ときどき
ご無沙汰しています。特に変わりなく元気に過ごしています
今は火・水曜日とパソコン教室のインストラクターのお仕事をしながら…
月・木・金曜日と実家の会社に行き、経理システムの見直しを行っています。
実家の会社の経理システムは専用のサーバーを立てておらず作成したのも10年前と
かなり古くなっているため、専用サーバを構築し経理システムを改修する予定で
進めています。
とりあえず社員のPCが3台あり重要なデータがバラバラで保存してあるため
まずはファイルサーバーを構築しました。H/Wスペックは以下の通りです。
ベアボーン:SH67H3(マザー:H67Express,電源:80Plus 300w)
CPU :Corei3 2105(3.1GHz 2コア/4スレッド:HDGraphics 3000:TDP65w)
メモリ :8GB(DDR3-1333 4GB x 2枚)
DVD :DVD-RAM Drive(安物)
HDD :1TB(日立製1TB x 2機 RAID-1)
USB :1TB(バックアップ用HDD:USB2.0接続)
OS :Windows7 Professional SP1 64bit版
SOHOサーバーならOSはWindowsHomeServer2011だろと言われそうですが
WHS2011のディスク管理はブラックボックス化されていて良く分からず…
HDDはRAID化しないでくださいとの注意書きがあり (;^ω^)
そんな得体のしれない物に会社の大事なデータを任せられないと思い
Windows7 Professional SP1にしました。
メモリは仮想環境でDBサーバーを構築する予定のため8GBと多めに搭載し
HDDはRAID-1でミラーリングして、かつ毎日外付けHDDでバックアップを
行うように設定しました。二重に守られているので安全でしょう。
現在、会社の経理システムはExcelVBA+Acccessで動かしていますが
DBの内容を全てのPCで参照しようとすると共有フォルダを使う形になり
つながっているPCから全て丸見えの状態になるので今回改善する事にしました。
また近い将来、消費税率が上がる時に備えプログラムも改修予定です。
で、まずはDBサーバーを如何しようかと考えた結果…
将来性も考慮しホストOSに縛られない仮想環境上で動作の軽いLinux Serverを
動作させ、DBにはフリーで実績のあるPostgreSQLを使う事にしました。
Linux ServerはUbuntu11.04 Serverをチョイス…
http://www.ubuntulinux.jp/products/JA-Localized/download
上記のHPから最新の日本語RemixCDイメージを拾ってこれます。
仮想環境はVM Virtualbox4.1.2を導入…VMwareWorkstation7も考えたのですが…
VMwareはVMWarePlayer以外有料ですし、フリーソフトではVirtualboxの方が
多機能で動作が速く、ホストOSに悪さをしないという事で決めました。
本来Ubuntu ServerにはLAMP(Linux+Apache+MySQL+PHPetc)がワンパックで
入っていて直ぐにクラウドサーバーとして環境を構築できるのですが…
今回Webで動作するアプリを作るわけでも無いのでApacheとPHPetcは使わず
自分がMySQLよりPostgreSQLに慣れているためDBにPostgreSQLを起用しました。
ある程度DBサーバーとして動作する状態になったので、それまでの設定工程を
メモとして書き残して置きたいと思います。
1.Virtualbox4.1.2のインストール(自動で行われるので注意事項は特になし)
2.Ubuntu Server11.04のインストール(CDイメージから半自動)
3.基本Linux ServerはCUIで使い辛いためGUIに変更
X Windowをインストール…以下のブログを参考に設定
http://blogs.dion.ne.jp/tracks/archives/9622434.html
4.GUIは初期設定では英語なので日本語に変更
5.そのままではひらがなが入力できず日本語変換もできないため
システム設定=>言語サポートからの日本語入力を下記の画面のように設定
6.PostgreSQLのインストール…以下のブログを参考に設定
http://itmst.blog71.fc2.com/blog-entry-45.html
7.コマンドでDBサーバーを操作するのは面倒なため pgAdmin3 を導入
以下のブログを参考にインストール&設定
http://www.kkaneko.com/rinkou/postgresinstall/pgadmin3.html
8.テスト用のユーザー・DB・テーブルを作成
9.ネットワーク越しにpostgreSQLを参照できるようにクライアントPCに
ODBCドライバをインストール
※注 Office製品は32bit版を使用しているため32bit版のドライバを使用
クライアントOSが64bit版の場合コントロールパネルの管理ツールを
使用せず"C:\Windows\SysWOW64\odbcad32.exe"を実行して
PostgreSQLODBCドライバをインストールする事
64bit版のODBCドライバをインストールしても接続できません
10.クライアントPCからAccessなどで外部データベースに接続する
ここまでは出来たので、今後AccessのDBをPostgreSQLにエクスポートして
DAO接続からADO接続にExcelVBAプログラムを修正していきます。
これによりクライアントPCにはExcelVBA/DBサーバーにはPostgreSQL
を使用する形になりAccessを使っていた時よりも安全性が格段に上がります。
しかしpgAdmin3は便利ですね。GUIでデータベースを一元管理できるし
テーブルを作成するのにSQLコマンドを入力しなくても良いのはありがたいです。
全ての移行が終わった後、消費税対策を検討していきたいと思います。
以上・DBサーバー構築の自分用メモでした。
ご無沙汰しています。特に変わりなく元気に過ごしています
