しかしそこで問題が発覚。
先日亜鉛メッキの板を敷居に合わせて切ったのですが、壁に重なる部分は切り取ってしまうのではなく、壁の端にあわせて曲げる必要がありました。

その様にしないと壁のエッジングを伝わって流れてくる水がこのエッジングと敷居の境部分で溜まり、アルミの裏へ入り込んでしまう可能性があります。壁に沿って折り曲げて、エッジングをその上から取り付ければ、何重にも重なる為水が木に辿り着くのが難しくなります。

新しく亜鉛メッキの水切りを新しく買ってくる前に、切り取ったL字の一部を使って作ってみようと思います。

この週末が終わる頃にはアルミのモールディングを付け始めていると良いのですが…

ギャリーハッチの敷居

2014年10月29日 | Teardrop Camper
最近色々なものを発注しまくっています。完成に向けテラスとスパートです。
キャンパーの下の部分に貼るアルミダイアモンドプレート、フェンダー、Butyl Tapeなどです。もう一つアルミスキンとダイアモンドプレートの境に取り付けるJ字のモールディングも発注しないと行けないのですが、これは少し遅れています。ダイアモンドプレートの方が先に届いてしまいます。
まぁ仕方が無いですね。

さて今夜の作業ですが、ギャリーの敷居の部分です。
先日アルミを曲げてアングルの間にはめる板を作ろうとしたのですが、見事に撃沈。他の方法を探していました。アルミを知り合いの業者に曲げてもらうという方法も検討しましたが、0.040厚のシートは残っていないので先方にあるアルミを使ってもらうしかありません。他にはもう折り曲げずに真っ直ぐのまま使おうかとも思いましたが、そうするとハッチの方に問題が残ります。

最終的に落ち着いた方法は、素材的にはマッチしませんが、住宅屋根のエッジなどの防水対策に使うフラッシングを使う事にしました。この素材は亜鉛メッキ加工が施された鉄板です。これはL字の形をした10フィーとの物ですが、半分にして使います。

L字の短い方の辺とその先端のちょっと曲がっている場所を使います。よって大部分は廃材となってしまいます。
L字を半分に切っていきます。

これが意外に大変でした。写真にあるニッパーで切って行くのですが、手がパンパンになってしまいました。切り口はきれいではありませんが、ここはアルミのアングルで隠れるのであまり気にしていません。
取り付けるとこの様になります。

敷居の一番下に3/4"のアングル材を使って下から来るアルミのシートとこのL字のシートの境をカバーし、ギャリー床とL字との境を1"のアングル材でカバーします。
この辺りはもう完成させてもいいでしょうね。と言うかこの辺りが決まらないと壁のアルミなどがはっきりしないと言う問題にも繋がってきます。

最後に屋根のアルミを押さえていた2x4を二つ外しました。天辺のものは念の為残してあります。壁のアルミを屋根にあわせてトリミングする必要がありますが、ちょっと夜する作業では無いので、明日の帰宅後すぐにでもやろうと思います。

ドアエッジング、其の一

2014年10月27日 | Teardrop Camper
ドアのエッジングは既に始めていますが、一応今回の投稿が其の一とします。
日曜日に内側のエッジングを終わらせて、外側の分を始めたのですが、やり直しと言う事で今夜終わらせました。
作業そのものは単純な事ですが、同じ事を30回繰り返す必要があるので、根気が必要です。
エッジングの位置を決めたらセンターパンチで小さなくぼみを付けます。これはドリルで穴を開ける時にドリルが流れないようにです。次にドリルで穴を開けますが、アルミだけに開けてできるだけ木には開けないようにします。ねじがゆるくならない用にです。次にカウンターシンクビットでネジ頭が埋まるように円錐に穴を広げます。その後ドライバーでネジを締めます。最後のドライバーは手動で行いました。電動は便利ですが、早すぎたり、強すぎたりする場合があるので、細かく調整したい時はやっぱり手が一番です。その代わり疲れます。




ドアのラッチの部分が少し面倒でしたが、まぁ何とかなったと思います。
この後もう一度分解して、Butyl Tapeを使って最終的に固定します。外側のエッジングは長さは切っていないので、最後Butyl Tapeを貼った後に確認してから長さを整えます。Butyl Tapeを間に挟んだら若干長くなる場合がありますので。

アルミスキン、其の十二。屋根接着

2014年10月26日 | Teardrop Camper
今週末の天気は何を血迷ったか夏が戻ってきたかのような暑い週末でした。
思っていたほど作業ははかどりませんでしたが、大きな作業を終えることが出来ました。

