葬祭業コンサルティング日記

船井総合研究所において、葬祭業を専門にコンサルティングを行っている前田亮の気付きやマーケティングに関することを発信

進む終活。不足する終活理解。

2013-08-19 12:40:17 | その他
先週のお盆は実家に帰って久しぶりに両親と話をしました。

両親は終活という言葉は知りませんでしたが、そのような話を自然とする
時間がありました。

どうやら銀行かどこかの窓口で保険を勧められたようです。

その時に窓口の担当に言われた

「保険に入っておけば、相続の面でも良いですよ」

という言葉が母親の頭に残っており、その話ばかりしていました。


どういった流れの中での会話かがわからないので、確定はできないのですが、
おそらく「相続の面で良い」と言った理由は、手続き上の手間の問題でしょう。

保険の受取人を誰か家族にしておけば、銀行口座を引き出すための手続きよりは
手間がかからない。おそらくそう言う話だと思います。


ただ、母親からすれば、「保険に入れば相続税で子供に面倒がかからない」という
ニュアンスを持っていた様子でした。


相続の話などがごく自然と家族の会話で出てくるような年齢と、そして時代になった
のだなぁと感じる一方、こういった間違った理解でもって解釈している人も多くいる
のかもしれないと思いました。

私は葬祭業のコンサルティングをしているので、一般の方よりはこういった知識が
多少はあり、そのために家族でいろんな話ができましたが、普通は間違った解釈で
話が進んでしまい、いざという時に「話が違う」なんてことが起きてしまうかもしれません。

こういった知識もなるべく多くの人がもって、正しい知識を伝えることができる人が
増えれば、確かに多くの人が救われるんだろうなと感じる出来事を実家で体験できました。

本日もありがとうございます。


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