ティアドロップ トレーラー キャンパーの自作日記

Teardrop Trailer Camperの作製を設計から作業をずっと記録していきます。完成後はキャンプ記録です!!

床下収納のテーブル化、其の六

2016年07月29日 | Teardrop Camper
キャンプなのでキャビン内が汚れてしまうのは嫌ですけど、起こりうることだと理解しているつもりです。
しかし何とかして汚しにくく出来るのであれば出来る限りの事はしたいと思っています。

テーブルをキャビン内に用意すれば中で食事をしたりドリンクを飲んだりすることが増えると思います。そこでテーブルにカップホルダーを付けようと思っています。基本的にはコップで飲んだりはさせないつもりですが、コップにしろボトルにしろ倒れにくかったら溢れる事も少なくなると思います。

さて、カップホルダーですが、テーブルの天板に穴を開けるタイプのものを考えています。
ステンレス製なので、コレ自体がコップのようなものですね。

穴を開けてコレを差し込むだけです。

カップホルダーの寸法です。


コレがあれば、テーブルを出し入れする時にこの穴を使って指を引っ掛けることが出来るのではと、もう一つの使い方にも期待しています。

床下収納のテーブル化、其の五

2016年07月29日 | Teardrop Camper
昨晩は子供の学校の用事があり作業が出来ていませんが、テーブルの高さの問題に関して解決法を考えてみました。

目標はテーブルの高さを約3インチ下げる。もう既に作られた部品を一からやり直すこと無く修正して使う。
この二点ですね。

ボルトで止めるための穴は各脚の先端から1インチの所に中心を取っています。穴の直径は0.25インチなので、先端から1.25インチ短くすれば今ある穴を切り落としわからなくすることが出来ます。
よって、赤色と水色の部分は下から1.25インチ短くします。

オレンジと青色は上から1.75インチ分短くすれば約3インチテーブルは低くなります。そしてこの寸法であれば問題なく折りたためるはずです。
今週末は用事があるので、来週になったら作業してみようと思います。

床下収納のテーブル化、其の四

2016年07月28日 | Teardrop Camper
えー、やっちゃいました。思いっきり設計ミスです。
どこでどう間違えたかは思い出せませんが、テーブルの高さを3インチ程(約8センチ)も高くしてしまいました。
作ってしまうまで気が付かなかった自分が恥ずかしいですが、まだ間違え方が長い方でしたので、なんとか今ある部品を少し直したら行けそうです。汗
今日の作業は今まで作った部品の確認だったので、一応目的は果たせた訳ですね…

確認するためにまずは土台になる部分を簡単に作ってしまいます。これはH型の折りたたみ足の部品を予定の場所で固定できるようにするだけのものです。

それを使って折りたたんだ状態に組んでみます。

意外と思っていた様になっています。

問題は広げてテーブルの状態にした時です。

何も固定していないので、手足を使って抑えていないと倒れてしまいますが、高すぎることは十分に理解できました。
床下収納の底からテーブルの上までだいたい25インチ程度の高さにテーブルを持ってくるつもりでデザインしたはずでしたが、実際には28インチ位ありました。
先日のSketchUpの図で確認してみますと、見事28インチほどでした。設計した通りに作れたのは喜ぶべきなのでしょう。笑

修正方法ですが、脚の部品の長さをそれぞれ1.25インチまたは1.75インチずつ短くすればなんとか直るはずです。
ボンドで留めてしまっていますので、ちょっと作業が面倒ですが、多分大丈夫だと思います。

床下収納のテーブル化、其の三

2016年07月27日 | Teardrop Camper
平日の帰宅後の作業の為対して出来ていませんが、プチ進展です。

折りたたみの脚のもう一方のH型の部品を組み立てました。


実は一度作ってボンドで留めている間に寸法を間違えてしまった事に気がついて慌てて作りなおしました。

次はこれらをボルトで繋げてみて動きを確認し、土台を作って高さや全体の動きを確認します。
やり直しにならないと良いのですが…

行きたい場所、其の九 (シルバーシティ、ニューメキシコ州)

2016年07月25日 | 番外編
以前行きたい場所としてニューメキシコ州を考えた事がありました。この時はニューメキシコ州のサンタフェと知り合いのいるシルバーシティの二箇所を目的としたアイディアでしたが、今回はシルバーシティのみで検討してみます。