屋根、ギャリーハッチ、トングの側面の接着が終わりました。
先ず始めたのはギャリーハッチ用のアルミの切り取りと成形です。トングボックスの件があったので、どきどきでしたが、たぶんヒビは入ることなく曲げれたと思います。今は2x4やクランプを使って固定していますが、アルミの戻る力が強いので、接着剤のみでは曲げたままを維持する事は出来ないように思います。隅のネジ止めをしてしまう必要がありそうです。ただどのようにするかは現時点では未定です。


屋根とトングボックスの側面は予定通りです。屋根のアルミは重いので嫁に運ぶのを手伝ってもらいました。



これで運んできたアルミは終わりです。トレーラーを来週末にでも上司に返してこようと思います。

アルミは5フィート×12フィートのシートのほぼ半分ぐらいが残っています。これを使いきれるように何かプロジェクトが必要です。

この他にはドアのエッジングを始めました。この行程は結構簡単に進むかと思っていましたが、なめてました。
先ずは内側に一周エッジングを付けて、それに合わせてアルミをトリミングして、外側にエッジングを取り付けます。
内側を始める前です。

こんな感じになっていきます。


内側が終わりトリミングする為に外へ出しました。


ドアノブの部分はルータービットのベアリングが走る部分が無いので、避けてトリミングして後からヤスリで削り取ります。何かの電動道具を使って手っ取り早く作業してしまう事もよぎりましたが、もう失敗できないので、時間がかかっても確実な方法でやっていきます。

この後外側のエッジングを取り付けていったのですが、順調に半分ほど進んだ時点でエッジングに大きな傷があることに気が付きました。そのまま続行する事も考えましたが、使い始める前から傷がついていることは許せず、別の物に取り替えることにしました。しかしここでタイムアップの為、助手席側のドアが半分終わったところで終了です。

アルミスキン、其の十一。問題発覚

2014年10月24日 | Teardrop Camper
久しぶりに作業を再開したのですが、大きな問題に直面しました。
トングハッチのアルミを成形しようと、2x4とクランプでトングに合わせて曲げていったのですが、一番アールのきつい部分で「ミシミシ」音が聞こえました。アルマイトは硬く加工されているので、ある程度の事は想定していましたが、ヒビが入ったようになるとは思いませんでした。屋根のアルミを曲げた時にも同じような音は聞こえたのですが、あの部分は一線に集中しているので仮にヒビが入っていてもあまり気になりませんでした。(この後どう酸化していくかはわかりませんが…)しかしトングハッチでは目立つ部分ですし、広範囲にヒビが入っています。



隅っこのクランプで押さえていた辺りにもヒビが入っています。色が変わっている部分は指でこすってみたところです。なぜか若干ヒビが隠れたような気がしますが、よく見れば残っています。

さてどうするかですが、ギャリーハッチはアールが緩いのでそっと曲げれば大丈夫では無いのかと思っています。今週末に試すのでその時にわかるでしょう。
トングのハッチはあのアールではどれだけ丁寧に曲げてもヒビが入ってしまうと思われます。今一番有力な案はこの部分もアルミのダイアモンドプレートにしてしまうと言う事です。ダイアモンドプレートは厚さが0.045なので曲げやすいでしょうし、アルマイト加工では無いのでヒビが入ると言う問題も無いはずです。

Butyl Tape

2014年10月23日 | Teardrop Camper
結局水曜日も作業をしませんでした。やばい、少しテンションが下がってきた。たぶん涼しくなってきたので、気持ち的にキャンプから遠のいてしまったのかもしれません。

今夜は気合を入れて作業を再開させたいと思っています。
作業も大切ですが、この先の作業を考えて必要な材料を揃えないといけません。アルミを接着できたらその継ぎ目にモールディングを付けていくのですが、それを接着する時の防水対策としてButyl Tapeを使います。カタカナ読みはブチルテープとなっていました。なんだか響きが笑えます。これは粘土の様な素材でやわらかく、モールディングを押さえると変形して隙間を埋めると言うものです。しかも時間が経っても固まる事は無く、ずっと柔らかく振動や動きに対応できるそうです。これなら最悪モールディングを取り替えるときなどにやりやすいと思います。

このテープは幅が3/4"で長さは30フィートから50フィートのロールで売っています。値段は1ロール$7~9程度です。
安いなと持っていたのですが、さっき必要と思われる長さを見積もったらなんと270フィートぐらいになりました。幅が3/4"なので、部分的には2重にして使う必要があるだろうと思い、少し大目には見積もりました。けどこれだと10ロールぐらいが必要となり、$80ほどの出費となります。これは非常に痛い。

