先日、高校時代の同級生から「PCのセットアップを手伝って欲しい」
と連絡があったので、久しぶりに友人宅へお邪魔してきました。
セットアップするPCは 2年以上前に私がお勧めしたものだったのですが…
買って開封せずそのままになっていたようです。
CHUWI(ツーウェイ)という中国製の「HeroBox」という小型のデスクトップPCで、ネットの閲覧、動画視聴、オフィス用途でしか使わないのであれば必要にして十分と判断してお勧めしました。
主なスペックは下の通りです。
CPU:Celeron N4100(4コア)
MEM:8GMB ※2GBx4と認識されていた
HDD:180GB SSD4 ※M.2 SATA接続
その他:ファンレス仕様
2年前の価格は3万円弱…今ならAmzonで1.5万円で購入可能です。
CPUが Celeron N5100 に強化された後継機も1.9万円で販売されており
非常にコスパに優れた製品です。
ただし新型になってCPUの発熱量が上がったため、ファンが搭載されたので無音ではなくなってしまったようです。
今となっては新旧どちらのモデルも非力感が否めないので同じ3万円を投入できるのであれば、Corei5を搭載したリファビッシュ品(中古の整備済み)の購入をお勧めします。
話を戻して…
友人宅に 10時に到着し早速 Widnowsのセットアップを始めたのですが、
ブルースクリーンのオンパレードを食らいました (;´・ω・) エッ
2時間かけ、何とかWindows10の設定を終え、Widnows Update を実行するとフリーズ…何かがオカシイ。このPCには SSDのアクセスランプが無いのでタスクマネージャーで監視しようとしたらブルースクリーン。お手上げです。
SSDに負荷が掛かるとフリーズするので、HWの不具合…特にSSDが怪しいと踏んで一旦このPCを預かる事にしました。
ネット上の写真で、このPCのHW構成を確認したところ、SSDは M.2のSATA規格のSSDで、別途 2.5インチHDDを搭載できることを確認したので、一旦M.2のSSDを取り除き、2.5インチ1TBのSSDに置き換えWindow11をクリーンインストールすることにしました。
裏蓋は+ネジで止まっているだけでしたが、その内1つに封印シールが貼られているので、これを剥がした時点でメーカー保証は無くなります。今回の場合、購入してから2年以上経過しているので初期不良だったとしても保証は効かないので問題なしです。
HeroBoxの構造や詳しいレビューは、PC Watchの記事で取り上げられているので、そちらをご覧ください。
で、結論から言うと M.2のSSDを取り外したらブルースクリーンやフリーズは無くなりました。
最初は横着してM.2のSSDを取り除かず、2.5インチのSSDを取り付け、そちらへWindowsをインストールしようとしてもダメだったので、結局全バラする破目になりました。
赤の枠内が諸悪の根源の M.2 SSDです。
こいつです、こいつ。
2.5インチ 1TBに Windows11をインストールすることはできたのですが、次なる問題が…ドライバーが見つからない orz
公式サイトを覗いてもリンクが切れていてダウンロードができませんでした。
ここからドライバ探しの旅が始まります。
ここにたどり着くまで、結構右往左往してしまいました。
デバイスマネージャーから全てのドライバーを更新し一件落着かと思いきや、次なる問題が…
1コアのみ使用率100%から下がらない。※Systemタスクが原因
これに関しては様々な要因が考えられ、この不具合がどの事象に該当するのか全く分からなかったので、ググって効果があると報告を受けているものを全て試してみましたが結果は惨敗
セーフモードで起動しても、CPU使用率は変わらず1コア100%のまま。
最終手段のOS再インストールしても直らなかったので、これは何かしらのハードウェアが問題を起こしている可能性が非常に高く、つまり手詰まりとなりました。
1コアのみの負荷という事もあり他の3コアは正常に動作しているので、友人にはこの状態で返却することにしました。何だか負けた感じがして悔しいですがハードの問題では何ともなりませんから…
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