ルートとしては前回も検討したI-40を使った北回りとI-20を使った南回りとなります。時間にすると南回りが19時間。北回りが19時間半ですので、これだけの長距離・長時間移動ですと30分はほぼ誤差の範囲ですね。

北ルートは、アーカンソー州のリトル・ロックから、オクラホマシティ、アルバカーキーを経由して行きます。
南ルートは、リトル・ロックからダラスを通りテキサス州を横断し、メキシコとの国境近くを通り、エルパソを経由します。
通る場所を比較すると南ルートのほうが色々とありそうです。

ニューメキシコ州の南部にはホワイトサンズ国立モニュメントと言う大きな砂丘があります。この砂丘の特徴は名前からも分かるように砂が真っ白なことです。真夏は結構な気温になるようなので別に夏に行きたいとは思いませんが、真夏以外なら行ってみたと思います。

床下収納のテーブル化、其の二

2016年07月25日 | Teardrop Camper
今週末は最高気温が華氏95度(35℃)ぐらいだったと思うのでガレージ内はサウナのようでした。熱中症に気を付けながらの作業です。

テーブルの折りたたみの脚の部分を作っていきます。

先日のSketchUpの図では脚の部品は3/4インチ厚の木材を2インチ幅にしてデザインしましたが、家に残っている木材の寸法を考慮して1.75インチ程度幅に変更しました。強度的には問題ないと思います。
必要な量の木材を1.75インチ幅に切り揃え、かんなで表面を整えます。このかんなですが、日本で用意して頂いたもので、すごくよく切れます。良く切れすぎて気持ちが良いため、削りすぎてします。

組み立ての段階で寸法を間違えていたりとちょっとドタバタしましたけど、一応ここまでたどり着きました。

折りたたんだ状態。


伸ばした状態。

見たらわかると思いますが、ひっくり返った状態です。

テーブルの真ん中の部分は既に作ってあったので、脚はこの部品の寸法に合わせて作っていきます。

床下収納のテーブル化

2016年07月20日 | Teardrop Camper
幾つか作業が途中の物が残っていますが、テンションを保つために少し新しいことを始めます。

キャンパーの構想を練っている段階から床下の収納部分の床板はテーブルにも使えるようにと考えてきました。
前回のキャンプで丁度食事時間に雨が降ったのですが、子供たちはキャンパーの中で食事をしました。もちろん何も台が無かったので、皿をマットレスの上に置いて食事となりました。確か朝食でホットケーキだったと思うのですが、シロップや飲み物をこぼさないか心配だったのを覚えています。テーブルがあればこぼさないというわけではありませんが、床で食べるよりも良いはずです。何より断然使い勝手が良くなります。

さて、構想するだけなら簡単なのですが、実際にどのようにするかは結構悩みました。と言うかまだ悩んでいます。
一番の課題はテーブルの脚です。

多分簡単な方法は既製品を買って使うことなんでしょうが、ウチのキャンパーはサイズがかなり規格外なので、なかなか良いものがありません。
床とテーブルに金具を付けて棒タイプの脚を使うのが一番シンプルだとは思うのですが、コレだと使うたびに取り付けたり、外したりしないとけません。


出来ることなら伸び縮みするタイプの物が良いと思っています。問題はそのようなものはまずウチのキャンパーに使える既製品は無いであろうということです。と言うことは作る必要があります。ちょっと嬉しい自分がいます。笑

現時点での構想です。
まずこの図が閉じた状態を示しています。一番上の白色の部分がテーブルです。左右に飛び出している二本の棒にテーブルの天板が左右に置かれます。


コレを引き上げてくるとこのようになります。

真ん中の紫色の部分は取り外し出来るようになっており、持ち上げた状態をロックする物です。

今回は結構ややこしいので、実物サイズでモックアップを作って試してみます。


まだしっくり来ていないので、実際の作業には入りませんが、一応方向性は見えてきました。

キッチンの収納力アップ、其の四

2016年07月12日 | Teardrop Camper
大した進展ではありませんが、ちょっとだけ作業したのでご報告です。

以前作ってあったキッチン周りの引き出し類のニス塗りです。

表側は三度塗り、底側は一度だけ塗りました。

写真では見えませんが、塗るものを台から浮かせる道具を今回使ったのですが、小さなことですが、非常に便利でした。

塗り終わったものを付け直して完成です。と言ってもまだ引き出しのフロントパネルはこれからです。


フロントパネルに関して少し。

シンクの引き出し、大型引き出し、真ん中の引き出し2つ、ストーブの引き出しと5箇所の引き出しにはフロントパネルを作る予定です。出来上がったらキャビン内のキャビネットのようになるはずです。

