ティアドロップ トレーラー キャンパーの自作日記

Teardrop Trailer Camperの作製を設計から作業をずっと記録していきます。完成後はキャンプ記録です!!

窓ノブ

2016年10月31日 | Teardrop Camper
ず~~~~っと言われていた窓ノブをようやく作り直しました。

今まではプラスチック製の窓に付いてきたノブを使っていたわけですが、コレが少し出っ張っていて狭いキャンパー内では邪魔になるのです。(個人的にはそうは思わなかったのですが、妻にそう言われました)
ネットで色々と探してみましたが、薄いタイプのものは見つからず、自分で作るしかありませんでした。ただ、一応は使えているものを作り直すのは他にやる事が溜まっている時はなかなかその気になれません。完成したときから言われ続け、二年以上経ってやっと作りました。

まずは材料を切り出します。固定するネジを中心にした点対称のものなので、45度に切った4つのパーツをつなぎ合わせます。


次に指がかかるように4箇所丸く切り取り、角を丸めます。


後はヤスリをかけて、形を整えます。
窓に取り付ける部分は今までのノブを切り取ってエポキシで固定します。

全てが乾いたらニスを塗って完成です。




どうでしょう、1cmぐらいは出っ張りが解消されましたかね。

冬の旅行

2016年10月21日 | キャンピング
ニューメキシコに行ったことで家族全員の旅行熱に火がつき、みんなでそわそわしながら次の旅行を考えています。

米国での秋から冬にかけての連休は11月末のサンクスギビングデイの連休と年末年始のクリスマス休暇となります。
サンクスギビングデイは別の予定が入っているので、キャンパーで出かけることは無理そうです。となると残されたオプションはクリスマス休暇となります。仕事の関係もあるので、まだ日程は未定ですが、12月は間違いなさそうです。

さぁ12月にキャンプに出かけるとなると、間違いなくテネシーより温かい場所になります。更に片道12時間程度でしょうかね。
ではどのような候補地があるのか。
フロリダ方面だとタンパやオーランド辺りが12時間圏内となります。
テキサス方面だとヒューストンで11時間、もう少し南のコーパス・クリスティで13時間ほどとなります。

この2つだと個人的にはテキサス方面に魅力を感じます。タンパやオーランドはあまりキャンプって感じじゃないですからね。

テキサス方面のコーパス・クリスティまでだと、直で行くには少し遠いでしょう。しかし行きは例えばニューオリンズでワンクッション置いて、帰りはダラスに寄れば十分いけそうです。

簡単に日程をまとめてみます。

1日目:ジャクソン 出発 
    ニューオリンズ 到着 (7時間)
2日目:ニューオリンズ 観光
3日目:ニューオリンズ 出発
    コーパス・クリスティ 到着 (8時間半)
4日目:キャンプ
5日目:キャンプ
6日目:コーパス・クリスティ 出発
    ダラス 到着 (6時間)
7日目:ダラス 出発
    ジャクソン 到着 (8時間)

こんな感じだと、妻希望の都会での食事がニューオリンズで出来るし、キャンプも十分楽しめそうです。最長の移動区間も8時間半程度ですし、キャンパー引っ張ってだと丁度いいぐらいでしょう。

さぁ、家族会議に議題を提出しようかな。

ギャリーのカウンタートップ

2016年10月20日 | Teardrop Camper
ずっと長い間放置してあったギャリーキッチンのカウンタートップですが、少し動きがありました。

その前に少しカウンターについて。
家のキッチンカウンターと同様にかなり激しく使われることが予想されます。もしかするとキャンパーということで、家では置かないような物まで置く可能性があります。釣ってきた魚を置いたり、汚れたキャンプ道具を置いたりなど。この可能性から考えるとやはりある程度耐久性の高い素材が良いと思われます。また、ギャリーハッチがあるのですが、外ですので防水性も加えて考えます。

一般的な家庭用のキッチンカウンターですと、ミネート、タイル、花崗岩や大理石のような石材、樹脂製のソリッドサーフェス、ステンレス等が挙げられます。
この中で石材やタイルは重量や素材の厚みに問題がありキャンパーには向いていないので、候補から外します。
ソリッドサーフェスは耐久性、防水性には優れていますが、厚み的に問題がります。またラミネートは重量や厚みの問題はありませんが、耐久性に問題があります。また、カウンターのエッジの加工等工夫が必要です。

こうなると残されたオプションはステンレスとなります。こんな書き方すると消去法で選んだのかと思われてしまうかもしれませんが、どちらかと言うと逆で、ステンレスを使いたいから他の材料の問題点を挙げたという感じです。

ただ一番の問題はステンレスの板をどう手に入れるかということです。
地元のサプライヤーに問い合わせると板一枚まるごと買うしか無く、値段ももちろんですが余った部分の保管が問題になってしまいます。また、出来ることならカウンターのエッジを曲げて合板を囲む用にしたかったので、この加工方法も考える必要がありました。
この話を本職での取引先に相談したところ必要な分だけ用意して、しかも加工もしてくれるとのことでした。

色々と検討した結果、下の図のようにしてもらうことにしました。

今ある合板のカウンターよりも少し前に持ってきて、カウンターしたの引き出しよりも出っ張る形にします。もしも何かがこぼれたりしても引き出しの中へは入っていかないだろうと思います。けどまぁ実際には取り付けてみるまでどこまで前にずらせるのかはよく分かりません。

無理言って頼んでいるので、いつになるのかは分かりませんが、今年中にはなんとかなるかもしれません。
もちろん、そのためには他にもやらなきゃいけないことがあるのですけど。