とりあえず半分ぐらい買ってみて様子を見ようかな。

数日間の進展無し…

2014年10月22日 | Teardrop Camper
月曜、火曜と作業が出来ていません。
月曜日は長男が調子が悪かった為、火曜日は自分が受けたインフルエンザの予防接種の影響か長男からうつったのか体調が悪かった為です。
この先の作業を考えているのですが、アルミの接着は今日(水曜日)に行う事はちょっと無理そうです。今夜は気温が下がり華氏40度を下回る予報になっています。アルミの接着剤は華氏40度以下では正しく固まらないそうです。木曜日には40度以上になるようなので、アルミの接着は木曜日以降になりそうです。

けどまぁする事はたくさんあるので、アルミの接着が出来なくてもドアのエッジングとか、ドアのスペーサーとか辺りをしましょうかね。

アルミスキン、其の十

2014年10月19日 | Teardrop Camper
今週末は屋根やハッチのアルミを貼る準備をします。
残っているアルミは、0.060厚の5フィート×10フィート1枚と、5フィート×12フィートが1枚です。屋根は10フィートでも長さが足りるので、実は12フィートにする必要はありませんでした。けどデザインは色々変わるから、もしものことを考えたら正しかったでしょうけど。

10フィートの物に形を書いて行きます。

ジグソーで切りますが、傷がつかない様にテープを貼って保護しておきます。
これは切り取った後です。間違えると時間もお金も大きく無駄になるので何度も確認しました。


キャンパーの屋根からトングボックスは同じ一枚を使うので、曲げる必要があります。スチールのアングルで抑えて力任せに曲げました。はっきり言ってアルミを舐めていました。0.060は分厚いとは分かっていましたが、所詮アルミなんて思っていましたが、かなりきつい。思っていた様にクリーンには曲げれませんでしたが、なんとかなりました。予定していたベンダーは作っていませんが、たぶん予定逢ていた物では無理だったと思います。もっと大掛かりな物が必要だったと思います。

試しに乗せて見ます。
曲げた部分を合わせて、まずここで一ヶ所クランプで止めます。

屋根の天辺のカーブのピークでもう一箇所クランプで止め、フロントの端はネジで止めます。


後ろは、屋根の一番後ろをねじでとめ、天辺と端の間にもう一箇所ストラップで止めておきます。


その他ドアの窓の穴を切り抜き、ラッチも合わせて切り抜きました。

写っているのは雲ですが、もう秋ですね。

ギャリーとトングのハッチは板を切るだけで、曲げるのはぶっつけ本番でいいかなって思っています。早ければ明日にでも接着してしまおうと思ってます。

アルミスキン、其の九

2014年10月17日 | Teardrop Camper
ついにはじまりました、アルミスキンの接着作業です!
考えられる工程の中でもう最後の方なので、ラストスパートです。

使う接着剤はボート用で、水中、海水などかなり過酷な環境様の物なので、ほぼやり直しは出来ません。始めたら何があっても終わらせる必要があります。また、この接着剤は空気中の水分と反応して凝固する物なので、一度空けたらほぼ使い切るぐらいの勢いじゃ無いと行けません。その為、クランプなどを使って乾くまでの固定方法などは間違えが無い様に念入りに確認します。クランプを買い足そうかとも思いましたが、買いに行くのが面倒だったのと、無駄遣いは避ける為にある物でどうにかします。
エッジの部分はテープで止めるとして、問題はドア周辺です。極力クランプを使わなくても良い様に、木のフレームを両側に用意し、ストラップを使って固定します。これだけで、半分ぐらいは節約出来ました。
固定の練習です。


接着面を綺麗にする必要があるので、一度アルミを下ろしてミネラルスピリットで拭きます。


場所が無いので助手席側は外です。しかし、これが余計なことでした。夜になり気温が冷え、アルミの表面が濡れてしまいました。乾くまでの貼れません。
けど先に運転席側を貼ります。

これは助手席側に接着剤を塗ったところです。かろうじて写真を撮る余裕がありました。

運転席側はこんな感じですです。


接着剤が少し余っていたのでドアも貼っちゃいました。エッジングはまだしていませんが、たぶん大丈夫でしょう。


これだけで約一本の接着剤を使いました。後一本と小さいのが一本あるのでたぶん足りると思います。
明日は屋根です。

エポキシ塗装

2014年10月15日 | Teardrop Camper
今夜は屋根半分の二度目塗りと、ドアの側面を塗りました。
屋根は今日でなくても良かったのですが、壁のアルミを塗り難くなってしまうと思われるので、先にやっておきます。ドアの側面は、全く忘れていました。エッジングを付けようと思って気付きました。
ドアのエッジングは内側にも外側にも付けるので、外側のアルミは内側のエッジングに合わせてトリミングする必要があります。

エポキシがちゃんと乾いていれば明日にでもエッジングをやってみたいですね。一箇所難点があります。ドアのラッチの部分ですが、実際にやりながら考えます。