キャビン内のキャビネットはフレームをAspen材、真ん中はBirch合板を使って作りました。問題は近所の店ではもうAspen材が手に入らなくなってしまったということです。正直言ってAspen材は柔らかい木材なので、あまり加工しやすくはありません。色がBirch合板に近いという理由で使っていました。この先Aspen材が手に入らなくなると別の木材を使うことになるわけですが、やっぱり見た目が出来る限り近いものにしたいと思っています。キャビンとギャリーであまりにも違いすぎるのは気持ち的に許せません。

考えられる種類は、White Oak、White Maple、Birchと言ったところでしょうか?色だけで考えればこれら3種類とも近いと思いますが、White OakもWhite Mapleも少し木目が違うと思います。Birchは合板で使っているから色も木目も良いのですが、合板以外ではなかなか手に入らない木材です。ネットで探せばウェストコーストにはあるようですが、仕上げ用の木材に関しては確認せずに買うのはちょっとリスクが高すぎます。

どうしようか悩んでいた所、もしかしたらですが、使えそうなものを見付けました。

フローリングの材料で、Birch材のものがありました。3/4インチ厚で2.25インチ幅、長さは本当かどうかは良く分かりませんが、76インチとなっています。必要な厚さは1/2インチ程度なので、少し削る必要がありますが、裏面は凸凹が付いているのでどちらにしろ平らにする必要があります。表は既に仕上げのニスが塗ってあるのですが、このまま使うか削りとって塗り直すかします。

20平方フィートで約$60、合板と同じぐらいですね。
もう少し検討してみます。

水漏れ修理

2016年07月04日 | Teardrop Camper
去年の秋のキャンプ中に発覚していたハッチの水漏れをようやく修理しました。

この時はまだColemanの大型シェルターを導入する前だったので、キャンパーの上に被せるシェルターはありませんでした。その為ハッチを開けた状態で雨に降られると、ハッチを留めているハリケーンヒンジの部分に水が流れてきます。
この写真はハッチのハリケーンヒンジの部分のクロースアップです。手前がハッチになります。このヒンジを取り付けた時は確かButylテープが無かったので、コーキング剤のみで防水加工を試みました。矢印の部分に隙間があるのがわかると思いますが、時間が経つに連れてコーキングが剥がれてきたようです。


ハッチを上げるとこの隙間目掛けて水が流れることになるので、ここから中に入り、ギャリーの方へと水漏れしたと思われます。

さて修理の方法ですが、ハッチからヒンジを取り外し、今回はButylテープを使ってヒンジを付け直します。更にヒンジの上からハッチサイドにもネジで固定します。通常はこの線の部分にはネジで固定せずに使用するようなのですが、明らかにあった方がいいと思われます。

文にすると簡単そうですが、ハッチは重たいし、面倒な作業だったので、今まで放置されていました。

まず最初は少しでも軽くするためにハッチの裏側のパネルをすべてはずします。


後はひたすらヒンジを外していくだけです。Butylテープもコーキングもヒートガンで熱すると柔らかくなって剥がしやすくなります。

ヒンジがキャンパー本体から外れたら、ハッチを下にずらします。

ずらした時に壁についているガスケットがダメになったので、後で交換します。

ハッチからヒンジの片割れを剥がします。このコーキングは木の表面やネジなど表面に凹凸がある物同士は非常によくくっつくのですが、アルミのスキンとアルミのヒンジなどのようなツルツルの表面同士だと時間が経てば剥がれてしまうようです。特にこの部分はハッチを開けるたびに動いてしまうため更に良くないようです。
この様に手で引っ張ると綺麗に剥がれます。涙


全ての部品を外し終えたらそれぞれからButylテープやコーキング綺麗に拭き取ります。
それが終われば後はButylテープをヒンジに挟み固定し直すだけです。

Butylテープは熱で柔らかくなるので、暑いガレージ内で暖められ隙間から押し出されてきます。これで作業は終わりですが、もう少ししたらこのはみ出した分を少し取り除きます。ある程度は残しておいたほうが冷えて収縮した時に対応できると思われます。