お湯

2016年10月17日 | キャンピング
今までキャンプ中に必要なお湯は電気ポットで沸かしていたのですが、ちょっとキャンプらしくないって思ってました。実際に普段家で使っているのをそのまま使っていましたし。

せっかくキャンパーにはストーブが付いているので、火でお湯が沸かせるようにしたいと思っていました。本当はコーヒーが淹れやすいように先の細くなった物が良かったのですが、ウチのストーブは火力が強いらしく溶かしてしまっても嫌なので、あまり高くはない物で落ち着きました。

Chinookのステンレス製のパーコレーターです。
まぁパーコレーターをヤカンとして使います。正直パーコレーターでコーヒーを美味しく淹れれた事が無いのですよね。だから中身は全く必要ありません。

6カップ用です。


中はこんな感じ。

結構しっかりとしてバッグがついてきました。


コレを使ってみた感想です。
持つハンドルの部分ですが、木がステンレスの取手をサンドイッチしてあるわけですが、木の留め具に真ちゅうか何かの金属が使われているため留め具の部分は熱くなってしまいます。タオルか何かを使って掴むしかありません。
コレ以外には特別悪くないと思います。
まぁ後は耐久性ですね。コレばっかりはもう少し使ってみないと分かりません。

大きさ的にはギャリーの引き出しにピッタリ入るので満足です。

さてコレを買ったもう一つの理由として、先日行ったニューメキシコの道中でお湯を沸かしカップラーメンや味噌汁を作りたかったからです。実際に使って結果としては良かったのですが、ホテルや車(もちろん運転中ではありません)で使うときは電気ポットの方が良いですね。外だと風にかなり影響されちゃうので。


ニューメキシコ

2016年10月14日 | 番外編
キャンピングネタと言いたいところですが、訳あってキャンパーは連れていけなかったので番外編です。実際の工程は若干土壇場になって変更となりましたが、シルバーシティ、ニューメキシコ州 旅行計画のメインの目的は果たせました。

今回は車のみでの旅行だったので、走行速度もキャンパーを牽引しているときに比べて時速15マイル程も違うので、予想したほど大変ではありませんでした。それでも総走行距離は2700マイル(4,400キロ)を超える程でしたので、かなりの長距離ドライブとなりました。

初日は朝出発しただただ西に向かって走りテキサス州のアビリーンと言う街まで行きました。テキサスに入って少ししたところからだだっ広い景色になり普段と違う環境がとても新鮮でした。

途中通ったダラス。本当はここで夕食でもなんて思っていたのですが、あまりの渋滞ぶりに躊躇してしまい、素通りしました。田舎者は都会に出ると臆病になってしまいます。

今回の旅行はTearJerkersのマスコット?でもあるTJも同行していたので、要所要所で記念撮影をします。これはテキサスのウェルカムセンターでの一枚です。

あちこちに風力発電の風車ファームがあり、色々な物のスケールに圧倒されます。


2日目は更に西へ向かって走ります。テネシーからシルバーシティまでが約21時間なので、初日に約10時間、二日目が11時間の走行時間となりました。

単調な何もない場所ですが、不思議と退屈しません。非日常感が良いのでしょうかね。こんな風景が永遠に続きます。

周りに生えている植物もテネシーあたりではお目にかかれないものばかりです。

アビリーンを出発してエルパソまでの間はポツポツと街はありますが、正直車が壊れたり何かトラブルがあったらどうしようかと心配になるほど文明から遠ざかってしまう場所が続きます。

走っている左側にメキシコが見えてきたら、エルパソが近づいてきたサインです。そのエルパソを過ぎるとようやくニューメキシコに入ります。



シルバーシティはここから更に3時間ほど行った場所で、正直途中本当にあっているのか心配になるぐらい周りに何もない一本道を進みます。グーグルマップを全面使用して指示のまま目的地を目指します。
実際には予定していたよりも早く着きました。


シルバーシティのダウンタウンです。


シルバーシティの友人宅に3泊もさせてもらったのですが、その間に近くにあるGila Cliff Dwellings National Monumentという国立公園に日帰りで行ってきました。







帰りの行程は予定ではサンタフェへ寄るつもりでしたが、もうすでに満足感がすごくブラブラと工程を減らして帰ることにしました。
帰りに最初に寄ったのは、White Sands National Monumentsと言う国立公園で。大きな砂丘です。



この公園は砂の斜面をソリで滑ることが許可されていて、ギフトショップで買ったらソリで遊びました。雪と違ってあまり滑らないのですが、また違った楽しさがありました。転びまくりなので砂だらけになります。公園の規定として砂の持ち帰りは禁止されているのですが、ポケットなどにお土産以上の砂が入り込んでしまいます。笑

次のストップは宇宙人で有名なロズウェルです。
街中宇宙人だらけです。


夕方について次の朝に出発したので滞在時間は短かったのですが、街を散歩して宇宙人探しをするなど結構楽しめます。もう少し時間があったら博物館など見たかったのですが、今回は省略です。

最後に寄った場所はテキサス州のCaprock Canyon State Parkと言う州立公園です。ここは移動の中間地点に何かないかと探した場所だったのですが、かなりのアタリでした。公園内にバイソンが生息し、その他の動物も動物園でしか見たことないものばかりです。





とまぁこんな感じで簡単にまとめてしまいましたが、久しぶりに充実した満足感たっぷりの旅行でした。子供たちも車での長距離ドライブが大丈夫だと分かりましたし、と言ってもDVD三昧でしたが、運転も一人で完走できたし、色々と自信がついた旅行でもありました。

今までは旅行は4-5時間程度の範囲で考えていましたが、今回の旅行で一気に10-12時間程度でも十分射程距離に考えられるようになりました。楽しみが増えます。