富士塚No23
池袋氷川神社の概要
池袋氷川神社は、豊島区池袋本町にある神社 です。池 袋氷川神社の創建年代は不詳ですが、池袋という地名 が永禄二年(西暦1559年)の「小田原衆所領役帳」に 記載されていることから、この頃には村鎮守として創建していたと推定されます。
一の鳥居 参道を進みます。
道路を挟んで二の鳥居
拝殿
末社
さて、富士塚は拝殿の左側にありました。
説明書き
池袋富士塚 富士塚は、さまざまな理由から富士登山がで きない人たちも、これに登れば富士山に登った のと同じ霊験が得られるとして、江戸時代後期 以降、現東京都域および近隣地域に各富士講集 団を単位として築造されたものである。高さ約 五メートル、東西幅約一三メートル、南北幅約 一八メートルを測り、全山がボク石(※ 溶岩石です)で覆われている。登山道は正面部分に電光 形に設けられており、その道筋ははっきり確認できる。 この富士塚は、明治四五年(1911)六月に池袋 月三十七夜元講によって築かれたものである。 塚内に造立された講碑から、歴代先達の名前や 近隣の富士講集団とのつきあいの様子が知られ る。一般に、富士塚の石造物は、頂上に奥宮、 中腹向かって右には小御嶽社をあらわす石祠、 中腹向かって左には烏帽子岩を配置するのを基本としている。池袋富士塚の石造物は、こうし た特徴を備えているほか、経ヶ岳(日蓮ゆかり の霊地)を示す題目碑、合目石、講碑、教祖角行像、一対の天狗像、さらには胎内が配置され ており、充実した石造物群を構成している。 豊島区に残された数少ない富士塚のひとつと して、また池袋本町地区に展開した民間信仰を 考えていくうえでも貴重なことから、平成十年 (1998)六月に東京都豊島区指定史跡となり、保 存がはかられている。
平成十一年三月 東京都豊島区教育委員会
残念ながら「山に登ってはいけません」の文字が・・・残念。
それよりも目に入ってきたのは中腹にあるこちらの石像は説明書きの教祖角行さん?
お猿さんお石像があります。
ちなみに毎年7月1日は山頂まで登ることができるそうです。
小御嶽神社と一対の天狗像
山頂の祠
胎内
号目石もしっかりとありました。
毎年7月1日が山開きで登山が可能という富士塚が結構ありますが登ってみたい富士塚の一つでした。
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