先々週の土曜日(12月11日)に妻を後ろに乗せ、長男とninja250の慣らしツーリング行ってきました。目的地は愛知県知多半島の最南端の師崎です。距離にして往復150kmほど…
今回は、このツーリングで感じたことをninja250(2022)のレビューとして投稿します。
自宅(名古屋市)から23号線を使い緑区まで進み途中、自動車専用道路(155号線)を通り、出発から1時間半程経過したところで1回目の休憩を…
コンビニで飲み物を買い15分ほど休憩した後、道の駅的な場所で昼食をとり(写真を撮るのを忘れていました)海が見える素敵スポットへ向かいました。
海の景色を堪能し更に1時間程かけ、知多半島の最南端の師崎港へ
師崎港は車だと有料駐車場しかありませんが、バイクは無料で止められ場所があるのでありがたいです。写真には写っていませんが、この日は暖かかったこともあり多くのライダーが来ていました。バイクでツーリング言えば YAEH !ですよね。すれ違った半分くらいのライダーがやってくれました。
この日はとても良い天気で最高気温も17℃とツーリング日和でした。
そしてもう一つの素敵スポットへ、冬の知多半島の海水は綺麗で写真映えします。夏は…行こうと思いません。
この場所でゆっくりし過ぎて14時半になってしまったので、少し急いで「えびせんべいの里」へ向かいました。「えびせんべいの里」の写真を撮り忘れましたが、変わり映えしないので、まぁいいかなw…そこで無料サービスのホットコーヒーを頂き、せんべいを 4袋買い帰路につきました。
18時に無事に帰宅。周りはすっかり暗くなっていました。
総走行距離は約160Km。ガソリンを満タンにしてから60Km程走った後なのでオドメーターは220Kmを超えていました。この時点で燃料は半分(メーター読み)程残っていました。燃料タンクは14Lなので7Lのガソリンを使い30Km/Lほど走行できた計算になります。
YZF-R125では35~40Km/L、CBR-954RRでは10~16Km/Lなので、排気量なりの燃費です。ただこの2台とは異なりレギュラーガソリンなので、お財布に優しい仕様です。
その後、別日に大須まで行って総走行距離は250Kmを超えましたが 慣らしが終わるのはまだまだ先になりそうなので、まずはこの段階で ninja250のインプレッションをしたいと思います。
・エンジンについて
レッドゾーンは 13,500rpmから始まっているので、慣らしの間は 6,000rpm縛りで走行してきました。自動車専用道路で6速 6,000rpmで83km/h出ていたので小排気量だからといって高速走行は辛いということは無さそうです。
アイドリングは 1,400rpmで安定し低回転(2,000rpm)からの発進もエンストせず粘ってくれます。ただこの状態で大きくアクセルを開けるとノッキングするので、発進は2,500rpm以上回してからクラッチを繋ぐ方が良さそうです。4,000rpm辺りからトルクが増しエンジンの回転も滑らかになるのですが…小排気量がゆえ、高いギヤでアクセルを大きく開けても加速感はあまりありません。4,000rpm~6,000rpmではトルクはフラットで、低いギヤで引っ張ればまだまだこれから加速するぞーという感じがします。2気筒エンジンですが最高出力は 37ps/12,500rpmなので高回転型のエンジンなのでしょう。早くぶん回して乗りたいです。
・ミッションについて
凄くカッチリしていてシフトフィーリングはとても良いです。カワサキには申し訳ないのですが良い意味で裏切られました。逆にカッチリし過ぎていて、停車しないとニュートラルに入れずらく減速中ににニュートラルに入れそのまま停車という行為が困難です。まぁそのお陰でギヤ抜けは無さそうですが…
・ブレーキについて
始めは「ブレーキ効かねー」と思いましたが、パッドのあたりが出ていないだけでした。暫くするとしっかり効くようになりました。そのフィーリングは、いきなりガツンと効くのではなく握れば握る程しっかり効いていく感じです。
・ハンドリングついて
車重の軽さとマスの集中化のおかげか重心を車体中央に感じるので、思いのままに素早く切り返すことができます。以前ジムカーナをやっている方にVTRやVTZを試乗させて貰ったことがあるのですが、低重心で走行中バイクが立とう立とうとするので、ライダーが積極的に体重移動しなければなりませんでした。それを考えると非常に素直なハンドリングに感じました。
・サスペンションについて
フロントは正立フォークですが剛性は高くダンパーもしっかりと効いているため、ブレーキング時に沈み込み過ぎず良い感じです。リアサスは硬めで路面のギャップを結構拾います。二人乗りで丁度良い感じでした。タイヤがバイアスなのを考えると硬すぎに思えます。イニシャルが付いているので慣らしが終わり峠などを走る際に調整したいと思います。
・乗り心地について
ハンドルがの位置が高くて近く、シート高が低いのに合わせステップが低く乗車位置の真下にあるのでライジングポジションは前傾にならず棒立ちに近い状態になります。そのため全体重の殆どがお尻に集中します。にも拘わらずシートが薄くて硬いので、すぐにお尻が痛くなります。私は身長176cm 体重80kgなので、私より身長が低く軽い方は足つきが良く丁度いいのかも知れません。自分にはお尻が痛すぎて長距離運転は無理と感じました。バイク用の座布団を買おうかと思いましたが、メーカーオプションで肉厚なハイシート(30mmシート高が上がる )があったので購入し今回のツーリングで試したところ、お尻の痛さは3分の1くらいに激減しました。今後ノーマルシートを使う事は無さそうです。メーカー側もハイシートをオプションで設定しているという事は、私と同じような状況になる人が居ると分かっていると思うので、車体購入時にどちらのシートにするか選べたら良かったのですが…
今後について
まずはバックステップを入れたいです。もう少し前傾姿勢になりお尻への負担を減らしたい、それだけなので安物で十分です。その次はタイヤです。標準のバイアスタイヤは硬いうえに乗り心地が悪くグリップ力に不安を感じるのでラジアルタイヤ(ピレリかなぁ)を入れたいと考えています。
マフラーですが、スリップオンであれば音量が大きく音が低くなるだけでエンジン出力が上がるわけではなさそうなので保留です。まぁ軽くなるメリットがあるにはあるのですが…パラツインで音が大きいのはあまり好みではないので微妙です。
まだ高回転で走らせていないので、慣らしが終わった後の走りが楽しみでなりません。慣らしが終わったら、この続きをブログに上げたいと思います。