今は火・水曜日とパソコン教室のインストラクターのお仕事をしながら…
月・木・金曜日と実家の会社に行き、経理システムの見直しを行っています。
実家の会社の経理システムは専用のサーバーを立てておらず作成したのも10年前と
かなり古くなっているため、専用サーバを構築し経理システムを改修する予定で
進めています。
とりあえず社員のPCが3台あり重要なデータがバラバラで保存してあるため
まずはファイルサーバーを構築しました。H/Wスペックは以下の通りです。
ベアボーン:SH67H3(マザー:H67Express,電源:80Plus 300w)
CPU :Corei3 2105(3.1GHz 2コア/4スレッド:HDGraphics 3000:TDP65w)
メモリ :8GB(DDR3-1333 4GB x 2枚)
DVD :DVD-RAM Drive(安物)
HDD :1TB(日立製1TB x 2機 RAID-1)
USB :1TB(バックアップ用HDD:USB2.0接続)
OS :Windows7 Professional SP1 64bit版
SOHOサーバーならOSはWindowsHomeServer2011だろと言われそうですが
WHS2011のディスク管理はブラックボックス化されていて良く分からず…
HDDはRAID化しないでくださいとの注意書きがあり (;^ω^)
そんな得体のしれない物に会社の大事なデータを任せられないと思い
Windows7 Professional SP1にしました。
メモリは仮想環境でDBサーバーを構築する予定のため8GBと多めに搭載し
HDDはRAID-1でミラーリングして、かつ毎日外付けHDDでバックアップを
行うように設定しました。二重に守られているので安全でしょう。
現在、会社の経理システムはExcelVBA+Acccessで動かしていますが
DBの内容を全てのPCで参照しようとすると共有フォルダを使う形になり
つながっているPCから全て丸見えの状態になるので今回改善する事にしました。
また近い将来、消費税率が上がる時に備えプログラムも改修予定です。
で、まずはDBサーバーを如何しようかと考えた結果…
将来性も考慮しホストOSに縛られない仮想環境上で動作の軽いLinux Serverを
動作させ、DBにはフリーで実績のあるPostgreSQLを使う事にしました。
Linux ServerはUbuntu11.04 Serverをチョイス…
http://www.ubuntulinux.jp/products/JA-Localized/download
上記のHPから最新の日本語RemixCDイメージを拾ってこれます。
仮想環境はVM Virtualbox4.1.2を導入…VMwareWorkstation7も考えたのですが…
VMwareはVMWarePlayer以外有料ですし、フリーソフトではVirtualboxの方が
多機能で動作が速く、ホストOSに悪さをしないという事で決めました。
本来Ubuntu ServerにはLAMP(Linux+Apache+MySQL+PHPetc)がワンパックで
入っていて直ぐにクラウドサーバーとして環境を構築できるのですが…
今回Webで動作するアプリを作るわけでも無いのでApacheとPHPetcは使わず
自分がMySQLよりPostgreSQLに慣れているためDBにPostgreSQLを起用しました。
ある程度DBサーバーとして動作する状態になったので、それまでの設定工程を
メモとして書き残して置きたいと思います。
1.Virtualbox4.1.2のインストール(自動で行われるので注意事項は特になし)
2.Ubuntu Server11.04のインストール(CDイメージから半自動)
3.基本Linux ServerはCUIで使い辛いためGUIに変更
X Windowをインストール…以下のブログを参考に設定
http://blogs.dion.ne.jp/tracks/archives/9622434.html
4.GUIは初期設定では英語なので日本語に変更
5.そのままではひらがなが入力できず日本語変換もできないため
システム設定=>言語サポートからの日本語入力を下記の画面のように設定
6.PostgreSQLのインストール…以下のブログを参考に設定
http://itmst.blog71.fc2.com/blog-entry-45.html
7.コマンドでDBサーバーを操作するのは面倒なため pgAdmin3 を導入
以下のブログを参考にインストール&設定
http://www.kkaneko.com/rinkou/postgresinstall/pgadmin3.html
8.テスト用のユーザー・DB・テーブルを作成
9.ネットワーク越しにpostgreSQLを参照できるようにクライアントPCに
ODBCドライバをインストール
※注 Office製品は32bit版を使用しているため32bit版のドライバを使用
クライアントOSが64bit版の場合コントロールパネルの管理ツールを
使用せず"C:\Windows\SysWOW64\odbcad32.exe"を実行して
PostgreSQLODBCドライバをインストールする事
64bit版のODBCドライバをインストールしても接続できません
10.クライアントPCからAccessなどで外部データベースに接続する
ここまでは出来たので、今後AccessのDBをPostgreSQLにエクスポートして
DAO接続からADO接続にExcelVBAプログラムを修正していきます。
これによりクライアントPCにはExcelVBA/DBサーバーにはPostgreSQL
を使用する形になりAccessを使っていた時よりも安全性が格段に上がります。
しかしpgAdmin3は便利ですね。GUIでデータベースを一元管理できるし
テーブルを作成するのにSQLコマンドを入力しなくても良いのはありがたいです。
全ての移行が終わった後、消費税対策を検討していきたいと思います。
以上・DBサーバー構築の自分用メモでした。
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